システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

立教大学図書館、電子書籍がOPACから検索可能に(2020.9)

2020-09-07 21:06:57 | 次世代OPAC
2020.9.7. 立教大学図書館が「9月7日(月)より、本学で契約している電子書籍(ebook)タイトルがOPAC(図書館蔵書検索システム)上でも検索利用可能となります」と広報しています(*1)。

立教大はディスカバリーを以前から導入しているのに、OPACに電子書籍を登録したということのようです(一応、ディスカバリーの詳細検索で電子書籍が選べること、試しに電子書籍がヒットして「本文あり」と表示されていることは確認)。

また、この広報文に「なおデータ準備中のタイトルもあり、OPAC検索でヒットしない場合は、これまで同様eResources A-Zから検索利用下さい」とあります。ディスカバリーじゃないんだ!?

国内「主要大学」で電子書籍をOPACに登録する傾向があると報告したこともありますが(*2)、その傾向がさらに1校で進んだと言えるでしょうか。

「OPAC主義」と私は呼んでいるのですが、それが拡大したと見えます。
COVID-19の関係で、電子資料の提供を拡大したいという意味もあるかもしれませんが。

(*1) 立教大学図書館(2020)「電子書籍(ebook)がOPAC検索可能となります」立教大学図書館ホームページ(2020年9月7日閲覧、http://library.rikkyo.ac.jp/librarypress/blog/2020/09/04/2646/)。

(*2) https://www.slideshare.net/TakeshiKuboyama/ten-years-after-web-scale-discovery-service-wsd-implementation-in-japan-handling-japanese-81363048
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