『歩く江戸の旅人たち』(谷釜尋徳、晃洋書房、2020)
ISBN: 978-4771032941
『江戸の女子旅』(2023)と同じ著者の本。
内容は重なることもあるが、距離などはより詳しい(たぶん)。
部分的に興味を引いたところをメモ。
■第3章や第4章
杖の使用率や使用方法、履き物の種類などについて、「○○名所図会」などの図を元に客観的な分析を試みておられます。
個人的には古い絵を . . . 本文を読む
『南紀と熊野古道』(街道の日本史36、2003)
ISBN : 978-4642062367
部分的に興味を引いたところをメモ。
●紀勢線のルート決定、興味深い。
確かに、御坊〜印南は不自然に山側ルート(御坊駅からの紀州鉄道も、町中心部から駅が遠いから建設されたとか)。
発電所やダム建設で、木材の筏搬出ができなくなる対応でもあったとか。
さらに、紀伊半島沖の航路は「幹線中の幹線」だっ . . . 本文を読む
『台湾のデモクラシー』(中公新書、2024)
ISBN : 978-4121028037
図書館の新着コーナーで、たまたま発見。
少し難しいところもあり、読み飛ばしたところもあるけれど、自分の経験や知識の背景を少し知ることができた。
これまで知っていた歴史や文化とは、異なる側面を少し知ることができて、よかったです。
例えば、
・選挙キャンペーンは、アメリカの影響もあるが(ショー的 . . . 本文を読む