スポーツジムでこだわっていることが三つある。
①バランスボール
②足の裏への刺激
③ふくらはぎのストレッチ
中でも、足の裏への刺激である。
具体的には、テニスボールに乗ったり、鉄パイプに乗ったり、階段でつま先立ちしたりetcといった具合である。
足の裏関連で、昔話を一つ紹介しよう。
若い頃、夏休み・冬休みは、ヨーロッパに独り旅に出かけた。
お金がなかったので、格安航空券を利用。
特に、キャセーパシフィックにはお世話になった。
帰路、香港で2~3日滞在して帰国したのだが、滞在中に1~2度足の裏マッサージに出かけたことがある。
すりこ木のよううな棒で足裏各所を押していく。
その痛いのなんの。飛び上がる痛さである。
そうすると、
「ここ、痛いの、肝臓悪いね」
「ここ、胃が悪いね」
「ここ、膵臓ね」
etc
と、独特のイントネーションでの日本語で教えてくれくれる。
苦い・痛い、昔の「足の裏」の思い出。
そうそう、35年程の昔、高野山で詩人の坂村真民さんにお会いしたことがあった。
その頃は、そんなに有名ではなかったなー。
坂村真民さんには、『尊いのは足の裏である』という詩があいましたよねー。
『尊いのは足の裏である』
尊いのは
頭でなく
手でなく
足の裏である
一生人に知られず
一生きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ