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備忘録

科捜研算定書

2010-02-15 09:56:08 | 雑記録

2010年02月15日 01:26

片岡さんの帰還まであと8

  今日は高知県警科捜算定書の掲載。

  県警科捜研の技官は「運動量保存則による計算」で衝突前の白バイ。スクールバスの速度をそれぞれ次のように算出している。

 白バイ 28.0~54.0km/h

 バス  15.0~16..2km/h

 白バイが28.0km/hの可能性があるってのは馬鹿げた計算結果であることは、これまで掲載してきた衝突写真でご理解いただけるでしょう。28km/hの白バイと16km/hのバスが衝突してあれほど壊れるのか?ということです

 また、白バイの速度の範囲がこれほどあるとなれば、これは速度を計算式から算出したものとして、有効な答えなのか? 参考になるものとは考えられない。

 物理に詳しいお方のために算定式を全文掲載します。かなり汚れていて読みずらいかもしれませんがご容赦下さい。

 算定書1    算定書2  ←クリックで拡大

 バスの速度については、捏造スリップ痕の長さ(右1m左1.2m)に沿ったものですから、このようになるのは当たり前でしょう。

 スリップ痕から速度を算定する計算式は → こちら

 しかし、これで終わるのもつまりませんから、県警撮影の写真の中に「車道進入直前のバスの一旦停止位置」を撮影したものがありますので、それを掲載して、この速度算定に疑問を投げかけてみたいと思います。

                       151 クリックで拡大

 この写真は実況見分調書に掲載されたものでキャプションは次の通り

 「被疑者が一旦停止した③地点から白バイが進行してきた土佐市方面を撮影」

 つまり、写真を撮影したこの位置が③地点というわけですが、ここから6.5m進行して白バイを跳ね飛ばしたということで片岡さんは刑務所に収監されてしまいました。

 25名の生徒と教員を乗せたバスが6.5m進行して算定書の速度16.km/hに達することができるのか?できたとしても中の乗客はどう感じるのか?普通はありえん話となりますがそうはならなかったのが高知白バイ事件です

 ちなみに事故を目撃したA隊員はこのあたりで10km/hでバスは進行していた証言。警察の認定(一旦停止位置)と食い違いを見せたので弁護人が追求したが、片多康裁判官には聞こえなかったようだ。また、県警はこのA隊員の土佐署の供述から、バスが写真の位置にあるとき、事故を起こした白バイの位置を認定している。写真の③地点から55m手前。(写真では手前から4個目のコーンのあたり)

 カタタ判決の事実認定では白バイは60km/h バス5~10km/h

 白バイが55m走行するのに3.3秒 バスが6.5m進行するのに4.6秒~2.3秒。ということになります。どういう訳かカタタ君は時速7km/hと認定しなかった。それは彼の良心なのかもしれません。7km/hなら3.3秒で警察の予定通りの衝突が可能です。

 白バイが120km/hで走行してきて減速後60km/hで衝突? いぁや。それではあの破損は乗じないと思います。止まっていたバスに120km/hそのままじゃないですか。

 「60km/hの白バイにバスが衝突するためにはバスの速度は約7km/hでなければならないのは明らかだ」 

 結果の決まっていた裁判なんだから、カタタ君はそういえる筈なんですけどね。また判決文の14Pでは衝突直前のバスの速度は「10km/h程度」と書いている。この速度ならバスの真ん中に衝突するんです。 

  地裁判決文 → 支援する会HP

 こういった事実認定が高裁・最高裁でもそのままですから後は再審しかない。

 こういった裁判や事実認定に疑問を持ったり、事実を知りたいと思われる方は是非とも片岡晴彦さんの再審請求を応援お願いします。

           皆さんの声が大きな力となります。ご協力をお願い致します  

   署名方法 → 支援する会HP    

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