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法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

zoom法音道場 『教行信証』学習会

2022年10月26日 22時29分46秒 | zoom法音道場

今晩(26日)、20時55分~21時、
zoom法音道場 『教行信証』学習会でした。

*先ず、1分間念仏
*次に、メンバーのお一人に、
 観経伽陀「瓔珞経中説漸教」をうたってもらいました。
*次に、行巻「念仏諸行比較対論」の箇所を、
 本文と現代語訳で音読。

「教行信証」をお読みの方はご承知の箇所ですが、
念仏と諸行の比較が、難易対、頓漸対、横竪対・・・と続く箇所です。
専門の方は、しっかりと読み進めるのでしょうが、
ボクのような素人は(大体理解出来た)と読み飛ばがちのところ。
ご参加皆さんでご一緒に音読するグループは希有かも???(笑)

「愚管抄」にも同じような箇所があります。

「教行信証」と「愚管抄」の成立の年代をはじめ、
難しい課題があるようですが、そのことは専門家に任せて・・・

zoomでは、親鸞聖人の思考過程、思考のクセ・整理術・・・等について、
皆で自由連想。

面白いzoom法音道場に成長です。
ご参加の皆さんに感謝。

なむナム


「災難に逢う時節には」

2022年10月25日 23時57分11秒 | zoom法音道場

◆写真は、本日(25日)、我が家のベランダからの夕景。
 地平線と雲の隙間からの、線状になった夕陽。
 天気予報士が、何か名前を言っていましたが忘れてしまいました。(スミマセン)

◆火曜は《zoom法音道場》三帖和讃コース。 
 文京区のお寺の役僧さんも参加してくれ、
 『高僧和讃』龍樹讃 六首をうたいました。

楽談タイム(井戸端)は、良寛さん、和讃、歎異抄の三文を並べ、
「災難」の時節。各各の “佇まい” について語り合い。

*良寛さんの文
  災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
              死ぬ時節には、死ぬがよく候。
                        是はこれ災難をのがるる妙法にて候

*浄土和讃の文
  たとい大千世界に
    みてらん火をもすぎゆきて
    仏の御名をきくひとは
    ながく不退にかなうなり

*歎異抄の文
  地獄は一定すみかぞかし

◆◆今日の“楽談タイム”のまとめ◆◆
人間は、いつ災難に逢うかは不明です。予想できません。
かと言って、何もしないのも知恵がありませんし、
災難(災害)対策について、
ある程度・ある部分の準備はできますが、
完璧にはできません。

「日頃、念仏をしているので、私は大丈夫」
というのも、何か自己中心的です。

突然の災難(災害)に逢ったら、だれでも、アタフタと不安になるのが必定。
さて、・・・
とういうのが、本日の楽談タイムのテーマでした。

「皆さんは、どのように考えますか?」

本日の(仮りの答)え。
①時々、このテーマで井戸端をしましょう、と!
②お念仏が、(役にたつのか?たたないのか?)
 そのようなことは分かりようがありません。
 ただ、日々に、親鸞聖人のおすすめのお念仏を憶念しましょう、と!

ナムなむ南無


zoom法音道場・「歎異抄」学習会

2022年10月24日 21時53分31秒 | zoom法音道場

本日(24日)、毎月曜に開催のzoom法音道場『歎異抄』学習会でした。

内容は、
*1分間念仏
*『歎異抄・師訓篇』音読
*『歎異抄・第八章』本文&現代語訳 音読
*プレゼン
*楽談タイム(井戸端)

◆プレゼンは、ボクの担当。
8章は、短文ですし、所謂辞書的には難しい語句はありません。
ボクから二点。
①「わがはからひにて行ずるにあらざる・・・」
 「わがはからひにてつくる・・・」
 の箇所の理解・体解我大事。
 ヒトは、(自分中心)(自己に頼る)生活をしています。
 道元禅師の言葉をお借りすると、「自己を忘れる」。
 各自の生活の中で、「はからひ」に気づいて「自己を忘れる」経験を、
 お互いに大事にしあいたいとお伝え。

②大愚・良寛の詩・文を紹介。

 愚かなる 身こそなかなか 嬉しけれ
 弥陀の誓いに あうと思えば
 
 災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
              死ぬ時節には、死ぬがよく候。
                        是はこれ災難をのがるる妙法にて候

◆楽談タイム(井戸端)
楽談タイムでは、「災難に遭う時節には、・・・」が、
皆さんで話題となりました。

◇◇さん
「娘が幼少の頃に大病で入院。
ドクターから、(心の準備をしてください)との宣告を数度されました。
何のことかわからないというか、絶対に許さないと思ったものです。
(災難に逢うのがよく候)など、今になれば、何か分かるような気はすますが・・・」と。

□□さん
「(災難)と言えば、仲本工事さんの交通事故。
横断歩道ではない交通量の多い道路横断とか。
本当に気の毒です。
ただ、お相手の車を運転された高齢の男性の方も。
マア、どのような事故だったのか詳細は分かりませんが、
残りの人生、
(有名タレントさんを死なせた)との“重いもの”を背負うことになりますよね。
アレコレとは言えませんが・・・本当に、悲しくなります」


次回は、来週(10月31日)
『歎異抄 9章』を読みます。


高橋源一郎さんのレスポンス。親鸞聖人のレスポンス。

2022年10月17日 22時17分50秒 | zoom法音道場

毎週月曜日の(午前10時55分~12時)の法音道場は、
『歎異抄』音読&談合(井戸端、楽談タイム)

内容は、
*1分間念仏
*『歎異抄』師訓篇の音読
*第7章の本文&口語訳の音読
*プレゼンテーション
*談合(井戸端、楽談タイム)
でした。

「無礙の一道」についてのプレゼンの後、
談合は、メンバーのMさんからの紹介していただいた、
昨日の毎日新聞、高橋源一郎さんの人生相談について。

zoomの後、区立図書館でコピーしてきましたので(ご一読)宜しく。

30歳の男性相談者に対する高橋源一郎さんの応答のことば&態度。
『歎異抄・9章』の唯円さんに対する親鸞さんの応答・態度と重なります。
クライエントに寄り添う、カウンセラーの態度でもありますネ。

記事を読んで、各各の受け止めを交流しました。
Iさん、「同じ文章でも、受け止めが違いますね」と。

残念ながら、この時点でボクのPCがトラブル。
皆さんの意見が聞けませんでした。

明日のzoomで様子を聞かせてもらいます。

さて、ボクが、この30歳の男性に応答するなら、
「『仏説無量寿経』と言うお経に(聴受経法)という言葉があります。
自分の不安を付き合うには、お経に聴くことが大事です」と。

なむナム


zoom法音道場「歎異抄」音読&談合(井戸端・楽談タイム)

2022年10月16日 23時07分06秒 | zoom法音道場

明日(17日)、10時55分から12時、zoom法音道場です。
毎週月曜日は、定例の『歎異抄』音読学習会。
メンバーは、今のところ7人(男性2人 女性)。
講義型でなく、交流方の学習会をめざしていますので、
マア、定員は10名位を想定しています。

あと数人空席在り。
興味のある方は、ご連絡下さい。

明日の法音道場の内容。
*1分間念仏
*「師訓篇」音読
*第七章 音読&現代語訳による理解
*談合(井戸端・楽談タイム)

明日のプレゼンは、
①「念仏者は無礙の一道なり」の「者」の読み方・理解について軽くふれます。
 学問的・教学的な学習会ではありませんので、軽く紹介程度におさめます。
②「無礙」について、少し詳しくプレゼン。
 皆さん、岩波文庫『教行信証』音読のお仲間でもありますので、
 天親菩薩の『浄土論』「世尊我一心 帰命尽十方 無碍光如来 願生安楽国」について説明。
 『尊号真像銘文』『正信偈』『浄土和讃』を音読&読誦の予定です。
③(談合)では、天親菩薩や親鸞聖人には、遠く及びませんが、
 ご参加の皆さんの「世尊我(ご参加の皆さん各各)一心」について交流します。
 自分なりの受けとめ&生活行動を交流です。
④ご参加の皆さん、月一回は(くりのみ会)で『正信偈』読誦をしています。
 「帰命」「南無」についての再確認。

主宰者のボクも、ご参加の皆さんも、一般人・普通人。
専門家はいませんし、門徒さんでもありません。
マア、ヨチヨチではありますが、
唯円さまのお言葉を、繰り返し(音読)一道の、素人仲間の念仏広場です。

関心ある方は、ご連絡ください。
楽しみにお待ちしています。


「信」が大事です。

2022年10月13日 23時07分24秒 | zoom法音道場

本日の、zoom法音道場は、

*1分間念仏
*親鸞『浄土和讃15』
 「無明の大夜をあはれみて」次第六首をうたう。
*談合(井戸端・楽談タイム)

zoom法音道場にご参加のご婦人は、皆さん素敵な方々。
読書好き、音楽好き、交友も幅広く、話題も豊かです。
政治的には、バランスのとれた中道・保守かな!(笑)
たぶん、ズッと自民党支持の雰囲気の面々。
(確かめていません。が、そんな感じがします)

ところが、昨今の談合(井戸端・楽談タイム)では、
ウクライナ状況に関連して、「平和実現」への思いを語る一方で、
政権与党の自公両党に対して、厳しく批判するようになりました。

参加者のお一人のOさんの発言は重かった。
「私は孫が4人いるお婆ちゃんですが、
孫達が成人した時代の日本が展望できません。
孫達が心配になります」と。

確かに、戦後生れの我々の時代は、
*「平和憲法」を大事にする。*民主的な社会を実現する。
*経済的な発展etc
といった了解事項がありましたよね。
国の成長も・家族や個々の成長も実感出来た時代でした。

ところが、昨今の状況は、本当に心配なことばかりです。
具体的な項目は省略しますが、
各種統計の数字がG7の最下位とか・・・絶望的な実態が並べられています。

そもそも、
韓国発のカルト教団と政権与党自民党とのズブズブな関係とか、
自民党の村上誠一郎議員の発言をお借りすれば、
「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した」
という元首相の国葬を挙行する体たらくでは、
Oさんが心配するのも無理はありません。

記事は、本日の東京新聞ですが、
汚染された東京五輪。
これも、根っこは一つですよね。
安倍長期政権下での、膿です。
税金を入れておいて、スポンサー受注について「非公開」とは!、
本当に矛盾していますし、怒りを覚えます。

そうそう、再来年秋には、
健康保険証を廃止してマイナカードに一体化するとか!
ボクは、「大反対」です。

一つだけ、気がかりを表明しておきますと、
「運営会社?」はどこ?

中抜きの上手な、例の、あの会社?あの面々?

web上では、いくつかの情報がありますが、
ぜひぜひ、河野大臣聞いてもらいたい!
記者諸君、よろしくお願いします。

大事なのは、「信」であります。

 


『正信偈』読誦

2022年10月12日 23時21分15秒 | zoom法音道場

水曜日・夜は、週一回の
zoom法音道場・親鸞『教行信証』学習会です。

今晩は、進行役のIさんが、京都での「声明研鑽」に出かけて不在でしたので、
ご参加の皆さんで、
*1分間・念仏
*『正信偈』読誦
*井戸端(談合)

zoomですと、音声が微妙にタイムラグが生じます。
その辺は、各各がミュートを使ったりしながらの参加です。
近いうち、zoomの速度が上がれば、
もっと便利に声明の学習が展開されると思います。

井戸端では、
大津在住のOさんが三連休中に、
野洲市の錦織寺、
小野市の小野妹子神社、小野道風神社をサイクリングで訪問の由。

zoomは便利ですね。
Oさんの話しに併せて、
gogle地図を共有してプレゼンさせてもらいました。


zoom法音道場『歎異抄』音読&談合(語り合い)

2022年10月10日 23時05分20秒 | zoom法音道場

明日(11日)のzoom法音道場は、
『歎異抄』音読&談合(語り合い)です。
時間は、10時55分~12時。

内容は、
*1分間 念仏
*『歎異抄・師訓篇』の音読
*『歎異抄 第6章』の解説
*談合(語り合い)

ぜひ、宜しかったら、お遊び下さい

今晩は、YouTubeで、
多摩大学学長・寺島実郎氏と薬師寺執事長・大谷徹奘師の対談を見ました。

話題の中で、
一般人は、僧侶に対して
*修行を積んで、迷いを滅した人
*何事があろうとも平常心でいられる人
といったイメージを持ちがちですが、
大谷徹奘師は、
「そのようなことはありません。日々の中では迷うこともあります。
ただそのような時、お経の中から解を探します」と。

昔、カウンセリングの勉強を始めた頃、
友田不二男先生が、「カウンセラーもクライエントなり」と
語っていたことを思い出しました。

専門家とは、
自己の内面の「煩悩」を明確化できる人だと思います。

親鸞聖人も、善鸞事件に直面されて大いに悩まれたと推察されます。
そして、80歳代でもなお一層の「本願念仏」を憶念されたのしょう。

対談の最後で、
髙田好胤師の、
「永遠なるものを求めて 永遠に努力する人を 菩薩というふ」

の書を紹介してくれました。

この言葉は、ボクの若い時分に、
毎田周一師の全集からいただいていましたので、
懐かしい気持ちにさせてもらいました。


談合(楽談タイム)は、身心に効きます。

2022年10月07日 23時01分53秒 | zoom法音道場

新型コロナの流行の中で、
2020年5月に、「zoom法音道場」をスタートしました。

当初は、月曜・火曜・木曜・金曜の午前中に30分間の開催でしたが、
現在は、以下の通りです。

◆月曜日 午前10時55分~12時  『歎異抄』音読&楽談(談合)

*月曜日(夜) 午後8時25分~9時  親鸞『三帖和讃』をうたう

◆火曜日 午前10時55分~12時  親鸞『三帖和讃』をうたう

*水曜日(夜) 午後8時25分~9時
               『教行信証』音読&楽談(談合)


◆木曜日 午前10時55分~12時  『歎異抄』音読&楽談(談合)

◆金曜日 午前10時55分~12時  親鸞『三帖和讃』をうたう

*金曜日 午後8時25分~9時 親鸞『三帖和讃』をうたう


新型コロナでお亡くなりの方々も多くおられます。
後遺症で、いまでもお辛い日々を送っておられるお方もいると聞いています。
ご家族の皆さんも、辛い日々を過ごされたでしょう。
また、医療関係者の献身的な取り組みにも感謝であります。

このような時節に、
後期高齢者ではありますが、
ボクはzoomの勉強をはじめ、「法音道場」を立ち上げた次第。

新型コロナの流行がなければ、
zoomの勉強もなかったと思います・・・
人生は、本当に「不思議」であります。

さて、「zoom法音道場」。
ご参加は少人数ですが、定時に顔を合わせての楽談タイム(談合)は、
皆さんの「洗心タイム」となっているようです。
ありがたいことです。

今日の「zoom」法音道場では、
「老齢になって動けなくなっても、
zoomがあれば皆に会えて笑い合えます」と、感想が寄せられました。

ボクからは、
『蓮如上人御一代聞書』から紹介の紹介。

47 法敬坊、九十まで存命そうろう。
 「このとしまで聴聞もうしそうらえども、これまでと存知たることなし。
  あきたりもなきことなり」と、もうされそうろう。


201「仏法は、一人居て悦ぶ法なり。
  一人居てさえ、とうときに、二人よりあわば、
  いかほどありがたかるべき。
  仏法をば、ただ、より合い、より合い、談合申せ」
  の由、仰せられ候うなり。


楽談タイム(談合)は、身心に効きます。染みます。


自在人

2022年10月05日 23時08分10秒 | zoom法音道場

~和讃は、法蔵館『大谷声明集(上)』より~

今晩は、zoom法音道場『教行信証』音読学習会でした。

新型コロナ流行前、本郷三丁目の《願海庵》の聞法会のお仲間が、
福岡、大津、船橋からも参加してくれ、井戸端(楽談タイム)も盛りあがりました。

今晩は、
1分間念仏・楽談タイム・『教行信証・一乗海釈』の音読・和讃をうたいました。

和讃は、
皆さんで、高僧和讃・曇鸞讃から、「一乗海」に重なる和讃三首をうたいました。

この学習会は、講師の話を一方的に聞くのではなく、
臨機応変、討論あり・座談あり・そして和讃もうたい・・・

皆さん、「自在人」であります。

素晴らしいzoom法音道場に成長。