第4回公判傍聴録 その1(校長証言) - 高知白バイ事故=冤罪事件確定中 から
2009.07.04 Saturday
現在、片岡晴彦さんを支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。ezaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。
皆さん、時速10キロメートルで1メートルのブレーキ痕がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします
署名はこちらから↓
「片岡さんを支援する会 再審請求への署名のページ
高知白バイ事故=冤罪事件確定中
第4回公判傍聴録 その1(校長証言) 傑作(0)
2007/3/31(土) 午前 0:35第4回公判傍聴録事件 Yahoo!ブックマークに登録
(この記事は18年3月3日に高知で起きた白バイとスクールバスの事故について書いています。)
2階の203号法廷に上がっていくと、見慣れない張り紙があった。
読んでみると、傍聴席は抽選で・・・とある。
確かに、今までで一番多くの人が法廷前の廊下にいて、その中には警察関係の人と思われる人も何時もよりたくさんいた。運転手サイドの人も見慣れないお顔が何人かいた。
15分くらい前に全員が廊下で一列に並んで、地裁の人が配布してくれた整理番号を受け取った。その5分ほど後、同じ人が当選番号を書いた紙を読み上げながら、傍聴券を配布した。
倍率は2倍強?くらい。半分あきらめていたのですが「当たり」でした。
今日の公判は運転手サイドの証人喚問。2名です。
証人喚問が始る前に、裁判官、弁護士、検察官で今後提出する証拠のすりあわせ?行われていましたが・最後の方で紹介します。
証人喚問です。
(一部要約です)
弁 「○×中学校では被告人の運転するスクールバスを利用していますか?その頻度は?」
証 「よく利用しています。生徒の登下校のさいスクールバスの運転はほとんど被告人です」
弁 「運転手の安全運転やマナーはどうでしたか?スクールバスの運転手としてどうでしたか?」
証 「非常に良かったです。適任と思います。」
弁 「土佐署での調書に。あなたは、事故当時バスの直後にいたといっていますが?」
証 「はい。
(弁護士の質問を一部略します)
証 「バスは自歩道の手前で一旦停止し、また、車道の前でも一度停止しました。その後バスは時速10kmくらいで走行し、中央分離帯付近で停止しました。」
弁 「どうして バスは中央分離帯の付近で停止したのですか」
証 「土佐市方面への車の流れを見るためだと思います。
弁 「その時 あなたはどこにいましたか?」
証 「駐車場を出て 自歩道の前にいました」
弁 「衝突の瞬間を見ましたか?」
証 「見ました。バスは少し右向きになっていたのでよく見えました。」
弁 「そのときの様子は?」
証 「バスが止まっているところへ何か物体が右カーブを切りながらぶつかったという感じです。衝突を避けるようにハンドルを切ったという感じです。そのときのスピードは時速50~60キロくらいと思います。」
弁 「その後どうされましたか」
証 「車を駐車場に戻してから、バスに駆けつけました。その時、事故の相手が白バイと気がつきました。道路に大型トラックが停まっているのを見ました。」
弁 「バスのどこへ衝突していましたか?バスは動いていましたか?」
証 「バスの右側前部です。バスの下へ入り込むようにバイクは右に倒れていました。バスが動いているときに衝突したのではありません。急ブレーキとかいった状況ではありません。」
弁 「生徒たちに変わった様子はありませんでしたか?」
証 「ありませんでした」
弁 「土佐署へ行きましたか?」
証 「はい。3時30分ごろ土佐署に着きました。2時間少し供述しました。」
弁 「その調書の中であなたは、この事故の状況などを話していませんがどうしてですか」
証 「私は聞かれたことを答えました。」
弁 「ということは、詳しい事故の状況を聞かれなかった ということですか?」
証 「そうです」
弁 「その後、実況見分に立ち会ってほしいといった話はありましたか?」
証 「ありません」
弁 「白バイ隊員はなくなられているが それに対する対応は?」
証 「教育委員会が対応しています。」
続く 続きは 検察官の反対尋問から
この証人Cは現場検証に立ち会っていない
普通 重大事故なら事故の当事者はもちろん、目撃者も現場検証に立ち会うはずだが、この事故では警察は目撃者を現場検証に立ち会わすことよりも、土佐署での調書を重要視している。
しかも その調書の質問はさほどの内容が無かった
その後も この証人が目撃者として呼ばれたことは無い。
土佐署は 目撃者を事故現場から引き離す必要があったと十分に推理できる