『台湾のデモクラシー』(中公新書、2024)
ISBN : 978-4121028037
図書館の新着コーナーで、たまたま発見。
少し難しいところもあり、読み飛ばしたところもあるけれど、自分の経験や知識の背景を少し知ることができた。
これまで知っていた歴史や文化とは、異なる側面を少し知ることができて、よかったです。
例えば、
・選挙キャンペーンは、アメリカの影響もあるが(ショー的なところ?)、アメリカの個別訪問という文化は台湾にない(庭に政治家の名前入りの板を挿したりもなく)。逆に台湾では候補者の声を直接聞きたい傾向があるとか。
・そう言えば、蔡英文の巨大な写真を見たこともあります。
・アメリカの影響の大きさ。英語は「美語」と言う?(”美国”はアメリカのことです)
・僕がピッツバーグで多くの台湾人留学生と会ったのも、そんな背景?
・ジャーナリズム(テレビ)のチャンネルが戒厳令解除の後?に増えたこと。テレビの党派性が割とはっきりしているとか。分かりやすい例では、アナウンサーの人数や性別も日本とは違うとか(だったかな)。
・「中国 (China)」が指すものの多元性。あるいは「台湾」が指すものの多元性(原住民なのか、大陸からの移住者なのかなど)。
この辺は少し難しかったけど、考えされたというか、これまで不明確ながらモヤモヤしていたことを整理してもらえた感あり。
・政党が動画でアピールすることも触れられている。印象に残ったのは選挙の過程も公開し、英語でインタビューに答える。それにより民主的な国であることをアピールすることになる。
こちらの動画は、2024総統選挙で、民進党が作成したもの。本書の300ページから紹介されている。
https://youtu.be/Uxyzscza_yk?si=ILs3EfIil07eplyw
本書での紹介の内容はメモし忘れたようだが、確か…こんなことが記載されていたような。
・政党のプロモーションでなく、国のプロモーションのような。
・冒頭は「本当の台湾とは?」
→鉄道は日本が作った。コンビニはアメリカ。オランダが17世紀に開発した(?)。お茶はインドからイギリスによって。
・各国に広がる台湾人。
・ほんの一瞬だが、中国での地震に対する支援に触れているのは秀逸とか。
ISBN : 978-4121028037
図書館の新着コーナーで、たまたま発見。
少し難しいところもあり、読み飛ばしたところもあるけれど、自分の経験や知識の背景を少し知ることができた。
これまで知っていた歴史や文化とは、異なる側面を少し知ることができて、よかったです。
例えば、
・選挙キャンペーンは、アメリカの影響もあるが(ショー的なところ?)、アメリカの個別訪問という文化は台湾にない(庭に政治家の名前入りの板を挿したりもなく)。逆に台湾では候補者の声を直接聞きたい傾向があるとか。
・そう言えば、蔡英文の巨大な写真を見たこともあります。
・アメリカの影響の大きさ。英語は「美語」と言う?(”美国”はアメリカのことです)
・僕がピッツバーグで多くの台湾人留学生と会ったのも、そんな背景?
・ジャーナリズム(テレビ)のチャンネルが戒厳令解除の後?に増えたこと。テレビの党派性が割とはっきりしているとか。分かりやすい例では、アナウンサーの人数や性別も日本とは違うとか(だったかな)。
・「中国 (China)」が指すものの多元性。あるいは「台湾」が指すものの多元性(原住民なのか、大陸からの移住者なのかなど)。
この辺は少し難しかったけど、考えされたというか、これまで不明確ながらモヤモヤしていたことを整理してもらえた感あり。
・政党が動画でアピールすることも触れられている。印象に残ったのは選挙の過程も公開し、英語でインタビューに答える。それにより民主的な国であることをアピールすることになる。
こちらの動画は、2024総統選挙で、民進党が作成したもの。本書の300ページから紹介されている。
https://youtu.be/Uxyzscza_yk?si=ILs3EfIil07eplyw
本書での紹介の内容はメモし忘れたようだが、確か…こんなことが記載されていたような。
・政党のプロモーションでなく、国のプロモーションのような。
・冒頭は「本当の台湾とは?」
→鉄道は日本が作った。コンビニはアメリカ。オランダが17世紀に開発した(?)。お茶はインドからイギリスによって。
・各国に広がる台湾人。
・ほんの一瞬だが、中国での地震に対する支援に触れているのは秀逸とか。
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