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田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

白山の高山植物

2013年07月16日 | 季節・花

 

白山は高山植物の宝庫と言われています。このたびの山行でも、ミヤマキンポウゲ、クロユリをはじめ多くの花に出会うことができました。その中からいくつかをここで紹介します。

まずはクロユリ。室堂の小屋の近くにも、ポツリポツリと咲いているのが見つかりました。小屋にあったパンフレットには、多数のクロユリが一面に咲いている写真があったので場所を聞いてみました。しかし、今年は雪渓の溶けるのが遅く、クロユリの開花が遅れているとのことでした。

”ハクサン”を名前にもつ植物は多くありますが、代表的なものがハクサンフウロです。しかし、これも今年は”一面に咲いている”というようなところは見あたりませんでした。

ミヤマキンポウゲ(左)とミヤマダイコンソウ(右)、黄色い花の代表です。

  

カラマツソウ(左)とモミジカラマツ(右)。同じキンポウゲ科に属し、花の色と形は似ていますが、葉の形が違っています。ただし花弁は無く、白い花は雄しべとのこと。

  

木の花もいろいろとあります。赤い花は緑の葉と青空のなかでなかなかきれいです。

ナナカマドも今白い花をつけています。秋の紅葉と赤い実が鮮やかですが、花も地味ながら魅力的です。

  そのほか、名前がわかった花を以下にのせておきました。

                       ベニバナイチゴ

                    ミヤマダイモンジソウ

              ヤマザクラとスジグロチョウ

ここに載せきれなかったものについては下記をご覧ください。

    http://img.gg/hAr0NZE

       

 


逢妻女川の彼岸花

2012年09月26日 | 季節・花

日進から旧国道153号線(現県道520号)を豊田市方面に向かい、東名高速道を陸橋で渡ってしばらく行くと逢妻女川に出会います。地元の人々の努力でこの川岸に彼岸花が育てられていて、毎年見事な花を咲かせています。

今年は開花が少し遅れているようでようやく咲き始めたところですが、満開になると写真のように河川敷一面がピンクに染まります。

一面の赤い花に混じってところどころに白い彼岸花が咲き、水の流れとともに良いアクセントになっています。

”逢妻町” はここ、豊田市のほかに知立市、刈谷市にもあります。逢妻女川は知立市との境で逢妻男川と合流し逢妻川となり、最後は境川と合流して三河湾に注ぐのですが、流域に3つの逢妻町があり、刈谷市にはJR東海道線の逢妻駅もあります。”逢妻”の名は刈谷市の市民便りによると在原業平にゆかりがあるとのことです。このあたりは ”カキツバタ伝説” や、業平の ”からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきつつ たびをしぞおもふ” の歌で知られているところでもあります。旅の道すがら出会った女性が、”都へ帰る業平を追って最後にこの川を挟んで別れを惜しんだ”ことから”逢妻川”と呼ばれるようになったとの話ですが、業平にとっては故郷の妻もこの女性も”妻”ということだったのでしょうか?

彼岸花が見られるのは逢妻町から宮上町にかけての 2km ほどですが、逢妻女川に沿って 17km にわたるサイクリングロードが整備されており、この季節、彼岸花を眺めながら歩く良い散歩道にもなっています。

   

 

 

 

 

 

 


シダレモモ -豊田市上中町-

2012年04月25日 | 季節・花

矢作川沿いの道を山奥に向かい、土岐市へと続く県道19号線の狭い坂道を登ると上中町に差しかかります。ここにシダレモモの里はあります。 4月24日、モモの花は満開を迎え、チューリップ、レンギョ、菜の花と競い合って鮮やかな春の彩りを演出しています。野鳥の声に耳を傾けながら、里山の春を満喫しました。

 動画は  http://youtu.be/uzCfnTXl0vI です。