kumaの「それなりにやってみようかな…」

子宮体癌経過観察中です。

お医者さんのお医者さん分析…

2008-12-20 | 関心のあること
参照好きの私…今日も参照編…休日ブログにしては、重いし長いです。
(昔のレポート提出みたい!参考文献でページ数稼いだ!)

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婦人公論11/7日号

これは、見出しのうちの一つ「正しいお母さんを頑張りすぎないで」を読みたくて予約した。(こちらは育児ブログに書くつもり。)

この号に<特別企画>「家族が余命を宣告されたら」が載っている。


中川恵一氏(東京大学医学部附属病院放射線科准教授・緩和ケア診療部長)が執筆。構成、南山武志氏・撮影、中央公論新社写真部

{中川先生の略歴…東大医学部卒、85年東大医学部放射線科入局、がんの高精度放射線治療を専門とする、TV等を通じて緩和ケアの啓蒙活動にも力を入れる}以上、誌面より。

◎重要!!!
勝手に内容を省略しているので誤解のなきよう(私の個人的解釈に惑わされぬよう)お願いします。

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私が医師として働き始めた23年前は、本人に正確な病名や余命の告知を行うことは少なく、(中略)がん=死というイメージが強かったからでしょうか。しかし、私のまわりでは「積極的に告知しよう」という”運動”が展開されていたのです。

-----------------中川先生(以下、「先生」で表記)や他のお医者さんは、昔、告知して患者さんを辛い目に遭わせた(=ご自身も辛い目に遭われたと私は思う)ことがあるそうです。

その時、私が学んだのは「人の心にはつらさを受け入れられる許容量がある」ということ。一気にその限界をこえてしまうと、失望し動揺を極め、人によっては考えられないような行動をとることもある。(中略)患者さんは”生身の弱い人間”なのだということを、医療従事者は忘れてはならないと思っています。

-----------------現在の先生は厳しい現実を話される場合には、患者さんに「柔らかく時間をかけて」伝えるように心がけておられ、徐々に核心に迫り、一緒に病と向き合う決意を固めてもらうようにされているそうです。

真実を知ることに対する患者さん側の抵抗感が薄れ、医療技術も日々発達(中略)日本のがん医療は最善の状態なのかといえば、残念ながらまだその途上にある(中略)なかでも大きな問題のひとつとして、患者さんと医師・医療スタッフとの間に溝ができ、深まっているということが挙げられると思います。

 今の告知では、患者さんのメリットのためというよりも、医師側が事実をきちんと伝えて置いたほうがいいと考えるために(中略)「万が一問題が起きたら、訴訟問題に発展するのではないか」という、医療関係者の、ある種のリスク回避意識が現場に蔓延しているからです。

 一方、患者さんや家族の側は(中略)医師やスタッフに対して不信感でいっぱいという場合が、少なからずあるのではないでしょうか。相互に疑心暗鬼な状態。(中略)いまやがんは日本人の3分の1がかかるというメジャーな病気ですが、みなさん驚くほど知識が欠落しています。そのうえ、多くの間違った情報に踊らされ、思いこみに支配されている。(中略)

 ちなみに医師が口にする余命は徐々に短くなる傾向にあります。「あと3年と見立てたのに半年しかもたなかったら、下手をすれば医療ミスを疑われる。保身のためと思われるかもしれませんが、そう対応せざるをえない現実もあります。(中略)

・小見出し…{誰にでも命の終わりはありますが、「その時」が見えているのであれば、できるだけ悔いのない終焉を迎えてほしい}

 どんなにつらい真実であっても、それを受け止める力があるのであれば、積極的に余命告知を受ける意味は大いにあります。その力を養ってほしいというのが私の思いなのです。
 
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「そんな感じがする」が私の「今」の印象。

主治医は、いつも冷静に、気を使いながら、事実(現実)を少しずつ、しかも、事実としての希望を織り交ぜながら、話してくださるような…。

いまは、これ以上「どうしようもない」こと、の状態(私は同病者の中では重病ではないけれど、気分は、重病に陥りがち)。で、それは事実で、余計な希望はあえて出さない。「漢方も専門ではない」は主治医の一種の防御かも。(正直に、いい加減な処方はしないのかも。だって、同じ時間使って、処方箋1枚書けば、医療報酬の点数はもっと上がって病院経営にプラスになるはず。)

でも「傷は順調に治っています」と強調して「いい面もあるよ」と安心させてくれたのかもしれません。

中程の小見出しに「相互不信は損なだけ」と書かれています。

主治医の先生の言葉は、正直「ちょっと冷たい」と感じることもあります。もうちょっと、蜘蛛の糸をたらしてほしい気持ちのときも。

でも、それは、主治医から私への「ここまでは大丈夫」っていう、いい意味での見極めかも知れません。

余計な心配ばかりする、機関銃のように質問する私、ちょっとやりすぎたかも。

今日も反省。(今日だけかな?)


2008年12月定期検診

2008-12-19 | 退院後
今日は、退院後、ほぼ2ヶ月毎に行っている定期検診日。

近頃、体調が思うように回復しないので、非常に不安な気持ちを抱えて2週間ほど過ごした。


<気になる体調>

・お腹の張り感が、いったんは回復したと思ったのに、またぶり返している。
 (冬?雨?「…」「…」禁句いっぱい)

・関節痛…腰が伸びない、伸ばしたら、次、曲げられない。指の関節も痛い。ずーっと同じ枕なのに首の関節も前側が、起きるときに痛くなる。他いっぱい。

 (同居していた祖母が、毎朝、今日はここが痛いとぼやいていた。「あんたも歳取ったら判る」と言われていた、そのままの状況。
  関節が固まっているので、少しの段差も気になる。いっぱい、歳より老けていく体…)

 日曜は、雨で寒く、夜に洗濯したら、腰が曲がったままの姿勢で、洗濯かごを押しながら(杖の様に)、洗濯ピンチの場所まで、腰曲げて歩く状態。

・他…張り感を我慢して歯を食いしばっていることが多いため、歯痛と頭痛(昨日ピークでついに鎮痛剤服用)「歯の打撲状態」と昔、歯医者さんで言われました。歯が痛いと食欲がなくなり、まともな野菜等が摂れず「血液検査にひびく」って気分。



<病院にて>

先ず、最初に採血に行っておく(30分位前には行ってないといけないのに、少々遅刻。マーカーは結果出ず。)

N主治医「貧血と肝臓、腎臓は異常ないですよ。近況はどうですか?」

上記のような話を言ってしまった。


どれも「しようがないこと」とのこと。


卵巣を取った後、6ヶ月ほどで体に有った貯えがなくなり、新たに卵欠症状で出てくるものもあるらしい。


どうして、術前か術後(退院時の注意)に言っておいてくれないのか?と思ったが口に出さず。
(夫の説…いっぱい言うと希望がなくなるからじゃあ?
 私の気持ち…切るときにいっぱい覚悟するのに、その中に入れておいた方が不安がなくて良いかも)

私  「パッチ(ホルモンの)はダメでしょうか?」
{私のタイプは、元々の原因がそれとされているので治療上は、禁忌と承知して言いました。ダメもとです。治療法に進歩があるかもしれません。} 

主治医「プラセンタも女性ホルモンが含まれているんですよ」と。

私  「プラセンタの錠剤持っています。」

注!!)誤解のなきように!!!
私は確かに持っていましたが、そんなに飲んでいません。まだまだ残っています。
ちょっと夏場の疲労度の高いときに「仕事だ!」と飲んで、「やっぱり効かないな」と直ぐに止めています。食事が肝心、と思い直したからです。
友人も注射に毎月2回通っていますが、大丈夫です。!!
偏見と不安のなきように!
プラセンタ注射は友人の場合、最初にお医者様で検査の後だそう。


主治医「ダメですね。あなたは、飲めません。」

また、ちゃんと、「病気の原因物質」だから、検討はされているけれども、今はホルモン補充療法は、まだ治療としては認められていません、ダメです。と一から教えて下さいました。

そして、対処療法は漢方しかないけれど、自分は専門でないので、詳しくは判らない、と。(ツムラの24番を1回処方していただきました)
それと、「成長ホルモン」が睡眠中に出るから…と。
ちょっと語尾を濁し気味で、成長ホルモンが体にプラスのような雰囲気。
{でも、先生、この年齢でも、長い睡眠=成長ホルモン多く、になるのでしょうか?と思うものの聞けず…だって一生懸命考えていただいているところには、言えない…)


主治医「騙されたと思って体操してみてください」
 (先生に「騙された云々」と言わせてしまいました)

でも、ついでに運動の限界が知りたくて、追求。
「プールは?平泳ぎとクロールでは?」
「テニスは?」

どれもOK。自分の中では踏ん張るテニスや水に浸かって(当たり前)泳ぐと傷口のミ○ズが広がりそうなイメージ(まだ3M、貼っています)だが、もう「気持ちがあれば何でも可」な印象。

でも「子育て主婦業=夕方から&夕食が勝負」に差し支えませんか?と聞いたら、


「これ以上、悪くなりません」と。


良い意味の言葉なのは判っているものの、積極的療法が「体操と漢方」だと、「これ」のままもあり得るの?



それと気にかかっていた「まだ、この病院にお世話になっていてもよいものか?」も聞いてみた。(近頃の産婦人科医の勤務の報道に、自分と子供という二人分の命を抱えてくる妊婦さんの方に、大病院を譲りたい気分…)

主治医「まだいいですよ。こちらから、言いますから…」

複雑だ、{しようがない症状}でここに来る?…。


廊下には「21年6月、分娩予約終了」の張り紙。

こんな張り紙、今まで見たこと無かった、2ヶ月の間に出来た新しい表示方法?人数制限は、前どうだったのかな?
あんなに色々書かれているから、病院も緊急用に人員配置?

私は地方のNICU付き病院に「里帰り出産」したけれど、確か産む前月までに「予約っていう紙切れを出す手続」の感じの記憶、形式的っていうイメージ。
一応、地方の中程度の病院の紹介状を、勝手に持って行った程度でした。

もう半年先までいっぱいなのか…少子化がどうのって言うけれど、実際は産もうとすれば厳しい状況なの?



<傷の治癒度と検診結果>

傷の治りは、中も外も人並み。ちょっとミ○ズぽいけど標準の範囲らしい。
「このまま、白くなるまで、あと2ヶ月位貼っておいて下さい。」とのこと。

思わず、「年が年だから、これ以上傷跡治らないのかと思ってました。」
まだまだ、治るそうです。がんばって貼ります。

主治医「2,3週間後に細胞診の結果出ますがいつにします?」

私  「先生、あの前回、検診と結果同時に聞きに来るっていうことに…」

主治医「そうでしたか。と、いうことは、前回の結果、聞いてない?」

私  「はい…」

主治医「異常ないです。」


ということで10月は異常なし。12月分は、多分、来年の受診2週間前に心配します。

でも、どれもまた、しようがない症状なのか…と、今は、気持ちがプラスに振れています。

変な悪化の方向には、いってない様、いや、いってない。と信じて少々のことは今は我慢出来そう。

でも先生、本当に10月の結果、誰も見ない事になりそうでした!!!
変則的な妙なオバハン、って直ぐ思い出して欲しいのに。
やっぱり、ステージの程度が印象に繋がるのかも。

先生の中では、私は「終了=治癒の部類」のイメージかも?って期待。

でも、この期待が、あとでジレンマになるので、
「一日一生」を心に刻んで、体操しよう。

今日、頑張って、「退院後」を更新したので明日から早く寝るよう心がけます。

(でも、言われたら早く寝なきゃ!って思いがち(焦りがち)な性格なんですよ、先生!心配性の私。
それと、睡眠が治療っていう言い訳を見つけたので、ちょっと色々サボりそう。)

 

○だるま

2008-12-09 | 退院後
本日の服装

1.ユ○○ロのタートルフリース(毎日)
2.黒の膝まである毛100%のチュニック
3.8分袖丈の下着(タイツみたいに薄いけど暖かい代物)
4.70デニールのタイツ
5.綿混のスパッツ
6.靴下

そして、今日、新メンバー登場
「貼るカイロ」を買ってきて、お腹の辺りの衣服に貼り中です。

服装は、基本的に1.2は、毎日同じような品物で似た感じ。
スパッツがスカートに変化するときは、レッグウォーマーが登場。
ひどい日はスパッツの上にもスカートを穿いてました。(お腹が、着すぎで重くてやめました)

一昨日は、フリース生地1着分を買ってきて、腰に巻いたり(クリップで端を留めます)、膝掛けにしたり、新聞読むときは、ショールのように肩から巻いたり、昼寝毛布にしたり…外に行く以外は、一番の仲良しで、万能選手です。状態。急なお客様ご遠慮願います。

昨日から、3年ぶり位に1人用ホットマットを出し、暖まり中。
でもお尻しか熱くなりません。

※毛糸のPんつ君は、まだ買えてないんです。

元々血行良くないタイプで…大学あたりまで手にしもやけ、足は今でも。
歯医者さんでも、歯石取りの衛生士さんにまで「歯茎の血行が悪い」と言われました。(始終歯茎磨きするわけにも、いかないしね~これは放置。)


で、フリース巻き付けにも、ホットマットにもビクともしない下腹に
久々”そろり新左衛門”が考えました。

「下腹君血行用に今日から貼るカイロをお手軽100○ショップで仕入れ、
結果が良ければ、いーっぱい仕入れよう」

しかし、初めはぬるいのだけれど、だんだん熱くなるので、貼る衣類を上にしていくうちに、粘着力が…。
トイレで落としそうです。低温ヤケドしたら格好悪~。

まあ切った1年目の冬は、こんな感じでお試し、だるま着込み状態です。

写真残すべ~。
来年は、身軽な冬を目指すぞ~。
だってここは、雪国じゃないんですよぅ。

1人、「雪国で天然記念物生活」を送るこの頃です。

なお、PCも夜になると動きが鈍く「冷えているのか?」と
子供の着られなくなったフリースを被せて暖めています。
(って仲間を求めている私
家族1名に、このPC対策の迷案は却下されています。

老人化?

2008-12-07 | 退院後
昨日、右膝の関節が、5,6回「痛ぁっ」てなりました。

立つときだけに痛いのではなくて、平行移動したときにも、思わず口から、
「痛っー」
ひどいときは、膝から腿にかけて痛かったです。起こる条件が不明です。

昨日、学○の先生にも、お言葉頂きました。


「1日30分は外で歩くこと。家の中での歩きは、歩いたことにはなりません。日にも当たらないとダメです。」


先生のお母様が、夏前から病気で外へ行けず、筋肉が落ちて、動けない状態になりつつあるらしいです。担当の医師から運動をするように言われているとのこと。
でも先生、先生自身が嫁がれた娘さんも居られて、そのお母さんだから、年齢が違いすぎるような…、私、半分位と思います…。同次元で?

「先生、でも、夕飯を子供に食べさせるのができないとダメなので…。運動は夜にしたいです。」「3連休明けとか疲れからか、お腹が張ります。最初は運動したけれど、出血したりして…不安が。」と言ったにもかかわらず…。

「自分の事が第一です!」「旦那さんに何でもしてもらって下さい」って、先生言い切りました。

{一応、専業主婦ですが…そんなこと許されます?
親の背中を見て、子供は育つそうなので、昼、散歩で夕方寝込んでたら、ちょっと示しがつかないような…

でも、宿題?アドバイス?を言われたため、今日から、我が家のミシュラン順位変えます。
1位、自分
2位、子供
3位、夫
ってことで(夫には話しました。「一応自活出来る人を後回しっていう理由」で宜しくね」って)

でも、これって骨粗鬆症?関節痛?骨転移?
骨転移は、大抵、腰椎からの筈。
骨粗鬆症も腰辺りの骨からの筈。

やっぱり、関節痛かも。
動かないのに関節痛って?卵欠症状による急速な老人化?
中年の範疇からもでてしまったの?

黒い運動靴ほしいんです。散歩用に。
長年の通勤用のヒールの靴ばっかり。
厚い靴下はいてもOKな靴なし。タイツなら履けるんだけどなあ。
子供の小さいときの育児用ぺったんこ靴は履きつぶして、もうないので。

でも、今日もお腹壊してしまいました。

先生、今日の散歩は中止で許して下さい。
それと今週3回も旦那は宴会なので、今週もキツイかも。
きっと今月の検診でも、主治医の先生に、これは、症状としては言えないなあ…。

私、ドラマの見過ぎ症候群です。
でも、何かお手軽な楽しみも欲しいです。
(自分を忘れたいだけなのかなあ~)


久しぶりの「退院後」ブログ

2008-12-02 | 退院後
12月になり、新しい月に入ってしまいました。(なぜか不満げ…)

そう、「術後何ヶ月」っていうのをまた更新したからです。
なのに、夜はまだ、下っ腹が引力に、引っ張られる感覚が消えません。
それにお腹も妊婦さん並に出たままだし。(中年太りか
ニュートンのせいで、「引力」が頭から離れません。


まる5ヶ月…。
「おーい治ってるのかぁ?リンパ節転移はどう?」と自分のお腹を開いて見てみたいのですが、
また、切ったり閉じたりすると、後始末が悪いのを知ってしまった為、
「もう絶対いや!」なので、その狭間で、気持ちがウロウロしています。


この日曜も、求人広告を見ていたら、
子供に「お母さんには絶対無理!」と宣言されてしまいました。

{週2回、4時間位ずつなら、働けそうかな?}と、ちとやってみたい私に、
ザバーッて水を掛ける奴!それとも子供が正解か?

「だって、お金ないし」って言うと、
「貯金が0円になると働きに行け!」って。
「おぬし何やつ

昨日もブログを更新してから見てみたら、近頃「ヤバイ」で終わってるのが多い。
おっ~深層心理では「ヤバイ状態」なのか?


今日は普通に報告ってことで終わります。