クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

キタテハの幼虫探しに

2020年10月23日 | 見沼田んぼ
10月18日、キタテハの幼虫や蛹を見たいと思い立ち、以前幼虫を見た
ことのある見沼自然公園の田んぼに面した場所に出かけた。
ちょっと前から、キタテハの幼虫を探そうとキタテハが近くいる
カナムグラを見ると探していた。しかし、目が慣れないためか発見
できないでいた。
見沼自然公園の池にカモなどが飛来している可能性もあると思ったことも
来た理由だった。今も、私の観察は、未だ鳥モードではなく、昆虫モード
から切り替わっていないようだ。

道沿いのカナムグラが生えている草原の端を探して歩いたが、なかなか
見つからなかった。キタテハがカナムグラの上にとまっているのは多く
見られるのだが。
キタテハ
キタテハ
カナムグラの分布している場所も終わるかという場所で、カナムグラの葉が
拳状に下に丸まっているのをやっと見つけた。
その葉を広げると幼虫を1匹見つけた。
カナムグラの葉脈に傷を付け、葉を丸まらせているようだ。これを巣と呼んで
いる人もいるので、ここでも巣と呼ぶことにする。
カナムグラのキタテハの巣
拳状に丸まったカナムグラの葉を広げると中に幼虫が一匹いた。
良く見るとカナムグラの葉脈に傷が付けられている。このため、葉が丸まっているようだ。
カナムグラを開くと幼虫がいた
キタテハ幼虫


一度見つけると、その近くで、幼虫1匹、蛹1個を連続して見つけた。
キタテハにもお気に入りの場所があるようだ。
キタテハ幼虫の巣
キタテハ幼虫
蛹もカナムグラの拳状の葉の中にぶら下がっていた。
キタテハ蛹の巣
キタテハ蛹
蛹の銀色に輝く点がきれいだった。ツマグロヒョウモンの蛹を連想させる。
キタテハ蛹
キタテハ蛹
次はキタテハの産卵光景と卵を見てみたいものだ。

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