近代映画協会を設立して60年。
22日に98歳の誕生日を迎える新藤兼人監督の言葉を、読売新聞(4月15日朝刊)から拾いました。
「こういうものを作って下さいと、言われて作ったものはない。純粋に映画を追い続けるということばかりやってきました」
「誰の指示を受けず、どんな制約を受けることもなく、自由に映画を作りたい」
「映画作りのありかたとして、若い人にも見てほしい」
「本当のことの一端を言って、死にたい」
「車いすで現場に行く。身体的にはほとんど自信がないんだけど、長いことやってきたんだから、はいずり回ってでも、最後の作品を作ってみようと思っている」
「外に出られないから、テーブルに向かってシナリオを書いている。これを言っちゃいけないけど、僕よりうまいライターはいないと思っている。だから、シナリオを書きたい、これからも」