ちゃりんこ役場

平坦系サイクリスト。埼玉県草加市から江戸川CRを目指します。Since2011,Aug

2017 秋のモテギエンデューロ4時間ソロ

2017年11月28日 | レース
開催日が11月26日と、晩秋から初冬に移行するこの時期、
そもそもエントリーすら二の足を踏んでしまったモテギエンデューロ。
ただ春にリタイアしてしまったことで、もう一度挑戦しておきたい。
その一心で、今回エントリー&無事完走することができました。

アベレージは昨年に及ばない39.6Km/h。
(ガーミン計測。公式は39.48Km/h)
ただ昨年同様、満足感のある4時間を過ごすことができました。
そんな11月26日を振り返っていこうと思います。


朝?2時30分に元気よく?起床。
ホームベーカリーの予約で、同時刻にできたばかりのパンを1斤食べる。
(レシピ集では1斤1200Kcal。これにジャムをたっぷり付けたので・・・w)
前日にほぼ完了していた荷物を持って、3時15分に家を出て
いつもの朝ランの集合場所に自転車で移動しました。

今回は初めてチームミラノの皆さんと、参戦するモテギエンデューロ。
移動から1人ではないことが心強いです。

ミラノからは5名の参加で(6名だったのですが1名は急な仕事で不参加に)2台の車を出していただきました。
車は4時ちょっと前に出発。
私はTM氏が運転する車に乗り、多分氷点下であろう常磐道を
栃木県茂木町目指して移動を開始しました。

途中コンビニに立ち寄りましたが、想定している以上の速さでモテギサーキットに到着。
(6時前後くらいの想定が、5時47分にはゲートを通過しました)

そして車から荷物、自転車を降ろして、スポーツバイクファクトリーが陣地としているスペースに移動。
寒さに震えながら、さまざまな準備を開始しました。

ここからもことのほかスムースに物事が進み
いつも激しく混雑する受付も、待ち時間0で済ませられました。
最後の軽量化も、予想以上に待つこともなく済ませることができました。
ただ会場を見渡してみると、いつもよりも人の数が少ないように感じます。
やっぱり自転車を走るにしては遅いこの時期の開催ということが影響したのかな?
そんなことを思いながら、7時からはじまる試走の準備を開始しました。

服装は下は夏ジャージ&レッグカバーでしたが
上は完全冬仕様。
冬用のジャージにウィンドブレーカー。
グローブも冬用を着用したのですが、とにかく寒い。
1周回走れば、少しは温まるかな?と思ったことが間違いで
2周回走った時点で、寒さのため3周回目を止めてしまったくらいです。

試走中、普段はかなり踏み込まないと出ないワット数が、軽く踏むだけで出ていました。
この現象、実は10月15日のJCRCのアップ中も感じていたことで
JCRCの時は「今日は調子がいい!」と勘違いしてしまいました。
今回はその轍を踏むまいと「これはレース前の高揚している精神状態が作っているんだ」と思うようにして
レースが始まったら、とにかく慎重に走り、出力の無駄遣いは止めようと思いました。

(スポーツバイクファクトリーさんのブースをお借りしました)
ここからしばらくの間、いつものまったり時間。
程よい緊張感と、レース前のリラックスした時間が流れます。

ただこの時間になって、だんだんと気温が上がってきたように感じました。
それまで「冬ジャージもやむなし」の空気も流れていましたが
「夏ジャージでいけそう」という感じになってきました。
ミラノの皆さんとも相談の上、夏ジャージにアーム&レッグカバー。
グローブも冬用で行く予定でしたが、スタートラインに向かう直前にフルフィンガーの春秋物に変更しました。
(結果的にこれがベストチョイスだったと思います。走行中、暑さ寒さは気になりませんでした)

携帯する水分は740mlのボトル2本だけ。
間違いなく4時間エンデューロ史上、最も少ない水分携帯量です。
用意した補給食は170Kcalのジェル3本と、サイクルモードでいただいたBCAA3300mlを1本をソフトフラスクに入れました。
前日4000Kcal、今日は朝から2000Kcalは摂っていたので、多分これだけで十分と思っていましたが←十二分ですw
お守りの意味も込めて、スポーツ羊羹(賞味期限切れ)を一本だけ忍ばせておきました。

そして8時35分、1人スタートラインに並びました。
いつもならこの時間に並ぶと、かなりの後方になってしまうのですが
今日は前方から4列目くらい。
寒さなのか、参加人数の少なさなのか、
でも先頭集団で走りたいと思っている私としてはありがたい誤算でした。

スタートを待っている間、寒さから足の震えが止まりません。(武者震いではないw)
周りを見てみると、夏ジャージの方の何人かは、私と同様震えていたので、
やっぱり寒いんだなぁ・・・と実感。
でもその中には半パン、指切りグローブの方もいて・・・
(さすがに完全夏仕様の方は見かけませんでした)

スタート前にもうひとつ。
それは公式HPで、参加してくれるプロチームの紹介がありませんでした。
いつもならレースを先導してくれる招待チームが、事前にHPで紹介されていたのですが
今回それがありません。
まあ、選手もシーズンオフに入っているし、一般参加者だけのモテギかな?と思っていました。
それはそれで、強烈な引きがなくなるのでいいとも思いましたが
中盤から終盤まで、カオスな状態が続いてしまう懸念もありました。
でもスタート直前にマトリックスパワータグの選手がやってきたことで、
「ああ、やっぱり今回も引き倒されるww」と苦笑いw
でも可能な限り付いていくぞぉ!と気合を入れ直してスタートしました。

(以下、コース上の写真は今年5月の物です。この日の試走時間はあまりの寒さに写真が撮れませんでした)


いつものように、スタート直後はゆっくりなパレード走行。
500mほど走り、登り坂の途中からクラクションと当時に一気に速度が上がり
本格的なエンデューロが始まりました。

春も昨年の秋も、この時点でかなりの後方で
はるか前方を走る先頭を見ながら
「この位置はまずい。早く前に上がらないと・・・」と思って走っていましたが
今回はその焦りがありません。
いつもと比べて、かなり前めの位置をキープできました。
いや、できればもう少し前に行きたいのですが、無理して上がるほど不利は受けない位置で走れています。
「今は無理せずにこの位置をキープして、チャンスを見て徐々に前に上がっていこう」
と思いながらスタートの1周回をクリアしました。

毎回そうですが、スタートして最初の数周回は、とてもカオスな状態が連続します。
落車が多いこの数周回を、集中して、何かあったらすぐに対応できるように走るのですが
今回は私の見る限り3周回目くらいまでは、落車などは見かけませんでした。
ただレースの中頃ドクターヘリが飛来するなど、今回も重大な事故があったようで・・・
レース全般を通して目の前で落車を目撃したのは2件。
両方とも警戒していた危険箇所ではない、平坦でまっすぐな箇所で発生していました。
やっぱりどこで何が起きるかわからない。それが自転車のレースだと思います。

とにもかくにも、スタートから最初の数周回を落車に巻き込まれることもなく
しかも集団前方(自分比)の位置で走れるなど、
ある意味想定以上で、考えられる最高の序盤でした。

2周回ほど無理せずに今の位置をキープしながら、
3周回目以降徐々に位置を前に上げられるように走ろうと思ったのですが
ここからしばらくキツかった。

まず最初に腰に痛みを感じ始めました。
これは毎度のことで、ある程度の出力で走っていると腰に痛みが出てきます。
昨年のモテギエンデューロで、走り終わった後、足が上がらなくなった経験から
股関節を持ちあげる筋肉である、腸腰筋の筋トレをしていたのですが
腰の痛みが出る現象は変わらず出てしまいます。
それもまだスタートから30分程度で・・・
これはまた厳しい4時間になりそうだと覚悟を決めました。

5周回目くらいだったと記憶しています。
私の横を、マトリックスパワータグの佐野淳哉選手が走っていました。
とっさに「佐野さん、沖縄の優勝おめでとうございます」と一声かけさせていただきました。
「ありがとう!」と大きな声で返事をいただいてしまいましたw
元全日本チャンピオンの佐野選手とお話ができたことで、ちょっと疲労が回復w
朝寒かったけど、参加して良かった。そう思えた瞬間でした。

ただこのくらいの時間が、前半で最も厳しい時間帯でして
腰の痛みとともに、足にパワーが入らないような感覚になっていました。
後でラップタイムを見てみると、この時間帯は1周回を6分台で走っています。
多分、自分が出せる速度ギリギリで走っていたからでしょう。
そして今回のモテギでツラかったのは、登りでも平坦でもなく、下りでした。

下り区間では、ちょっと気を抜くとすぐに前の方とのギャップができてしまいます。
それを埋めるために、下ハンを持って全力で踏む。
そんなことが続いていた時間帯でした。

また下り区間は、強力な向かい風区間でもありました。
登りを終えてからは少しの間、絶対に気を緩めてはいけません。
ここでしっかりと後輪に付いておかないと、簡単に集団から千切られてしまうことが容易の想像できたからです。

最初の1時間目は「いつ集団から遅れても不思議じゃない」と思いながら走っていました。

それが1時間30分頃から、急に楽になってきました。
理由はよくわかりません。
ラップタイムもそれほど遅くなっているわけでもありません。
無理に理由を探すなら、足が速度に慣れてきたからかな?
懸念されていた腰の痛みも、立ち漕ぎや、腰のストレッチをちょくちょく行うことで
何となく紛れてくれて、最初に比べるとかなり楽に走れるようになってきました。

そんな頃、登り坂をいつもの周回のように、クルクルケイデンスを上げて登坂していた時
横を走っている人が、チームメイトであろう方に
「さっき補給食落としちゃったよ」と話していました。
私はとっさに「あ、羊羹なら余分に持ってきたのでいかがですか?」と言おうとして、止めました。
そうです。私が持っている羊羹は賞味期限切れ。

いざとなったら自分が負うはずのリスクを、見ず知らずの若者に負わせてはいけませんw
「あぶねぇ・・・」
心の中でちょっとしたヒヤリハット事例だな・・・と思いながら、すこし冷や汗をかきましたw

この頃は、できればもう少し前で走りたいと思いながら
やっぱりあまり前の方には上がれず「まあ、この辺りでいいや」と思うようになってきました。
でもこれがちょっとした災難を被ることになろうとは・・・

事の起こりは10~5周回目の登り坂区間に差し掛かった時。(記憶違いだったらごめんなさい)
いつもよりも混雑している登り坂を、集団が登っていました。
私も当然、集団から遅れまいとペダルを回して登っていたのですが・・・

いつもなら加速が必要な、登り終えての平坦区間に入っても、速度が上がりません。
あれ?何だかいつもとリズムが違う・・・
と思っていると、私の3台くらい前で中切れが起きていました。
それまで私と同じような位置を走っていた方が、ある自転車を追い抜く時に、にらむような視線を投げていたことで全てを察しました。
どうやら割り込むように集団に合流した方が、あっさりと失速したことによる中切れだったようです。

ここから開き始めたギャップを埋める作業が始まりました。
私の前には4台ほど走っていましたが、1台、また1台と剥がれていきます。
次はいよいよ私が引く順番。
でも下り区間とはいえ、向かい風が強く吹いています。
「前の集団の速度を考えたら、自分の足ではこのギャップは埋められない・・・」と思っていたところ
私たちの横を明治大学の招待選手が追い抜いていきました。

当然この方に乗り換えw
今回も招待選手のゼッケンには名前が入っています。
「行け!渡辺君!!向かい風に負けるな!!」そう思いながら、前を走る渡辺選手の後輪めがけてペダルを踏み続けました。
この渡辺選手のおかげで、ファーストアンダーブリッジを通過する頃には集団復帰w
筋肉の鎧を着ているような後姿から「どんなごついあんちゃんだろう?」と思いつつ
「引いてくれてありがとうございました」と声をかけると、笑顔で返して下さいました。
まだあどけなさが残る好青年でした。
渡辺選手、ありがとうございました。
そして本当にごめんなさい。後姿から「どんなゴリラだ?」と思っていましたw

実は今回、そんなことが多発していました。
集団に横から入って来られると、列車を組んで走っている私たちははじき出されます。
それは接触などの事故の原因にもなる可能性がありますし
何よりも入ってきた方が千切れることで、中切れが起こってしまいます。
このギャップを埋めるのに、かなり足を使うことになるので・・・
何人かの選手は、横から入ろうとする方に、大声で警告を出す場面がありました。
実際私も数回、このギャップを埋めるために足を使うことになったのですが
平坦で45Km/h前後で走っている集団です。
風を受けながら、これ以上の速度を出して追うツラさときたら・・・

そんなこともありながら、集中力を切らさずに、何とか2時間を耐えることができました。
「あと半分、何とか食らいついて行こう」と思いながら
カロリー&水分摂取も忘れることなく、ほぼ順調に行っていました。
補給食も水分も問題ない携帯量で、ゴールまでに全て消費できましたし、足りないこともありませんでした。
(スポーツ羊羹は余りましたけどw)

懸念されていた登りは全く問題ありません。
むしろ、位置を前に上げる絶好の区間でした。
やはり体重は少ない方が、登りは楽になります。
「今回も登りで遅れることはないだろう」
そう思いながら走っていました。
ただ、この思いは全く見当違いだったことに気付くのは、スタートから2時間30分後の話です。

「好事、魔多し」とのことわざがあるとおり、2時間30分頃までは
本当に順調に事が推移していました。
「3時間までは先頭集団で走れそうだ」
実際、そう思いながら走っていました。

腰に若干の痛みはあるものの、問題がない程度。
足に疲労はあまり感じていません。
もう少し前に上がりたいけど、この位置でも十分に走れます。
このまま走り続ければ大丈夫。
そう思っていました。
それが2時間30分を越えた時の登り坂で、ある違和感を感じ始めます。

いつものようにセカンドアンダーブリッジを越えて、800mの登り坂に入った時
これもいつものように、立ち漕ぎをしながら徐々にシフトダウンしていくと、
大腿前面が攣れる感覚が走りました。
え!?なんで???

確かに腰をはじめ、全身のさまざまな箇所に疲労は感じていました。
でも足にはあまり感じていませんでした。
なのに何故?
ここまでこれほど順調だったのに・・・

立ち漕ぎで攣れる感覚があると、今度は立ち漕ぎを控えなくてはなりません。
立ち漕ぎを控えないといけないことは、腰の痛みを除去する手段がなくなります。
これはまずい・・・
平坦な箇所でも試してみますが、やはり大腿前面に攣れる感覚がありました。
残り1時間30分。これからが勝負どころなのですが・・・

サドルにお尻を置く位置を、可能な限り後ろにして、
大腿後面の筋肉を使うように心がけながら、周回を重ねます。
心拍数はおよそ150前半。呼吸はそれほど苦しくありません。
念のため水分の摂取量を増やして、脱水による筋肉の痙攣を排除しようとしました。
ラップタイムも7分前後と、この時間帯は少し落ちていたのですが、
足の疲労が、知らず知らずに溜まってきたようです。

そして11時50分前、25回目の登り坂で両方の大腿部が攣りました。
数周回前から登り坂で攣る感覚があったので、いつでも集団から離脱できる左端で走っていたため
後続には多分、迷惑をかけることなく失速・・・・
今回も3時間を待たず、先頭集団から去ることになってしまいました。

離脱直後は冷静さを失うほど、悔しかったです。
「大事なところで何故足が攣るんだぁぁぁぁ!!」と何度も自問していました。
でもそれなりのペースで走っていると、妙に体がキツイ。

自分が単独で走っていると、すぐに後ろを走ってくれる方が何人か出てきてくれたので
先頭交代しながら走っていました。
自分のペースに合わせてくれるような走りで、4名くらいでローテーションして走っていたのですが
最初に脱落したのは自分でした・・・

先頭集団で走れていた時は、気分が高揚していて、脳内に大量のアドレナリンが出ていたのでしょう。
私自身が感じていなかった疲労は、とっくに限界を越えていたようでした。

先頭集団から脱落した時のアベレージ速度は42.3Km/hほど。
ここから残り1時間、現実を知った自分は、アベレージ40Km/h維持を諦めてしまいました。

最大の理由は上記のように、すでに体力の限界を越えていたため、
仮に速度を維持できるような集団に拾われたとしても、
もうその速度で走れないと悟ったから。

もうひとつは、今回参加者が少なく、コース上が妙に空いていたため
そんな都合のいい集団は現れないと思ったから。

春と比べて、明らかにコース上にあふれているライダーの数が少なかったです。
落車はいたる所で発生していましたが、春ほど頻発していなかったように感じます。
(参加人数÷落車数)の商がいくつになるかわかりませんが、
個人的に感じたのは、その商は春よりも少ない数字だったと思います。

でも助かったのは、そんな自分にとって、都合のいい速度域で走る3名ほどの集団に巡り合えたこと。
そしてその集団は、私に先頭交代を求めてこなかったこと。
この集団で身を潜めて、ただただ時が過ぎるのを待っていました。

そして12時56分にゴール地点を通過。残り8分。
それまで8分30秒前後で周回を重ねていたので、きっとこれが最終周回。
最後だから、多少無理してもしっかり走らないと!と決意して、登り区間に。

登り区間に入ってすぐに、自分たちを追い抜いていく集団がありました。
とっさに私はこの集団に乗り換え。
インナーローで走っていたのを、アウターローにシフトアップして加速しました。
加速した瞬間、両大腿が攣りましたw

でもこれが最終周回!
そう思って足を攣らせながら、それでも何とか付いて行こうとしたのですが、やっぱりダメ・・・
向かい風の下り区間に突入する前に、単独になってしまいました。
すると私の横を、招待選手のHonda栃木サイクリングクラブの小田選手が追い抜いていきました。

捨てる神あれば拾う神あり。

小田選手の後輪に付いて、向かい風のダウンヒルを開始しました。
振り返って、私が後輪に付いていることを確認する小田選手。
「最終周回なんです。ダウンヒル区間だけでいいので引いて下さい。お願いします!」
と、言葉ではなく念を送りますw
その”念”を感じ取っていただけたのでしょうか?←多分違う
猛スピードで下り区間を駆け抜けて、平坦区間まで私を送り届けてくれました。

平坦区間に入ったところで小田選手にお礼を言って、単独で走りました。
270wキープで!

と、エアロフォームで走りますが、もうこの出力が維持できません。
あっさりと210wくらいまで低下。
でも歯を食いしばって、少しでも早くゴールにたどり着けるようにペダルを踏み続けました。

最後の直線手前で、4時間が経過したことを知りました。
助かったような、もう一周したかったような・・・

そしてこれが本当に最後の直線であることを理解して、スプリントを開始!

したのですが、やっぱり足が攣ってしまいます。
結局シッティングのまま、無事ゴールすることができました。

ゴール地点から惰性のまま、コース外に出る位置まで移動していると
最終周回の登りまで、引いてくれた方を発見しました。
道中引いてくれたお礼を言いつつ、コース外へ。
スポーツバイクファクトリーが陣取っているスペースに移動して、
ほっと一息入れることができました。

しばらく放心状態でしたが、まずは着替えをしなければ・・・
と着替えや荷物整理をしていると、
これから走る2時間エンデューロにエントリーしているぽじさんから電話があったことに気が付いて
かけ直すと、近くにいることが判明。
今自分のいる場所を伝えると、会いに来てくれました。

そこに同じく、これから2時間エンデューロを走るZENさん、ZENさんの奥様が来てくれて
ちょっとした近況報告と、レース中の温度についてお話ししました。

そしてZENさんの奥様からは、ワッフルの差し入れをいただきましたw

これが実に美味しいw
何だかんだで、1人であっという間に全部食べてしまいましたw

その後、ミラノの皆さんやスポーツバイクファクトリーの方々とのレース談義。
これが自転車をやっていて至福の時間。
エンデューロは13時に終わっているにも関わらず、あっという間に14時30分を越えてしまいました。
そろそろ撤収しなければならない時間です。

フロントフォークに付いていたチップを返却して、表彰式で沸く会場を後にしました。
ただ駐車場までの3つの登りで、皆さん四苦八苦。
私もインナーローでギリギリの、登坂をしていましたw

疲労困憊の私にとって、帰り道に運転していただけることは本当にありがたいことでした。
疲れた体をシートに委ねていた帰り道、そのことを実感しました。
今回車を出して下さったTM氏とTG氏はもちろん、
一緒にモテギに参戦してくれたチームメイトには感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました。

そして限られたスペースをミラノに貸して下さり、
メカニックのサポートをしてくれたスポーツバイクファクトリーのスタッフの皆さんにも感謝です。
本当に助かりました。

途中、常磐道の友部SAで休憩。

本当はロースかつ定食を考えたのですが、胃が受け付けないと判断して、サバ味噌定食。
そしてサービスエリア恒例のソフトクリームを堪能しました。

日の出のはるか前の3時30分に集合して、この時点ですでに13時間が経過しています。
4時間しか走っていないのに、こんなに時間がかかるのは何となく理不尽w
そんなことを思いながら、2台の車は一路草加市を目指して、移動を再開しました。

初冬の太陽はあっという間に沈んでいきました。

結局解散したのは18時過ぎ。途中の事故渋滞が余計だったかな?
でも濃厚で充実した1日でした。
今年最後のレースだったけど、今年一番で楽しかったですw






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8 コメント

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Re:あゆ様 (take-i)
2017-11-28 20:45:16

今年は春先の体調不良から立ち直るのに時間がかかってしまいました。
その最後にこんな辛く、楽しい瞬間に巡り合えたことは本当にラッキーでした。
千切られたんですから、その直後はやっぱり悔しかったです。
でもあの速度で3時間弱走れたことは、満足ですし、なかなか体験できない貴重な時間だったと思います。
考えてみれば、今年は満足できるレースがひとつもありませんでした。
「せめて最後くらい」そんな思いもあって、最後まで練習してきたつもりです。
疲れを感じている時、今日はもう休もうと思い始めた時は、あゆさんのブログを読んで気持ちを切り替えていました。
ぽじさん同様、今回のリザルトが残せたのは、あゆさんからいただいた刺激が大きいです。
最近のあゆさんを見ていると、来年はもう始まっているように感じます。
私も負けていられませんw
もうしばらくしたらまた始動していく予定です。
これからもよろしくお願いします。
返信する
Re:ぽじ様 (take-i)
2017-11-28 20:44:54
ぽじさんには今年1年、お世話になりました。
特に後半の快進撃は、私にとって大きな刺激になり、モテギでのリザルトにも多大な影響があったと思ってもらって間違いありません。
何度かに分けて書くのもいいのですが、
沖縄のみなさんのブログに触発されて、1話完結にこだわって書きましたw←影響されやすいです
考えてみれば1話で書くのも、分けるのも、結局同じわけですから。
本音の話しは、不特定多数に見られるブログでは書けないこともあるわけで、
当然使い分けて書いています。大人ですからww
でも大筋で極力本音を書いているつもりですし、大きな隔たりはないと思っています。
もちろんもっと威勢のいいことは書きたいですけど、それだと実力が伴っていない私では、ブログが長続きしないような気がしています。
まあそのうちご飯でも食べながらゆっくり話しましょう。
「新年会群馬ステージ」を計画するのも面白いかもしれませんw
返信する
Re:フウ様 (take-i)
2017-11-28 20:44:10
月曜日の朝から、空き時間を使って一生懸命書きましたw
コメントで書かれている感想を持っていただけたのなら、本当にうれしいです。
そう感じて欲しくて書いたのですからw
今年のレースはこれで終わりです。
また来年も懲りずにレースを中心とした活動をするつもりです。
その時はこのブログで、またグダグダと綴っていくつもりですので、また見に来ていただけるとうれしいです。
寒い時期になり、自転車を走らせるのが大変になってきますが、最初の冬を上手に乗り切って下さい。
返信する
Re:ZEN様 (take-i)
2017-11-28 20:43:47
「師匠」は勘弁してくださいw
自転車を趣味にして、ある一定期間はレースに主眼を置いた方が、後々楽しめるような気がしていました。
「こう見えて若い頃、ハルヒルは50分台だったんだぞ~」って本格的なじじいになっても言えるような気がして・・・w
トレーニングとかも、走っているとツライけど「今日帰ったらこんなことしよう・・・」なんて考えていると、意外と楽しかったりします。
要は「楽しめるか、楽しめないか」だと思います。
ZENさんのポテンシャルはかなり高いと思います。
後は楽しめる要素がどこにあるか?だと思いますけど、その答えはZENさんの中にだけあるので、是非その答えを探してみて下さい。
(すいません。偉そうに言ってしまって。)
返信する
Unknown (あゆ)
2017-11-28 17:57:07
まずはお疲れ様でした。ご自身の満足度もあり素晴らしいレースだったのだろうと思います。なかなか満足いくことってないですもん。
当日時折LAP見ておりましたが、あまり先頭を引くこともなく上手く集団で走れていると感じておりました。中切れに関しては正直、ムカつきますね。その辺で脚を使ったことが最後にきたのかもしれません。それにしても素晴らしい順位でしたし、今年のいい締めくくりができたのではないでしょうか。11月に入っても朝練を欠かさないtake-iさんには頭が下がりますし、いい刺激をもらえています。
来年も是非、頑張って下さい!
返信する
Unknown (ぽじ)
2017-11-28 17:27:48
おぉー、長文の一話完結、漢やねぇ・・・
読み応えあり!

でも欲を言えば・・・
もう少し本音の部分を聞きたかったかな^^;

素晴らしい成績おめでとうございます!
ただ、take-iさんの力はこんなもんじゃないでしょ
まだまだ上に行けると思ってますので・・・
お互いまた来季に向かって精進していきましょう!

当日は会えて嬉しかったです
またゆっくり話したいですね
返信する
お疲れ様でした (フウ)
2017-11-28 11:37:00
お疲れ様でした。
すっかり読み耽ってしまいました。
その場にいなくても、近くで観戦しているような気分になりました!

また、色々なレポートを楽しみにしています。
返信する
Unknown (ZEN)
2017-11-28 08:40:54
take-iさんのもてぎレポ、とても勉強になります。

6月末にオリジナルJerseyの代金支払のあと、
take-iさんと少しだけ走りながら話を
させていただいたことで、
もう一度しっかり自転車に乗ってみようという
思いが強くなりました。
(クロモリのバイクを手にした後は、年齢的にもこのままノンビリ走れればいいかなって思ってましたから)

今まで、ジャージ製作委員会委員長と勝手に呼ばせていただいておりましたが、
これからは、「師匠」と呼ばせて下さい(^_^)
来春のもてぎ、できるだけ師匠と一緒に走れるように精進致します。
よろしくお願いいたします。
返信する

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