それでも、証拠は動かない ~高知白バイ衝突死2~
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KSBセレクションとは・・・KSBが制作した作品の中から、受賞作品や反響の大きかったものを厳選して放送。
どの作品も制作者が熱い思いを抱き、独自の視点で迫った珠玉の一品です。 9月11日(日)深夜1時10分から放送再放送:9月27日(火)深夜2時25分から放送
それでも、証拠は動かない~高知白バイ衝突死2~
番組内容「何のために刑務所に入るのか分からん…」
2008年10月、1人の男が高知刑務所に収監された。 2006年3月、高知県旧春野町で起きた白バイとスクールバスの衝突死亡事故。バスを運転していた片岡晴彦さんは、安全確認を怠り白バイ隊員を死なせたとして、業務上過失致死の罪で起訴された。
「停まっていたバスに、猛スピードの白バイが突っ込んだ」という生徒や教諭、第3者の目撃証言にも関わらず、裁判所は禁固1年4カ月の実刑判決を言い渡す。 判決の根拠となったのは、検察が提出した「ブレーキ痕の写真」、そして、現場を通りがかった「同僚の白バイ隊員の証言」だ。 前作「証拠が嘘をつく?!」では、バスに乗っていた生徒たちへのインタビュー取材や、交通事故鑑定人によるブレーキ痕の鑑定など検証取材を行い、捜査や裁判の様々な疑問・矛盾点を指摘した。ところが、最高裁はそれらに何ら答えることなく「棄却の決定」を下した。
番組では、上告棄却から収監までの元運転手と家族の日々に密着。
新たに存在が明らかになった「葬り去られた生徒の調書」も検証し、有罪率99.9%の日本の司法の問題点に迫る。 ※番組内容は取材当時のものです。
関連ホームページ■KSBスーパーJチャンネル 高知白バイ衝突死シリーズ動画
http://www.ksb.co.jp/newsweb/series/kochi ■書籍「あの時、バスは止まっていた 高知『白バイ衝突死』の闇」
(山下洋平著/SBクリエイティブ刊) http://www.amazon.co.jp/dp/4797353899/(Amazon.co.jp にリンクします) 小池知事 月内に豊洲調査公表2016/9/23(金) 16:47掲載「無責任体制」と批判=内部調査、月内に公表―豊洲問題で小池都知事東京都の小池百合子知事は23日の記者会見で、豊洲市場(江東区)の建物の下に盛り土をせず地下空間が設けられていた問題をめぐり、歴代5人の中央卸売市場長の対応を「無責任体制と言わざるを得ない。責任をどこまで感じているのか」と厳しく批判した。(時事通信) [記事全文] |
今作で特に印象に残っているシーンは、上告棄却後の記者会見です。片岡さんは、判決文にあった「反省の色がない」という言葉について、「何を反省したらいいのか?」と記者に問いかけます。
そして、そんな無念の思いを抱えたまま、刑務所に入る当日。家を出る片岡さんと家族との別れのシーンは、あえてナレーションを入れませんでした。「笑顔で見送りたい」と語っていた妻と娘が、別れ際に見せた表情とは…。ぜひご覧ください。