着物で文化人気取り

諸事情により最近は着物を着る機会が減り、
ネタも様変わり
日々感じたこと、本、映画など
思うままに書き綴っています

テラビシアにかける橋

2008-01-26 11:32:35 | 映画
公開前に何の予備知識もないまま試写会で観てきました。

ポスターの印象だけで、多分私の好きな映画だろうと予測していましたが、
的中でした


あらすじ(Yahoo映画より)
女兄弟ばかりの貧しい家庭で育った小学5年生のジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)と、引っ越してきたばかりの個性的な少女レスリー(アナソフィア・ロブ)。
学校を牛耳るいじめっ子のターゲットにされてばかりの2人はやがて親友同士となり、
近所の森に美しい空想上の王国“テラビシア”を作る。(シネマトゥデイ)


現実とファンタジーが交錯する、本当に美しい映画だった

私の子供の頃は、まだ家の近くに森や林があって、
この映画の二人のように、探検ごっこや冒険ごっこを男の子に混じって思いっきり楽しんでいた

その場所は今ではすっかり宅地造成され、
マンションが立ち並び
昔の面影は無いのだけれど、
当時の子供達は誰でも自分たちだけの秘密基地を持っていたし、
持つことの出来る環境が身近にあった。

自由な心をもつ子供だけが立ち入る事の出来るテラビシア・・・
その国にいる時だけ、現実の厳しさを離れ、夢を見る事が出来る


その場所を共有できる、かけがえのない同志を得たはずのジェスに待ち受けていたのは
あまりにも哀しい別れだった・・・

少年が大人になるために
踏まねばならぬ、乗り越えるべきステップは、
「現実」という名の過酷すぎる運命

おすぎさんが興奮したノリでCMしていますが、
本当に泣きました

もう一度観に行きたいと思える映画です。

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