昨晩、19:30~21:30分 代官山蔦屋書店で開催された、
大石芳野さん(写真家) 『福島 FUKUSIMA 土と生きる』(藤原書店発行)
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園子温さん(映画監督) 『希望の国』
お二人のトークショーに出かけました。
前半の1時間は、大石さんのスライド&トーク
後半の1時間が、お二人のトークショー
でした。
お二人は、東日本大震災のあと現地に出かけ、その後もずっと福島に出かけられています。
会場は、蔦屋書店のカフェースペース。
定員60名。大石さんの教え子、園さんの映画のファン、実際に福島に出かけられた方、福島出身の方etc、大勢の方々がいっぱいの集まりました。
お二人からのメッセージとしては、
福島他東北の方々のことは忘れないで欲しい。
どのような形でも、これからでも良いので、現地に足を運んで欲しい。
というものでした。
園さんのお話で面白かったのは、
園さんは、放射線測定器を二台もっているそうです。
東電福島原発事故後、現地に入る時も、東京にいると時も、ご自宅でも、こまめに測定したそうです。
ところが、時間が経つに従って、少しずつ放射線量に慣れてきました。
カナダに出かけた時にびっくりしたしたことは、「放射線量ゼロ」の場所があったということです。
日本国内でも、東電福島原発事故前は、「放射線量ゼロ」の場所がありました。
残念なことに、日本国内に「放射線ゼロ」の場所が無くなってしまったそうです。
過敏なることはないと思いますが、慣れてしまうのが恐ろしいですね。
子ども達の内部被曝についても、政府の発表や報道では、
たいしたことがないようなないようですが、
現実的には、内部被曝にあった子ども達もいるようです。
東電福島原発だけでなく、日本国内にある原子力発電についても、
しっかりと注視し続けるが大事ですね。