海外の映画紹介サイトで知ってから楽しみにしていた作品がやっと公開になったので見てきました。
「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」
アイスランド初のスプラッター・ホラー映画ということですが、タイトルで内容を全て表してますw
レイキャヴィクでホエールウォッチングツアーに参加した外国人観光客。
一緒に参加予定だった友達にブチられたアメリカ娘、ゲスな日本人夫婦&そのガイドのエンドー、性欲旺盛なドイツ人オバチャン3人組み、ゲイの黒人、結婚直前に相手を事故で失った娘、どうしようもなくバカで陽気なアル中のフランス人・・・
そしてツアー船の船長は、あの伝説の惨殺映画「悪魔の生贄」レザーフェイスさん(の俳優さんw)
これはもう、何が起こってもおかしくないwww
まぁ、この後色々あって、反捕鯨運動の煽りで失業しちゃった元捕鯨業一家に捕まって大虐殺されて行くんですが、なんというかその・・・
被害者それぞれの描写が中途半端なので、誰が主人公なのかすらわかりません。 と言うか主人公なにそれ美味しいの?状態ww
捕鯨一家の船に乗せられてからの虐殺展開にいたっては「え?マサカー(虐殺)映画だから殺しにかかりますが、なにか?」的に始まって、緊張感のカケラもないと言うよりむしろこれは笑っていいのか?な感じの描写の連続w
そして、どうしようもなくバカで陽気なアル中フランス人は、どこまでもどうしようもなくバカで陽気なアル中に描かれ、日本人のガイド、エンドーさんはどこまでも沈着冷静冷酷に行動w
アイスランド人の皆さんにとっては「フランス人=バカでアル中。 日本人=NINJYA!」ということでよろしいのでしょうか?
というか、この映画で一番怖いのはエンドーさんでしょコレww
と言うことで、映画としてはダメダメかもしれませんが、逆にそこが最高だ!という方にはもうまさに最高のエンターテイメントです。