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備忘録

「警察の違法捜査と不公平な裁判のもたらしたモノ。」

2008-12-21 11:31:37 | 雑記録

2008年12月21日 03:38

「警察の違法捜査と不公平な裁判のもたらしたモノ。」

  不法な捜査・・と言うよりは犯罪を犯した高知県警。
  それを追認する司法。

  高知白バイ事故の真実が知られていくにつれ問題になってくるものがもう一つある。

  22名の生徒(当時15歳)の前でそれらは堂々と行われたということだ。

  警察と裁判所は、少なくてもその生徒達にとっては信頼するべき組織であったはずだが、その期待は裏切られている。それも自分達の目の前で。

 「大人」を代表して、品原校長ともう一人の「先生がバスは止まっていた」と法廷で証言した。この証言は生徒達と同じ体験をした大人として、教師としてのその職責を果たしたと言っていいと思う。

 ところが、警察や司法はどうだろう? 事故を目撃したという同僚のA隊員は、生徒にも見破られるような事実と違う証言を行い。柴田秀樹裁判官は生徒らの声を聞く必要が無いと却下してしまった。

 支援する会にはその生徒らの母親らが多く参加している。
 その中の一人の母親の声です。

 「私はもちろん片岡さんの受けている扱いが理不尽で怒りを覚えるが、それ以上に今までの子育てが否定されたことが一番頭に来る。自分が悪いことをしたら正直に謝れとか、悪いことはしたらいかんとか、小さな時から教えてきたつもりだ。しかし、警察や裁判所がこれでは子供らになんと説明したらいいのかわからない。中学生の娘に世の中そんなものとか言えるわけが無いじゃないですか。」

 
 力さえあれば何をしても許されるのか? 責任を免れるのか? それどころか他人にその責任を負わせるのか?現実の大人社会にはそういったことが少なからず見受けられるが、だからといってそれを中学生の前でやるとは大人としての責任の放棄としか思えない。

 警官として、裁判官として 大人として恥ずかしくないのか?

 この高知白バイ事件がこのまま終わってしまえば、ほとぼりが醒めて、世間は忘れていく。そしてどこかで同じような事件が起きるがその頻度は高くなっていくだろう。 
 
 心理学用語に「モデリング」と言う言葉がある。簡単に言えばマネをするということだ。憧れのアイドルのマネをしたりする内はかわいいものだが、子供らが「あの人」のようになりたいと思った「あの人」が「力があって、何もしても許されて、その罪を問われない」となったらどうなるのか?
 
 このような事件が埋もれていくようでは大人として子供に示しが付かない。

 警察・司法そして教育の問題でもあると思うのは私だけではないだろう。

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