法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

鷲田清一の言葉

2009年05月26日 22時58分57秒 | 日乗

午前中、中央図書館に出かけて二冊借りてきた。

 

『感覚の幽(クライ)風景』鷲田清一著 紀伊国屋書店
『まなざしの記憶』鷲田清一 植田正治

 

鷲田清一さんのプロフィルをネット拾う。

哲学をベースに身体、他者、所有、規範、制度などの問題を論じてきたが、近年は<顔>論、モード論の独自の研究領域を開くとともに、現在は哲学の発想を社会が抱え込んだ諸問題へとつないでいく臨床哲学のプロジェクトと取り組んでいる。

鷲田清一さんのことは、臨床心理士のS先生に教えていただいた。
昨年から、読み始めはまっている。

『まなざしの記憶』の中で次の言葉を拾った。

聴くというのは、相手の言葉をきちんと受とめることである。理解できるかできないかは、ふつう思われているほど重要ではない。それより話すほうが「わかってもらえた」「言葉を受けとめてもらえた」と感じることが重要である。

「傾聴できた」といくことよりも、「傾聴しよう」とする聞き手の熱意が、話し手の心情に響くのである。

 

ログランキングに参加しています。応援(クリック)お願いしま。 
  
にほんブログ村ブログランキング参加用リンク一覧  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危機一髪

2009年05月26日 22時36分41秒 | 日乗

危機一髪と言っても、人間様の話ではありません。
お猫様のお話です。

行きつけのお店で夕食をいただいて交差点でタクシーを待っていたら、数㍍先でタクシーが急停車しました。
お猫様の、突然飛び出しでした。
運転手さんも、冷や汗の苦笑いでありまました。

マア、事故にならずに良かったものです。

 

今朝のテレビで、タンポポの奇形の報道がされていたようです。
新型インフルエンザも何とか下火になりそうですが、この秋・冬が心配であります。

猫にしろ、タンポポにしろ、新型インフルエンザにしろ、どうも人間様が地球・自然を乱暴に使っているツケが回ってくるような気がします。

ログランキングに参加しています。応援(クリック)お願いしま。 
  
にほんブログ村ブログランキング参加用リンク一覧  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教育バブル

2009年05月26日 06時11分24秒 | 日乗

今年度は、スクールカウンセラーの仕事で、小学校(二区の)四校に出かけている。

 

現職の頃から、授業を見せてもらうのが好きであったが、いまのように授業をたくさん見せてもらうことはなかった。
本当に勉強になる。

 

先日も、ある学校で、一年生の授業を見せてもらったのだが、授業になかなかならない。
先生が授業をする前の、提出物の指示や点検・押印・シール貼り等々本当に忙しいのだ。
教材も、昔に比べるとたくさんあって(ありすぎて)バブル状態。
教科も国際科が増え、教える内容・指導法等々も盛りだくさん。

先生方は、授業そのものの準備をする時間もないくらい、周辺の事務的処理が多い。
それに、今年度からは、教員免許状の更新のための講習も入ってきた。

教育現場だけでの問題ではないが、物心両面でバブル状態で本筋のことが展開できない時代になったようである。

教育も『簡素』にしないと、本物の教育は実現しないように思う。

 

ログランキングに参加しています。応援(クリック)お願いしま。 
  
にほんブログ村ブログランキング参加用リンク一覧  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする