『幸せのレシピ』
製作:2007年、アメリカ
監督:スコット・ヒックス。
2001年のドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイク作品。
配役:
ケイト・アームストロング /キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ニック・パーマー/ アーロン・エッカート
ゾーイ /アビゲイル・ブレスリン
ポーラ /パトリシア・クラークソン
セラピスト/ ボブ・バラバン
物語:
マンハッタンのレストランで料理長を務める女性シェフのケイトは勝気な完ぺき主義者。
姉の事故死で姪のゾーイを引き取っていることになったが、
その頃彼女の厨房には、ケイトと正反対の陽気でオペラが好きな副料理長、ニックが雇われてくる。
自分の生活に、ゾーイとニックが入ってきたことで戸惑うケイトだが
彼女は生きることの『本当の幸せ』を見つけていくことになる。
私の大好きな映画です。
ケイトは完ぺき主義者で、レストランでは最高の料理を作るが、職場のムードはピリピリ
オーナーの勧めで「セラピー」も受けています。
そんな彼女の生活を変えていくのが、陽気でオペラが好きな副料理長のニックと、
姉の交通事故死で一緒に暮らすことになった姪のゾーイです。
母の死を哀しんでいるゾーイとどう接したら良いか分からないケイトですが、
ケイトとは対照的に、楽しんで料理を作るニックはゾーイと一気に仲良しになります。
ゾーイ演じる、アビゲイル・ブレスリンの演技が良いんです。
母の死を哀しみながら、ケイトとの生活に少しずつ慣れてきて
ママのお墓の前で「ママを忘れそうで」と涙を流すシーンがが印象的でした。
厨房で作る料理を見るだけでも楽しい。
ラストが幸せな気分になれる映画です。
レシピ(resipe)とは、料理や菓子の材料の分量は調理法を記したもの。
料理リストと調理方法、秘訣、秘伝とありますが
語源・由来は医師が薬剤師に指示する「処方箋」から来ているのですね。
「幸せのレシピ」は「人生の処方箋」ですね。
私の人生の処方箋には、特別な秘伝も秘訣も、隠し味もありません。
分量もさじ加減、目分量(爆
でも何とかなるものです。