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ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

ツギオ(次男)の帰国

2006年06月22日 | Weblog
昨年の夏、アメリカに留学したツギオが
明日のフライトで日本に帰国します。(現在18歳)

ナガオ(現在21歳)を12歳でオーストラリアに出したとき
ナガオがあまりにも不憫で、
ツギオ(次男)とミツオ(三男・・・現在17歳)をつれて、母子4人で
シドニーで暮らすということも考えたことがあります。

そのときツギオは
「僕は、日本以外のところで暮らすのは嫌や」
「カップラーメンを食べる生活ででも良いからパパと日本に残る」
と頑なに向こうで暮らすことを拒否しました。
ツギオは当時小学4年生でした。

そんな彼が、2年前「留学をさせてほしい」
と自分から言い出しました。
苦手な英語を克服したい、という思いと
やはり幼くしてオーストラリアに行き、
今も一人で頑張っているナガオの影響があるのでしょう。

それでも
アメリカに経つ日が近づくにつれ
日本を離れるのが辛くなってきたのか
頭の後ろに円形脱毛をつくって
アメリカに経ったツギオ。

帰国が近づくにつれ、私の顔はにやけて仕方がありません。
10ヶ月ぶりに帰ってくるツギオを
好物の「鯛の赤だし」と「鯛チリ」で迎えてあげようと
魚屋さんに注文しに行こうとした矢先、
ツギオの親友のご両親からクール宅急便で
届いた荷物は「鯛」

私は、しばらくこの「粋な贈り物」の前で
ぽろぽろと泣いてしまいました。


彼女は、今年の年賀状に
「鯛の赤だしを作って待っている」と書いた
私の言葉を覚えていたのです。


ツギオは、良い友達を持ちました。
アメリカでもきっと英語を学ぶと言うこと以上に
もっと大きな収穫があったに違いありません。

以前のメールに
「こんな僕を受け入れてくれたアメリカと言う国に
感謝をしています」とありましたから。


コメント (4)
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