田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

紅葉と初雪の大峰山

2012年10月28日 | 山歩き

2010年10月28日、大峰山の弥山、八経ヶ岳に登りました。奈良市での所用を済ませ、暗い山道を車で天川村栃尾へ。大谷屋に一泊して翌朝早朝発、行者還トンネル入口の登山道に着いたのは朝7時。この時はまだ冷たい北風が吹き、雪が舞っていました。支度をして大峰山奥駆道を目指して登っていくと、やがて雪はやみ、青空が見えてきました。

黄色く色づいた葉の上に雪が付き、青空を背景に鮮やかに浮かび上がります。

山道を薄く覆った雪の風情もなかなかのものです。

こういうタイミングでなければ見られない晩秋の山の風景です。1時間半ほど登ると、弥山頂上が見えてきました。

尾根道に出て振り返ると、遠く大台ケ原、日出ヶ岳が見えます。手前の尾根の左側が雪をつけた木々の梢で白くなっています。

10時半、弥山に着くと、大峰山系最高峰の八経ヶ岳はすぐ目の前です。

弥山から八経験ヶ岳までは20分ほどの緩い登り。頂上に着くと北方の山上ヶ岳、大普賢岳から南方の釈迦ヶ岳へと続く大峰さん奥駆道の山々が一望のもとに見渡せます。

                八経ヶ岳山頂から大普賢岳

             八経ヶ岳山頂から南方に釈迦ヶ岳を望む

                弥山小屋と山上ヶ岳(左奥)

                大普賢岳のクローズアップ

八経ヶ岳でゆっくり展望を楽しんだのち、往路を行者還岳トンネルに戻りました。このコースは吉野山から熊野本宮に至る熊野古道のひとつ、大峰奥駆道の一部になっています。わずかの時間でしたが、ちょうど訪れた初雪の後の古道を歩む、静かな山旅を楽しむことができました。

 動画は YouTube http://youtu.be/EvFhip2PwwM で。

   

 

 


エナガ -日進と位山で-

2012年10月13日 | 野鳥

今朝のウォーキング、自宅近くの道ばたでエナガの群を見かけました。チッチー、チュルチュルという独特の声で鳴きながら低い雑木の枝から枝へと飛びまわっています。

エナガは国内でキクイタダキの次に小さい鳥。長い尾を別にするとスズメよりふたまわりほど小さい鳥です。でも、長い尾、アクセントのついた色がら、そして独特の声ですぐエナガとわかります。エナガはいつも群れています。数羽から十数羽で木の枝から枝へ飛びまわっています。写真を撮るのに忙しくて私は気が付きませんでしたが、妻はメジロも一緒にいた、と言っています。ネットで調べると、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロなどと混群をつくるようです。

エナガは動きが速く、これまで何度か出会いましたがなかなか良い写真が撮れません。今回辛うじてとらえたのが上の写真です。動画も撮ったのですがいまひとつなので、2年前の12月19日、飛騨の位山に登山した帰りに撮った動画をYouTubeに投稿しました。画像としてはこれももうひとつですが、鳴き交わす声を聞くことができます。

   http://youtu.be/RbvoooNycDM