本日(24日)、毎月曜に開催のzoom法音道場『歎異抄』学習会でした。
内容は、
*1分間念仏
*『歎異抄・師訓篇』音読
*『歎異抄・第八章』本文&現代語訳 音読
*プレゼン
*楽談タイム(井戸端)
◆プレゼンは、ボクの担当。
8章は、短文ですし、所謂辞書的には難しい語句はありません。
ボクから二点。
①「わがはからひにて行ずるにあらざる・・・」
「わがはからひにてつくる・・・」
の箇所の理解・体解我大事。
ヒトは、(自分中心)(自己に頼る)生活をしています。
道元禅師の言葉をお借りすると、「自己を忘れる」。
各自の生活の中で、「はからひ」に気づいて「自己を忘れる」経験を、
お互いに大事にしあいたいとお伝え。
②大愚・良寛の詩・文を紹介。
愚かなる 身こそなかなか 嬉しけれ
弥陀の誓いに あうと思えば
災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には、死ぬがよく候。
是はこれ災難をのがるる妙法にて候
◆楽談タイム(井戸端)
楽談タイムでは、「災難に遭う時節には、・・・」が、
皆さんで話題となりました。
◇◇さん
「娘が幼少の頃に大病で入院。
ドクターから、(心の準備をしてください)との宣告を数度されました。
何のことかわからないというか、絶対に許さないと思ったものです。
(災難に逢うのがよく候)など、今になれば、何か分かるような気はすますが・・・」と。
□□さん
「(災難)と言えば、仲本工事さんの交通事故。
横断歩道ではない交通量の多い道路横断とか。
本当に気の毒です。
ただ、お相手の車を運転された高齢の男性の方も。
マア、どのような事故だったのか詳細は分かりませんが、
残りの人生、
(有名タレントさんを死なせた)との“重いもの”を背負うことになりますよね。
アレコレとは言えませんが・・・本当に、悲しくなります」
次回は、来週(10月31日)
『歎異抄 9章』を読みます。
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