kumaの「それなりにやってみようかな…」

子宮体癌経過観察中です。

今日の新聞より

2009-08-30 | 関心のあること
今日は、衆議院議員選挙の日です。

病院でも投票の出来るところがあるのをこの間知りました。

今日のお天気は、台風が来るせいで風が少々吹いていて、
時折雨、くもり、気温は、私にはうれしい涼しい感じです。



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今日(8/30)の読売新聞より…

・一面広告「これからのがん治療」の大見出し

再発がんを防ぐために。
進行がんに負けないために。の小見出し

集学的がん治療の新たな選択肢-「免疫細胞治療」

内容はよく判りません、念のためもう一度、「企業広告」です。
フリーダイヤルとホームページが下の方に記載されていました。




・病院の実力「食道がん」
手術前の放射線治療普及という見出しと、早期なら粘膜下層剥離術もという見出し。

残念ながら、食道がんについては、何の知識も持っていないため、
コメントはできません。



・「今、本当に受けたいがん治療」
  西尾正道著 エム・イー振興協会刊、1524円(税抜き)

新聞のそのままを転記させていただきます。

{放射線治療の専門医である著者が、がん治療を選ぶ際の考え方を解説した。
  子宮がんの場合、放射線治療は手術と同等の効果があり、
 欧米では治療の主体となっているが、日本では相変わらず手術が優先されている。
  がん治療の拠点病院なのに放射線治療の体制が不十分な病院も多い。
 話題は、医療費や医学教育にも及び、がん医療の課題を縦横に考察する。}


この本は、個人的に興味があるので一度読んでみたいです。
再発すると、次は抗ガン剤か、局所的なら放射線治療だからです。
膣断端再発だと、放射線治療も可能だと先生も言われていました。

日本のガイドラインではまだまだ、手術でがんを取りきる=命を守る、考え方が多いように思いますが、
近頃はどうでしょうか?


再発・転移は、正直なところ、まだ頭から離れませんね…



※今日の写真は「半熟カステラ」を切ってみたところです。
今日の話題には、ちょっと不適格だったでしょうか?

本日の本よみうり堂

2009-08-16 | 関心のあること
読売新聞の日曜版には「本よみうり堂」という欄があります。

その中の「本のソムリエ」という、

こんなときにはどういう本を読めばいいでしょう?という読者の質問に答える欄があります。(2つの質問に別の方が回答されています)


今日の8/16掲載分のうち1つは、
「病院の待ち時間は、いつ名前を呼ばれるかわからないので、なかなか
本に集中できません。気持ちが軽くなる本をお願いします。」と、

主婦44歳の方の質問に、(政治学者:日本政治思想史 苅部 直)という方が
回答されています。


私も、病院の待ち時間って、電光表示のない病院では「まだかな?」という気持ちが先に立って、本になかなか集中できません。
でも、何だか1冊は持っていってしまいます。


苅部氏の回答の後半の中に、
「しかし、せっかくの待ち時間ですから、病院のようすや職員の態度を
じっくり観察するのも一興でしょう。」

ということで、2冊の本が紹介されていました。
(念のため、前半にも違う観点から紹介されていた本が2冊あります。)

・健康デザイン研究会編「建築が病院を健院に変える」(彰国社)
・尾藤誠司編「医師アタマ-医師と患者はなぜすれ違うのか?」(医学書院)


回答者の苅部 直氏によると、

「病棟のしくみが、どんな風に工夫されているか。診察する側とされる側との、
理解のくいちがいに、医者はどう対応しているか。
そんな諸点を確かめながら順番を待つのも、かしこい患者になる秘訣だと思います」
と結ばれていました。


ちなみに私は、いつも短編集の文庫本を持って行きますが、
目は時計、耳は放送で、少しも病院の中では読めません。

往復の交通機関が空いていれば、読むことにしています。



一体、どのような本なのでしょうか?

まさか、いしあたま、と本の題名が、かけてあるってことはないですよね…

機会があれば見てみたいと思います。
(ちょっと高そう…なので図書館で借ります。)



※ご参考まで
・★日本図書館協会選定図書

建築が病院を健院に変える
変貌するアメリカと日本の現状

健康デザイン研究会 編
B6・196頁・定価2,100円(本体2,000円)


・医師アタマ
医師と患者はなぜすれ違うのか?

編集:尾藤 誠司

A5 頁 220 発行 2007年03月 定価 2,310円 (本体2,200円+税5%)

「がん哲学外来の話」

2009-08-05 | 関心のあること

7/4に下記を載せましたが、続きがまだです。

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「栄養と料理」(女子栄養大学出版部)に掲載されていた

「がん哲学外来」についての続きです。

お話…樋野興夫、順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座教授
取材・文/鈴木(本誌=女子栄養大学出版部)
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なのに、樋野興夫教授が著されている「がん哲学外来の話」
(08年9月初版、小学館より刊行)を読み始めました。

この本は、「がん」だけではなくて、「普段の生き方」として非常に参考になる
と思える本です。


もちろん、内容は「がん哲学外来」のことが書いてあるのですが…




樋野先生!ちょっこっと内容書かせて下さい。(以下、本より)

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「がん化…たった1個の細胞の小さな遺伝子変異からスタートし、その細胞が分裂を繰り返して10億個にまで成長して初めて1cmの早期がんになり、ここまでに5-10年かかり、更に立派な臨床がんになるには20年かかる」との記述。

「1000個のがんの芽があっても大成するのはせいぜい1個」

「問題はなぜ生き残れたか、ひとつの細胞のがん化から初期病変を経て臨床がんになるまでには、いくつもの階段を昇って手順を踏まなければなりません。がん細胞は辛抱強く…中略…性急に先を急いだりしないのです。」

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ということで、

先生は、「病気の翻訳」(主治医の診断やセカンドオピニオンの疑問に応える)
をして患者さんに「目下の急務」を一緒に探してあげる(偉大なるおせっかい)
そうです。



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「人生でもっとも大事なことは優先順位をつけること…中略…

大きなことは大きく、小さなことは小さく、どうでもよいことはどうでもよく思える感覚、このセンスを身につけると、人生無駄なことに振り回されなくなる…中略…

自分にとって何が一番大切なのか、今自分は何をすべきか、何に専念すべきか。
そういう優先順位がつけられると…中略…やはり強いものがあります。

とくに、試練のときほど優先順位は大切です。…中略…分散させていた自分のエネルギーを自分に取り戻すことが出来る。立ち向かう力が湧いて来るからです。」

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がん化した細胞は、正常細胞のコントロールからはずれることで自由になり、たくましく生き延びる力を獲得します。正常細胞にはとてもできないことをやってのけるのです。
人間も同じです。「こうあらねばならない」「これがなければ幸せではない」という自分をコントロールしていた価値観からはずれて自由になることで、思いもしなかった「ちから」が出てくることがある。
その「ちから」は本来、人間であれば誰にでも等しく備わっている。…中略…

私の仕事は、患者さんの中に眠っているその「ちから」が動き出すための
「言葉」を、話を聞きながら、フル回転で探すことです。

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まだ1/3位までしか読めていませんが、(後半は、まだ流し読みです)
人が悩むとき、辛いときに、読むといいような気がします。

「がん」って考えてみれば、人生の中の悩みのひとつなのでしょうか?

深すぎてわかりませんが…そういう気もします。

だから「哲学外来」なのかなぁ


1冊手元にあると、悩んだときに慌てず、自分を振り返れそうな…そんな本だと思いました。




生活ほっとモーニング

2009-08-04 | 関心のあること
今日の国営放送の朝の「生活ほっとモーニング」は、

「女性外来」「女性に必要な検査」「更年期障害」「更年期と思っていたら別に病気が…」等、

更年期を乗り越えられた、女優さんを迎えて、「性差医療」について放送されていました。

いつもは見ないTVでしたが、水槽を観察する用事のため、

TVを点けていて良かったです。

詳細は、ちょっと時間がないのでまた…


「女性外来」…行きたくなりました。

整形外科より腰のレントゲンも詳しく調べられていました。


明日は、違う話題ですが、今週は私向きの話題みたいな感じがします。


とりいそぎ…アップしました。(短文・殴り書きで失礼します


術後1年1ヶ月

2009-08-01 | 退院後
09年も8月になりました。

時の経つのは早いですね。

あと少しで、また「大掃除かぁ」と徐々に溜まりつつある埃を横目で見ながら、
つぶやく…つぶやく。


昨日は、少し涼しい1日で、体は、ほっと一息つけました。


術後1年1ヶ月経過しました。

・ミ○ズは、そのまま居座り中です。
・テープ貼りは、痒くなるので、今は止めていますが、悪化もしていそうにないようです。
・ピリピリ感は、お腹を下にして、長くゴロンとなって圧をかけた後で少しピリってくるのはあります。他はときたまで気にしません。

・ほてり感はないです。
(夏で暑いせいで、判らないだけかもしれません)

・「腰痛」が最大の敵って感じがします。
漢方は、今度はもっと腰痛に効くものを希望してこようかと思っています。


・心理的には、

先月の相次ぐ、病気ブログの友人2名の事実上のブログ脱退に、
自分も、PCで公開して綴ることに、ちょっと懐疑的になっています。
(病気の話も他のブログの方のほうが最新のことが判るような気がします)

PCから離れて、もっと現実社会に(家事、子育て、その他)
力を入れたほうがいいのではないかと近頃感じます。


症状等を管理する日記として、PCで入力するのは簡単便利ですので、この形式は崩さず、
公開にせず「草稿」で保存していくことも考慮中です。


大きな出来事、例えば、「再発、転移等」すれば(無事に、5年経って一応の治癒とされた時も)、またその都度「公開」に変更していくのも一つの方法だと思っています。



仕事を離れて1年4ヶ月…
新たな人生の過ごし方を考える時期に来た気がします。

このまま「腰痛と共に流されていく」のがいいのか、
敢えて、逆療法で「腰痛を無視して」家を出るのがいいのか。

今は、子供が夏休みにつき、日々余裕がないので
秋になって涼しくなったら、自分の次のスタンスを考えたいと思います。



「病気を離れた自分自身」というものを、それなりに少しずつ、
作っていこうかなぁと思うこの頃です。