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備忘録

雨の舌戦サンデー

2010-07-05 13:14:06 | 雑記録

2010参院選@高知

雨の舌戦サンデー

2010年07月05日

写真

日曜市で支持を訴える参院選高知選挙区の候補者=高知市追手筋1丁目

 参院選の投開票日まであと1週間の「ラストサンデー」となった4日、高知選挙区(改選数1)に立候補している5氏は、時折降る雨にぬれながら繁華街や住宅街で支持を訴えた。(届け出順。()数字は当選回数。【】囲みの政党は推薦)

◇田村 公平氏 無前(2)

 朝一番で高知市の日曜市を歩き、出店者や買い物に来た人たちと握手をしたり話したりした。「朝の日曜市は大勢の地元の方と会える」と言い、途中から降ってきた雨にも傘をささなかった。この後、選挙カーに乗り込み、同市や南国市を回った。

 前日の3日に高知市内で開いた個人演説会では「小泉改革で田舎はずたずたになった。有権者はお灸(きゅう)をすえるつもりで(政権を)変えた」と指摘。「一票の積み重ねが、高知から日本を変えることにつながります。私はやりきる自信があります。それだけの経験と経歴を積んできました」と訴えた。

◇高野 光二郎氏 自新

 午前8時から午後1時まで、土佐市を中心に12カ所で街頭演説をした。午後2時からは高知市に入り、大型スーパー前や高知駅前、ひろめ市場などで選挙カーから降り、何度も声を張り上げた。

 高知駅前では、行き交う車に手を振り「県の産業振興を国政から支援します。がんばる人が報われる社会にします。力を貸して下さい」。車に乗った子ども連れの家族を見つけると「お母さん、民主党の子ども手当でなくても子どもの支援はしっかりやっていきます」と訴えた。

 公示後、高知市内を中心に街頭演説をし、各地での個人演説会にも力を入れている。

◇広田  一氏 民現(1)【国】

 雨が降る午前中、南国市の郵便局前で行き交う車に手を振って頭を下げた。市内の住宅街や水田地帯を選挙カーで回り、農作業中の人を見つけると、車から降り「お願いします」と握手を交わした。

 同市内の5カ所で街頭演説をし、「無駄のない国づくりを進めていきます。選挙もいよいよ終盤戦。これからが正念場です。どうか支援をお願いします」と訴えた。午後からは高知市内に入り、団地など住宅街を中心にできるだけ人が多い場所で支援を呼びかけた。

 公示後は県内各地を回り、夜には各地で個人演説会を開いて支持を訴えている。

◇春名 直章氏 共新

 午前中、高知市中心部の商店街や日曜市を歩き、商店主や買い物客らに歩み寄り、握手を交わした。選挙戦を通じて消費税増税反対を強調し、この日も「消費税が10%になったら消費が冷え込む。商店街の灯が消えてしまう」と語りかけた。

 消費税を増税した際、一定の年収を下回る人に税金分を還付すると菅首相が発言したことについては「全部の買い物に領収書をもらい、計算しないといけない。そんなことができますか」。「後で返すなら最初から取りなさんな。増税反対の一票をぜひ私に」と訴えた。この日は高知市内十数カ所で街頭に立った。

◇藤島 利久氏 無新

 午前中は高知市の日曜市や、同市の住宅街などで街頭演説をした。「高知白バイ事件が国政の場で語られないことに怒っている。県民のみなさんにそれをお伝えしたい」と訴えた。

 2006年3月、同市春野町の国道56号で、スクールバスと県警の白バイが衝突し、白バイの交通機動隊員が死亡した。業務上過失致死罪で禁固1年4カ月の刑が確定したバスの元運転手を支援しており、「無実の人が有罪になった。この問題を解決したい」。午後には事故現場付近や国道56号沿いで演説し、雨に降られながら、道行く人に語りかけた。


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