ザ・スクープ 検察庁の実体
布川事件38年目の真実~ダンボール9箱に隠された無実の証拠~
今から39年前、代用監獄につながれた桜井昌司さんは、捜査官に読まれないように暗号をまじえて、こんな獄中日記を書き残している。
「嘘を話せば命があり、真実を話せば死さえもある。戦争よりひでえや…」
ある日突然、身に覚えのない強盗殺人容疑で逮捕され、無期懲役の実刑判決が確定してしまった桜井さんと杉山卓男さん。自白は強要されたものだとして無実を訴え続けている。
再審開始という“開かずの扉”を開かせる鍵は、検察倉庫に眠っているダンボール9箱に
ある。事件から30年以上たって、検察が「見当たらない」としてきた “無実の証拠”がついに姿を現した。
そして、そこには真犯人の存在を示す証拠も検察によって隠され続けていたのである。
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