↑映画の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」
昨日と今日は自宅映画鑑賞の日でした。
作品は「明日の記憶」と「フラガール」。
両方とも私がまだ日本にいた頃の2006年の作品です。
私は映画鑑賞が好きで、最低月に1度は映画(洋画中心)を観ていました。
正直、あまり邦画には興味がなかったのですが、この2つの作品は観たいなと思っていた作品でした。
理由は、「明日の記憶」はアルツハイマーが話題で私の関心のある内容。
「フラガール」は常磐ハワイアンセンターが出来るまでの実話で、小さい頃に
家族と行ったハワイアンセンターの誕生に関心があったから。
つまり、両作品とも私にとって身近なテーマの作品だったのです。
でも、なかなか劇場に行くチャンスがなく観ないうちに終わってしまいました。
そして、遅れること1年半してから縁があってDVD鑑賞をすることができました。
既にご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが、両作品とも涙なしでは観られませんでした。
昨日も今日もテレビの前で泣きっぱなしです。
「明日の記憶」
バリバリ一線で働いていた人が急に若年アルツハイマー病になる。
その人とその人を囲む家族の病気と向き合っていく姿が大方のストーリーなのですが、この作品を観ながらこの病気は人ごとではないと痛感。
(実際、物忘れが多くなっているし(汗))
今の自分の生活のあり方を改めて考えました。
普通の日々の生活が送れるありがたさを。
自分が健康で生きていること。
パートナーも健康で(ちょっと太っているけど)、そばに居てくれること。
食べ物がちゃんと食べられること。(美味しいと思うことも)
屋根のついた家に居られること。
家族、友人たちがいてくれること。
などなど数えたらきりがありません、全てのことに感謝です。
そしてその感謝するいろんなことを”憶えていられること”。
「フラガール」
福島の常磐炭鉱での町おこし事業のために計画された
”常磐ハワイアンセンター”(今のスパリゾートハワイアンズ)が
出来るまでの様子を描いています。
小さい頃に家族旅行でこのハワイアンセンターに行きました。
今でもその記憶は鮮明に憶えています。
建物に入った時にフラダンスのショーをする会場は、やしの木でいっぱいで
中も南国にいるかのように暖かい。(あの暖かい感覚は今でも思い出します)
フラダンスも素晴らしい。
(その時初めて観たので映画の観客のように興奮しました)
あの頃は珍しい温水プール。
全てが新しく興奮冷めやらずという経験を憶えています。
そんなハワイアンセンターが出来るまでには、こういう事があったのかぁ~と認識しました。
今思えば、時代も時代だし、「東北にハワイ」っていうアイディア自体すごい飛んでいますよね。
苦労を重ね、今は成功しているハワイアンセンター、すごいです。
映画では町の様子やその時代の建物も映していて、自分の小さい頃の町の様子を思い出してしまいました。
言葉(訛り)も、当然全部分かりましたし、懐かしかったです。
ストーリー自体もサクセスストーリーなので感激しましたが、町の様子や言葉も懐かしくて余計涙が出てきてしまいました。
この2日間、いい映画鑑賞が出来ました。
改めてDVDを送ってくださったWさんにお礼を申し上げます。
今日のポ語
ludzie (人々)
”るじぇ”
両作品とも”人”との関わりあいが描かれています。
現代は、気薄になってきている人間関係らしいですが、
私は自分がどこにいても人間関係は大切にしていきたいと思っています。
そして、今までにいろんな形で出会えた方々に感謝の意を忘れることなく
生きていきたいといつも思っています。
このブログを読んでいただいている方々にもいつも感謝しています。
ありがとうございます!!
とっても見たいと思ってる映画だったのですが、くまさんの
ブログを読んでますます見たくなりました。
来月日本へ充電(!?)しに帰るので、見てこようと
思ってます。人とのふれあいを描いた映画は見てるほうも
温かい気持ちになれそうですね。
私が最近見たもの。。。
「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」です。
これはこれで面白かったですよ。
私はどちらかというと洋画が好きなので、邦画は久しぶりに観ました。
どちらも私にとっては身近な話題だったので、よかったです。
「パイレーツ、、、」は今、来日しているジョニー、ディップさんの作品ですね。
1をアメリカにいるときに観ました。
アメリカ映画は単純に楽しめる作品が多いような気がします。
ホント、これはこれで面白いですよね。
今日、久しぶりに映画を観て「いやぁ~、映画っていいですね」って誰かの口調で言っちゃいましたよ(笑)。
来月の帰国、いいですね、羨ましい。
美味しいものたくさん食べて来てくださいね。
小学校5年生の長女のクラスに、おばあちゃんがポーランド人って男の子(日本語とポー語ができる)がいて、「じんだぶれー」って声かけたら、なんか違う…って顔されましたが、私はめげずに声かけてます。アクセントが違ったのかも…。くまさんが書いてくれてるポー語をメモして、これからもその子にジャンジャン話しかけるぞー。
「明日の記憶」、映画は見てないのですが、
原作を読みました。
私も身近に感じる問題だったので。
ほんとに涙、涙、だったのですが、
映画はある意味こわくて、見られませんでした。
きっと、渡辺謙が迫真の演技をしたんだろうな、と想像しつつ。。
ものわすれ、で、一番悲しいのは、周りの人から受けた親切や愛も覚えていられないことだろうな、と思います。
記憶といえば、
「博士の愛した数式」も、涙、でした。
これは最初原作を読んで感激、
映画はDVDで見たのですが、
どちらも本当によかったです。大好きな作品です。
脱線ですが、韓国語でも記憶は記憶だということを、
冬のソナタで知った私です。。
「フラガール」、観ましたよ!
しかも、ポーランドで…
我が家は、CYFRA+をいれているんですが、CINEMAXか何かで(はっきり覚えてない)やっていました。
先月くらいだったと思います。
オリジナル言語で、ばっちり観賞できました。
炭鉱でのお話し、ポー国の方達にも きっと親近感が持てる内容だし、選ばれたのでしょうか。
とっても良い映画でした。私も泣けました。
日本語にとっても餓えているので、久しぶりの日本語映画は自然と言葉が体に溶け込んでいくようでした。
時々、邦画をやってますが 殆どがホラーかアニメですね。
日本にいたらホラーなんて 絶対に観ないのに ここでは観てしまいます。(日本のホラーってどうしてあんなに怖いのでしょう)
くらんとこは、住人がインターナショナルっぽいよね。
ドンドン話かけてさ、ポ語でおしゃべりできたらすごいね!
”おしゃれな生活”に見える?
んなごとね~でば。
でもブログ(文章にすると)になると、おしゃれな生活にみえんのかな?
ふつ~の生活なんだよ。これといって何もおしゃれなことないし、、。
あんまりふつ~すぎて、ネタ探しに困る時もあるくらい。
これが子供やペットがいるとまた違う生活なんだべね。
くらの方が毎日刺激的な生活してっと思うぞ。
私も「博士の愛した数式」は本で読みました。
時間制限のある記憶での生活ってどんなだろうって想像しちゃいました。
メモメモだらけでしょうね、本にも書いてあったけど。
どれが最新のメモか分からなくなりますね。
私のアメリカ人の友人のご主人がアルツハイマーなんですよ。
ご主人を病気になる前から知っていたので、たまにメイルで今の状況を彼女が書いてくるんですが、本人も彼女も大変です。
この病気を利用してお金をとりにかかってくる遠い親戚の事や
友人たちの事等も暗い話題としてはあるのですが、
アメリカにはコミュニティもあり、みんなで支えあって病気と向き合っている姿はとてもいいことだと思います。
彼女の話をいつも私は聞いていましたが、精神的に1番つらいですからね。
”話せる人””分かり合える人”がいるといないじゃ全然心構えが違うと思います。
私は遠く離れていてもいつも彼女とご主人のことを想っています。
yakoさんも観ました?泣きました?
ポー国で邦画ってことは字幕がポ語ですか?
きっと、ポー人にも身近な話題だったかもしれませんね。
他にもいろんな邦画を放送しているんですか?
いいですね~。
そうそう、日本のホラー映画っておどろおどろしくて
めっちゃ怖いですよね。
私も怖がりなので(トイレ行けなくなるし)ホラーは洋画、邦画を問わず観ないんですが、
アメリカでは”ジャパニーズホラー”は人気ですよね。
アメリカのホラー映画とは全然違う怖さで、血とか過激なシーンが出てこないのに、
めっちゃ怖いっていうことで人気らしいですよ。
夏によく放送していた”稲川淳二さん”の霊体験もめちゃめちゃ
怖いですよね。
でもなぜかこういうのって”怖いもの見たさ”で観ちゃうんですよね、
で、後で怖くて家の電気消せないでいる私。
アメリカのお友達、大変でしょうね。くまさんの存在は、心の
支えに今もなっているのでしょうね。
この病気だったレーガン元大統領のナンシー婦人が
いちばんつらいのは、古い思い出を共有できないことだ、と言ってたのをTVで見たことあります。
あと、娘さんのパティ・デイビスさんが本を出したときインタビューされてたんですけど、
ぱぱは相当重体になっても紳士的で、
私がだれかわからないのに、
あなたはいい人だ、おやすみ、I love you!
とにっこりしてくれたと言ってましたっけ。
私も身近にこの病気の人います。
私としては、脳というCPUや記憶装置は機能しなくなっても、
魂というか心は健全なのだと思うことにしてます。
アメリカの友人にはいつも「あなたがそばにいてくれるとどんなにいいか」ってメイルに書いてきます。
私もそう思います。
自分のことも友人が誰かももう覚えていないご主人、
そんな姿を日々見て過ごしていく彼女。
(映画もそんな感じでしたけどね、でも悲壮感はそんなになかったですよ。)
誰かに聞いてシェアーしたいんですよ、気持ちを。
ホント、あの地を離れなければならなかったことが残念です。