テレビでCOP10がらみなのか、昨日(10月10日)早朝に野生絶滅したコシガヤホシクサ、アカトンボの減少関係のことを放映していた。
埼玉県越谷市・茨城県下妻市に自然分布していたコシガヤホシクサが野生絶滅し、現在、筑波実験植物園で栽培されており、下妻市で再生しようという試みが行われていることを知った。
「埼玉県越谷市で発見された後、長らく絶滅したと思われていたが、1975年に茨城県下妻市砂沼で発見された。コシガヤコシクサは、水位が高い間は水中で成長し、水位が下がる秋頃に水面に花茎を出して結実するという水位変動に応じたサイクルで生育する植物で、砂沼では、春~夏季に農業用水として溜水させ、農業用水の需要がなくなる秋季以降は水位を下げる水管理がなされていた。全国的な水不足となった1994年には、一年を通じて溜水させておく水管理に切り替えられたため、花茎が水中に没したまま結実できず、自生地から消滅。夏型一年草、花期:7月~9月、果期:9月~11月」(平成21年7月9日環境省報道資料より転載)
キタミソウなども河川の運用と深く結びついているので、いつまで越谷市の周辺で自生できるだろうか。
コシガヤホシクサに興味を持ち、さっそく、10月10日妻と二人で筑波実験植物園へ向かった。
植物の多様性や絶滅危惧植物展などが開催されていた。
園内を回ったが一日では見終わらないような感じだった。
日本ではおよそ4種類に1種類が絶滅危惧植物という事実を改めて認識した。
面白い植物、名前の由来がわかるようなシモバシラというシソ科の植物の花が咲いていた。
当然植物が豊富だが、昆虫も結構見られた。
雌は有毒のカバマダラに似ている。
ここでもジョウロウグモが多く見られた。
鳥はシジュウカラ、モズなどが確認できた。
また、季節を変えて見にこようと思う。
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