明日、周防政行監督の『終の信託』公開されるそうです。
10月25日発行の「夕刊フジ」で、次の言葉を拾いました。
学生時代は「普通」が嫌いで、ひたすら個性的であろうとした。教科書を風呂敷に包んで大学に通ったりもした。けれども、無理をすればするほど苦しくなる。そんな呪縛が解けたのは、映画を撮り始めてからだ。
「個性って、出そうと思っても出るもんじゃない。隠しても出ちゃうもの。自分のやりたいようになれば個性が出る。それに気がついてから、すごく楽になりました」
だから観客を面白がらせようとか、素晴らしい作品にしようとか、まるで考えない。
「僕が感じたものを観客の皆さんに届けたいだけ。ただし、届け方は工夫しますよ」それがエンターテイメントにつながります。
近々、映画館に出かけようと思う。