田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

雪の朝・折戸川のセキレイとカワセミ

2013年01月31日 | 野鳥

1月27日の朝、夜間に降った雪が薄く積もっていました。散歩する人も少なく、静かな冬の朝です。

日が昇る東の空は今日も雲が赤く染まっています。折戸川脇の田には薄く氷がはっています。

1羽のハクセキレイが、川床を元気に歩き回っています。餌を啄ばむ様子もなく、やがて飛び立っていきました。

       

クロガネモチの樹でしょうか?緑の葉に雪をのせ、小さな赤い実がひときわ目立ちます。

カワセミ、この日は短い鳴き声と飛び去る姿を見かけただけでした。下は今朝、じっととまって川面を見つめる姿です。

    


冬の天狗森山 橋ヶ谷山

2013年01月12日 | 山歩き

11日、恵那の奥にある天狗森山と橋ヶ谷山を歩いてきました。国道363号の阿木小学校付近から林道に入り、風神神社から数百メートル上がったところにゲートがあります。ここに車を置いて歩き始めます。風はありませんが気温はマイナス8度くらい。林道脇の小さな滝もすっかり結氷しています。

林道を歩くこと1時間余り。狸沢の登山口に着きました。穏やかな流れを雪と氷が覆い、よい雰囲気のところです。

雪の上に人の歩いた跡がなく、小さな動物の足跡ばかり。動物の足跡は四方に散っているので地図を片手にしばし登山道を探しました。一番広い流れの右岸に渡り、流れに沿って50mほど行くと、2本目の小沢を渡ったところ、左に登山道らしき踏み跡を見つけました。ここから30分ほどで天狗森山と橋ヶ谷山をつなぐ尾根上のコルに到着。左に道をとってまず天狗森山に向かいます。けっこう勾配がきつく、薄く着いた雪が滑るので途中で今回仕入れた6本爪の軽アイゼンを着けました。その後は快調。30分ほどで山頂の反射板の下に着きました。ここからは正面に御嶽を挟んで左に白山、右に乗鞍と奥穂高までの素晴らしい眺望が得られます。

          左に乗鞍岳、右の山陰に半分隠れているのが奥穂高岳

                    御嶽山(左)と乗鞍岳

 

                御嶽山の左には小秀山

                     さらに左に白山

白山は中腹に薄い雲をかぶっていますが、この後次第に雲が取れていったようです。橋ヶ谷山から降りて来る道で、樹の間越しに見ることができました。

                    橋ヶ谷山頂と焼山

コルに戻って反対側の橋ヶ谷山へ。頂上は樹木が多く、焼山のみが大きく見られます。目を凝らすと、左手の樹間に恵那山、続いて中央アルプスとみられる白い山並みが何とか確認できます。

          橋ヶ谷山山頂直下の登山道  遠景はロクロ天井

橋ヶ谷山山頂直下は猛烈な笹薮。生い茂る笹の根元をさがしながら頂上への道を何とか見つけることができました。

山道を降り、登山口の雪原(2枚目の写真)が気持ちの良いところでしたので陽だまりでゆっくり食事をとり、再び林道をたどって帰りました。

ここはあまり人が訪れない山域のようです。上は橋ヶ谷山に登る途中の山道。下は登山口から200メートルほど下ったところの林道です。私の靴の跡以外は皆動物の足跡のみ。雪が最後に降ったのは多分12月の終わりですから、それから2週間ほど誰も登っていないようです。

動物の足跡だけですと、山道に入ってからトレール頼りにできないので地図とGPSはやはり重要でした。

 天狗森山からの眺めを動画に撮りYouTubeに投稿しました。

   http://youtu.be/58QcsIM8mIM