サイクルモード2012に行ってきた

11月6日（日）サイクルモード2012に行ってきました。


本当は自転車で行く予定だったけど雨が降っていたので、幕張メッセまで電車で行くことに。
駅に着いたのが8時40分くらいで、会場まで約15分歩く。
意外と駅から遠かった。


到着してみるとすでに20ｍ位列が出来ていた。
そして約1時間程PSPで時間をつぶす。
開場直前の9時前には目測ではわからないくらい長い行列になっていた。
少し早めに着いていてよかった・・・・
そしていざ会場内に！

で！ さっそく気後れ・・・・
1時間前に並ぶような人はみんなヘルメット持参だし
なによりもロードバイクに乗ったことが無い私（；´＿｀）ｙ-~
「シフトチェンジのやり方しらんぞ・・・・」

本当なら真っ先に行くはずの試乗会場には行かず
いろいろなブースを（声を掛けられないように）見て回っていました。

1時間位ぶらぶらとした頃から慣れてきたのか
だんだんとブースの奥に行くようになって、いろいろと話を聞けるようになった。
そのうち試乗にも行くようになり、気がつけば終わりに時間になってしまったという感じ。

そこで私が感じたサイクルモード2012で心に残ったブースのベスト5をあげてみます。

5位・・・minoura
ここは室内トレーニング用のローラー台を作っているメーカー。
暇そうにしていたおっちゃんに何気なく
「これ、マンションに置いて大丈夫ですかねぇ？」と
尋ねてたところから話が始まり、かなり長話となってしまった。
本当に誠実に作っているんだなぁ・・と感心してしまった。

4位・・・木の自転車

ここのメーカーの人が面白かった。
この人曰く
「飾りで作ってるわけじゃねぇぞ！」
と、流暢な江戸弁で
雨の中のレースを走っている写真を見せて説明してくれた。
「プリウス買うかこれを買うかだな」
この決まり文句を言いながらいろんな人に誇らしげに話していました。
自信作であることは間違いなさそうです。

3位・・・TREK

たくさんの人を配置して気合の入ったブースを運営してました。
試乗にしても一番効率よくやっていたと思います。
上手く言えないけど、私は今日で一番好きなメーカーになりました。

2位・・・SHIMANO

こちらもトレック以上に気合の入ったブースを展開。
でもこれはただ一点。
「Di2すげぇ」
これ使ったら多分ワイヤーのシフト変換は戻れない。
想像を超えたすばらしさでした。

1位・・・近藤機械製作所

ベアリングを作っている会社。このベアリングがまぁ軽い。
最初展示してあったホイールを回していたら、
気難しそうなおっちゃんが無言で自分の回してたホイールを止めて
スポークに0.5グラムの重りを載せた。
すると、ホイールがその重さで「すぅ～～」っと回っていくじゃないですか！
「すげぇぇぇ！」思わず声をあげると
気難しそうなおっちゃんがそのベアリングの話をし始めた。
難しくて半分も分からなかったけど
自分は職業柄、人の話はオーバーアクションで聞く癖があって
それがよかったのかおっちゃんが更にヒートアップ。
このホイールの弱点まで話し始めた。
多分、実際に開発をしている人。
最初は口が重かったけど、本当に自信作であることは良く分かった。
話には聞いていたけど、
こういう技術者が日本を支えているんだなぁ・・・
と、実感できました。
「いつかこのベアリングを付けた自転車に乗ってみたい！」
本日もっとも強く思ったことでした。

最初は気後れしてスタートしたサイクルモード。
主役は自転車だけど、自転車にかかわる多くの人が
その楽しさを10倍にも20倍にもしていることが良く分かりました。

今回自分の最大の失敗点は一人で行ったこと。
自転車を中心にした「人」との関わりこそ 自転車の最大の楽しさであると感じました。

来年行く時はもうロードバイクを購入してると思うけど、絶対に行こう。
本当に楽しかった。


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