小沢氏は「起訴相当」 検審が議決 土地購入事件

小沢氏は「起訴相当」　検審が議決　土地購入事件

　民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京第５検察審査会（検審）は、東京都の市民団体から政治資金規正法違反（虚偽記載）罪で告発され、嫌疑不十分で不起訴処分となった小沢氏について、起訴相当と議決した。議決を受け、東京地検特捜部は再捜査を行う。特捜部が再び不起訴処分としても、起訴相当の議決が再度出された場合、審査会の議決に法的拘束力をもたせた改正検察審査会法に基づき、小沢氏は強制起訴される。(産経新聞)
[記事全文]

◇今後の流れ
1、議決を受け、特捜部は再捜査を行う
・ ＜陸山会事件＞小沢幹事長「起訴相当」の議決　検察審査会 - 原則3か月以内に改めて刑事処分を決める。毎日新聞(4月27日)
2、再び不起訴とされたら2回目の審査へ
・ 小沢氏「起訴相当」を議決＝再議決なら強制起訴－陸山会規正法違反事件・検察審査会 - 11人の審査員中8人以上が起訴すべきと判断すれば強制起訴。時事通信(4月27日)

◇地検のコメント
・ 「適切に対処したい」東京地検次席　小沢氏起訴相当 - 産経新聞(4月27日)

◇検察審査会とは(裁判所のサイトより)
・ 検察審査会とは - 検察官が被疑者を裁判にかけなかったこと（不起訴処分）のよしあしを審査する
・ [図解]起訴議決制度のイメージ | 検察審査会ってどんなところ・・・

◇事件概要
・ 「陸山会」の土地購入をめぐる事件の概要 | 土地購入をめぐる事件の経過 - 関連情報エリア

◇地検は嫌疑不十分で不起訴とした
・ 小沢氏は不起訴　虚偽記載、容疑不十分　石川議員ら３人起訴（１０年２月５日） - 毎日新聞
・ 小沢氏不起訴　「検察との対決」を演出、聴取応諾で活路（１０年２月７日） - 毎日新聞
・ 小沢氏、平成１９年分の政治資金虚偽記載でも不起訴処分に　東京地検 - iza(2月23日)