先程、1月の【くりのみ会】道元とカウンセリングコースから帰宅しました。
霙模様のお天気のなか、
総勢11名(男性8名 女性3名)の方が参加してくれました。
新しいお仲間(男性)をお迎えしました。
『正法眼蔵・海印三昧』の音読
坐 禅
そして、今晩から、講師のtenjin先生の『正法眼蔵・神通』の講義をお聞きしました。
「神通」というと、一般的には「特別な超能力的な力」を想像されますが、道元さんはそのようにはとらえていません。
道元さんは、「神通は、日常のいとなみのなかにあり」と教えて下さっています。
今晩の勉強の中で気になった箇所は、
「仏の神通は不可思議なり」
そうそう、唯円さんは『歎異抄』の中で、師の親鸞さんの言葉を紹介しています。
「念仏には、無義をもって義とす。不可称・不可説・不可思議のゆへにと、おほせさふらひき」
「不可思議」とは、「言葉が届かない世界」ということでしょうか!
現代人は、何でも頭で分かってしまっています。
一方、仏道では、「不可思議」を大変重要なこととしております。
「人間にとっての豊かさ」を考えさせられます。