10月14日 (土曜日) 雨
最近は日本の企業の信頼が問われることが・・多い
今日の新聞は・・・
神戸製鋼所の事件簿のこと
神戸製鋼所という会社は、良きにつけ悪しきにつけ世間を騒がせてきた。
「良きニュース」といえば、なんといってもラグビー部が打ち立てた金字塔である。
日本ラグビー史上屈指のスター選手、平尾誠二さんの下、
日本選手権で新日鉄釜石と並ぶ7連覇を達成した。
▼ところがV7から2日たった平成7年1月17日、阪神大震災に襲われる。
本社は崩れ落ち、製鉄所の高炉も使えなくなった。
被害額は1千億円を超えたものの、見事に復興を果たす。
ちなみに、安倍晋三首相が政界に入る前に勤めていた会社としても知られる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼もっとも「悪しきニュース」にも事欠かない。
11年には、総会屋に対する利益供与事件が発覚する。
その後も煤煙のデータ改竄問題や政治資金規正法違反など、
事件簿を積み上げてきた。ただ今回明らかになった不正は、とりわけ深刻である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼性能データが改竄されたアルミや銅製品の供給先は、
自動車や新幹線、航空機、防衛産業など広範囲に及ぶ。
川崎博也会長兼社長の言葉通り、神戸製鋼所の信頼はゼロに落ちた」。
海外でも大きく報じられて、一企業の問題では済まなくなった。
日本の誇る「ものづくり」への信頼が揺らぎかねない事態である。
~~~~~~~~~~~~~~~~
▼平尾さんは昨年10月、53歳の若さで亡くなった。
親友のノーベル賞受賞者、山中伸弥さんとの共著『友情』(講談社)が刊行され、
話題を呼んでいる。
>「いちばん素晴らしいチームワークは、 個人が責任を果たすこと。
それに尽きるんですよ」「日本独自の勤勉さ、
こだわり、匠というものがどんどん失われている」。
山中さんとの対談で、日本のラグビーの課題について語ったものだ。
▼現場で不正を見逃してきた技術者への、苦言と受け止めてもいい。
===========================
★これから賠償問題で大変なことになりそうだ!
最近は日本の企業の信頼が問われることが・・多い
今日の新聞は・・・
神戸製鋼所の事件簿のこと
神戸製鋼所という会社は、良きにつけ悪しきにつけ世間を騒がせてきた。
「良きニュース」といえば、なんといってもラグビー部が打ち立てた金字塔である。
日本ラグビー史上屈指のスター選手、平尾誠二さんの下、
日本選手権で新日鉄釜石と並ぶ7連覇を達成した。
▼ところがV7から2日たった平成7年1月17日、阪神大震災に襲われる。
本社は崩れ落ち、製鉄所の高炉も使えなくなった。
被害額は1千億円を超えたものの、見事に復興を果たす。
ちなみに、安倍晋三首相が政界に入る前に勤めていた会社としても知られる。
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▼もっとも「悪しきニュース」にも事欠かない。
11年には、総会屋に対する利益供与事件が発覚する。
その後も煤煙のデータ改竄問題や政治資金規正法違反など、
事件簿を積み上げてきた。ただ今回明らかになった不正は、とりわけ深刻である。
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▼性能データが改竄されたアルミや銅製品の供給先は、
自動車や新幹線、航空機、防衛産業など広範囲に及ぶ。
川崎博也会長兼社長の言葉通り、神戸製鋼所の信頼はゼロに落ちた」。
海外でも大きく報じられて、一企業の問題では済まなくなった。
日本の誇る「ものづくり」への信頼が揺らぎかねない事態である。
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▼平尾さんは昨年10月、53歳の若さで亡くなった。
親友のノーベル賞受賞者、山中伸弥さんとの共著『友情』(講談社)が刊行され、
話題を呼んでいる。
>「いちばん素晴らしいチームワークは、 個人が責任を果たすこと。
それに尽きるんですよ」「日本独自の勤勉さ、
こだわり、匠というものがどんどん失われている」。
山中さんとの対談で、日本のラグビーの課題について語ったものだ。
▼現場で不正を見逃してきた技術者への、苦言と受け止めてもいい。
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★これから賠償問題で大変なことになりそうだ!