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日記(4.16)レオナ・ヘルムズリー

2016-04-16 09:31:10 | 日常
4月16日  (土曜日)

記事にあた。
米国の実業家、故レオナ・ヘルムズリーさんは、
自らを「ホテルの女王」と称した。
だが、酷使された従業員や使用人たちは彼女を憎み、別の異名で呼んだ
「意地悪の女王」
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ニューヨークの不動産女王『レオナ・ヘルムズリー
Leona-&-Harry-Helmsley-1989

 ニューヨークの不動産女王。
 住まいは、セントラルパークを見おろすホテルの最上階。
 この大都市で、貧困からのし上がり、巨万の富を我が物にした女。
 アメリカ全土に、26ものホテルを所有。

 その強欲で、自らの下に金を集め、総資産は、なんと8000億円!
 かつて、当時のニューヨークの不動産王、ハリー・ヘルムズリーと恋に落ち、
 レオナが50歳の時、略奪愛により、ハリーの家庭を崩壊。
 妻の座に納まった。そこから、女帝ぶりを発揮する。

 ところが、ある日、レオナに不当な理由でクビにされた者が、
 匿名でレオナの脱税を告発。

 レオナは、懲役4年の実刑。罰金10億4000万円に。
 だが、5年後、夫ハリーが肺炎で死亡。莫大な遺産が、転がり込んだ。
 総額なんと、5700億円。脱税の罰金など、軽く見える莫大な金を手に
 レオナは、愛犬のマルチーズとひっそりと暮らした。
 そして、2007年。レオナは、心不全で死去。87年の人生に幕を閉じる。
 レオナは、この巨額な遺産の分与を、遺書にこう指示していた。
 弟に11億円。2人の孫に6億円ずつ。愛犬のマルチーズには、
 なんと、13億円を与えていた。
 
 そして、残り7000億円以上もの金は、誰にも相続させず
 犬の慈善事業などに、寄付してしまった。
自分の金は、自分だけのもの。レオナは、 その生き方を、最後まで貫いた。
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 だから彼女が脱税の疑いで裁判にかけられると、
 彼らは喜んで証言台に立ち、「女王」の発言を暴露した。
「私たちは税金なんか払わない。払うのは普通の人々だけよ」

 とんだ暴言だが、口にはせずともそう思っている実業家は、
 少なくないのではないか。
 世界の貧困問題に取り組む国際的な団体オックスファムがきのう発表した
 報告書を読むと、そんな疑問がわいてくる
 米国を代表する五十社の納税実態を調べたところ、
 タックスヘイブン(租税回避地)を使って巧妙に納税を逃れている姿が浮かんだ。

 そうして失われた税収は毎年10兆円を超え、
 大企業がタックスヘイブンに隠した
 資金は150兆円
に上るという

 それだけではない。税を軽減し、政府から融資保証など様々な支援を受けるために、
 2008~14年に2800億円を政府や議会対策に使った

 その結果、1000兆円を超す公的支援を受けたというから
 税はきちんと払わぬのに税金を使い助けてもらっているというのだ


 これが実態なら「女王」の暴言は実は、
 今の税制の真実を突く至言かもしれぬ。
 その言葉に付け足すとすれば

払うのは、普通の人々。使うのは、私たちか。
憎まれっ子 世にはばかる。
金のために自由を失って、お金の意味を知らない愛犬に13億も与え
でも87歳まで生きたんだ・。すごいことだ!
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