高山から国道41号線を飛騨古川方面に向かって北上すると、宇津江四十八滝の看板があります。左に折れて5分も走ると県立公園の入口です。自宅を早立ちし、富山への途中立ち寄りました。
「四十八滝」とありますが、実際には13の滝が 1km 間に連なります。下の写真は入り口近くの平滝、その上の函滝、上段滝です。
しばらく登っていくと、ミソサザイが何羽か囀っているのが聞こえました。滝の音にかき消されそうになりながらも頑張って鳴いています。王滝を撮影しようと三脚にカメラを据え付けたときです。1羽のミソサザイが近くの岩の上に止まって囀り始めました。あわててカメラの向きを変え、数枚の写真と動画を撮影しました。
ひとしきり囀ると、ミソサザイは飛び立って行ってしまいました。
滝とミソサザイの動画は http://youtu.be/QgOCm9p7bRo に。
宇津江で一番高さのある王滝です。高さは約 19m 。
ここから少し登ったところに北アルプスの展望台があります。
晴れていれば上の看板のように見えるはずなのですが、この日は残念ながら雲に隠されて見ることができませんでした(下の写真)。
展望台から上部にさらに3つほど滝があって、高原状の開けたところに出ると遊歩道は終わります。入り口からゆっくり歩いても片道 40 分ほど。車で高山や新穂高を訪れたとき、時間があったら立ち寄ってみるのはよいかもしれません。