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備忘録

単式・複式簿記の違いが解れば小沢氏政治資金問題は氷解する

2010-02-21 21:49:08 | 雑記録
単式・複式簿記の違いが解れば小沢氏政治資金問題は氷解する細野祐二氏(公認会計士)インタビュー
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インタビューズ (2010年02月19日)
単式・複式簿記の違いが解れば小沢氏政治資金問題は氷解する
細野祐二氏(公認会計士)インタビュー
 以前にマル激にも出演している「公認会計士対特捜検察」著者で公認会計士の細野祐二氏が、小沢氏の資金管理団体による政治資金収支報告書の虚偽記載問題は、単に当時の会計責任者だった石川知裕氏(現衆議院議員・政治資金規正法違反で起訴)が、収支計算の基本となる複式簿記を理解していないことから起きた問題と考えてまちがいないだろうと指摘する論文を発表して、話題を呼んでいる。(細野氏の論文はこちら(ここでは本人の承諾を得ていますが、転載は自由とのこと))
 細野氏によると、何千何万という企業の財務諸表を見てきた会計士の目には、石川氏の行った収支報告が「真面目な性格で、複式簿記を理解していない素人が陥る典型的な過ち」(細野氏)であることは明らかで、同じく複式簿記を理解していない特捜検察が、それを勝手に解釈してストーリーを描き、その線に沿って無理な捜査を進めた結果、誰にとっても不幸な結果を生んでいると言うのだ。
 自身も検察と真っ向対決し、今最高裁の判決を待つ細野氏を、2月19日、築地の事務所に訪ねた。
 尚、細野氏が関与したとされるキャッツ事件についての詳細は、マル激トーク・オン・ディマンド 第363回(2008年03月16日)「公認会計士は、なぜ特捜検察と戦うのか」 をご覧ください。
細野 祐二ほその ゆうじ
(公認会計士)
1953年三重県生まれ。78年早稲田大学政経学部卒業。82年公認会計士登録。78年よりKPMG日本に入所し、会計監査および、コンサルタント業務に従事。06年公認会計士細野祐二事務所開設。04年、キャッツ事件にからみ有価証券報告書虚偽記載容疑で逮捕・起訴。06年東京地裁で懲役2年執行猶予4年の有罪判決を受ける。07年東京高裁は控訴棄却。現在、最高裁に上告し係争中。著書に「公認会計士vs特捜検察」「司法に経済犯罪は裁けるか」など。

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