来週に迫ったJCRC第4戦は高低差が大きいと聞きいている日本CSC。
「登っておかないと・・・」
そんな強迫観念にも似た感情を抑えられず、筑波山を目指しました。
ただ前日夜の天気予報を確認すると・・・
38℃・・・
屋外での運動は健康を通り越して、生命の危険を感じさせる数字です。
こんな天気予報が出ている時に、ひとりで筑波山に行っていいのか?
筑波山に行くか、行かないか。何度も自問。
「行かなければいろんな意味で不安な1週間を過ごすことになりそう」
という結論に至りました。
でも「やっぱり暑すぎるよなぁ・・・」と弱気になっている自分を
「もうお前に選択の余地はない!」と言い聞かせて4時50分に家を出ました。
昨日のブログでも書いたとおり、日一日と陽が短くなっていることが実感できます。
早朝の5時前は日の出前。
もう来年まで4時台での太陽は拝めないでしょう。
江戸川CRに到着した頃にようやく日の出。
昨晩の花火大会の影響で、道中ゴミだらけ。
まさに「祭りの後」
わずか数時間前までは、ここにたくさんの人が集まって、晩夏の花火を楽しんでいたのかと思うと
無常というか、ちょっとした寂しさを感じながら江戸川CRを上流に向かって進みました。
太陽が上がってくると、気温がじわりじわりと上昇してくるのがわかります。
今日もいつもの朝ランのコースをなぞるように筑波山を目指したのですが
ボトルの水が大沼公園の水道まで持ちそうにありません。
それでも水を飲むことは絶対に控えてはいけない。
遠慮なく水を飲みながら走り続けました。
ちょっと幻想的な雲を従えた、筑波山が見えてきました。
ここまで暑さの影響もあって速度は控えめできました。
いつもより足に疲労を感じることもなく、調子もいい感じです。
「これは不動峠TTはいい数字が出るかもw」
そんなことを考えながら、いつものように
サイクリングの安全を祈願します。
今日は交通安全の他に「熱中症にもならないように」
と一言追加しておきました。
ただここでの休憩で水がなくなりました。
大沼公園公園までもう少しなので、ここでちょっとだけ水を我慢。
到着した大沼公園、携帯してきた補給食を摂っていると、
1人のローディーさんと「今日は暑いですね~」とあいさつ。
いつもは霞ヶ浦を走っているそうですが、久しぶりに筑波山に来たとのこと。
(こんな暑い日に山登りなんて・・・ヒルクライムを嫌いにならないといいのになぁ・・・)
なんてことを考えながら、お話ししていました。
そのローディーさんが不動峠に向けて走り始めたので、自分も準備を再開。
ボトル2本を満水+500mlほど水を飲み
トイレも済ませて準備完了。
暑いけどここで手を抜く意味はない。
そう考えてガーミンのラップボタンを押して、不動峠アタックを開始しました。
先ほども書いたとおり、今日は足の調子がいい。
ただ調子がいい時は、とかく無理をしがち。
最初無理をして、結局失速してしまうことはこれまで何度も犯してきたミス。
入りを慎重にして、中盤から徐々にペースアップしていきました。
そして不動峠到着と同時にラップボタンを押すと・・・
52秒は見えました。
でも肝心の何分かが、したたり落ちた汗で見えません。
「まあ家に戻ればわかるだろ」
その時はその程度に考えていました。
(調子が良かったし、足も回っていたのでもしかしたら初めての12分台だったかも・・・)←永遠の謎です
ただここまで不動峠は台風の影響と昨晩の雷雨で、濡れた落ち葉なので路面状態が良くありませんでした。
登っている途中で「裏不動を降りるのは危険だ」と思っていました。
今日は殺人的な暑さも予報されていることから、いつものように裏不動は下りず
久しぶりにスカイラインからつつじヶ丘を目指すことにしていました。
息も絶え絶えで、スカイラインに入ると、
サイコンの電源が落ちていることに気付きます。
電源ボタンを押しても動作しません。
そこでハタと気付いてしまいました。
「このサイコン、最近充電した記憶がない・・・」
どうやら電池切れで間違いなさそう。
できれば不動峠のデータだけでも残っていてくれれば・・・←残念。データは残ってなかったよ。
そんなことを考えながら、スカイラインを走っていました。
風返し峠に到着すると、先ほど大沼公園であいさつを交わしたローディーさんに追い付いてきました。
(不動峠でもちょっとした会釈だけはしました)
そこからこの方と、お話しをしながら二人でつつじヶ丘を目指して登坂を開始。
何だかとってもほめ上手なBH乗りの方と、おしゃべりをしながら登坂を続けました。
聞けば今年の3月から自転車を始めたとのこと。
3月なんてつい最近・・・
でも自分との登坂を、普通にお話しをしながら付いてくるこの男は何者??
ちょっとした才能を感じながら走りました。←お前が登れていないだけかもよ
で、登頂して話しを聞いてみると
アームレスリングの全日本チャンピオンで(現か元か聞いていません)
減量の一環として自転車を始めたところ、ハマってしまったとのこと。
試しに腕相撲をやっていただいたところ、当たり前ですが片手ではびくともしません。
すかさず両手に変更しますが、全く動かずw
「家の柱の方が動くぞ、これww」
そう思った次の瞬間、私は全体重をかけて彼の腕を押し倒そうとしましたが
そのまま自分の体が体重をかけた逆側に飛ばされてしまいましたw
なんだか人間の常識を超えた腕の強さを見せつけられて、笑いが止まりませんw
「なんじゃこの強さはぁぁぁぁぁ」
正直たまげました。
腕立て伏せが5回しかできない自分が、勝てるわけありませんが
勝てる勝てないではない、別の領域でその凄さを実感できました。
その後その方は「霞ヶ浦を走ってきます」とのことで、下山していきましたが
彼が下山された後「やっぱりただ者ではなかった」と実感。
どんなマイナー競技であれ、日本一になることはものすごいこと。
現に自転車競技は日本ではマイナー競技。
その自転車で日本一になることがどれだけ大変なことか・・・
暑い日だったけど筑波山に来てよかったと思いながら下山していきました。
つつじヶ丘も十分暑かったけど、下界の比ではありません。
より一層暑くなった復路を走り続けました。
途中コンビニでボトル休憩。
今年恒例の「3リットルボトルで売れよ!」と
心の中で悪態をつきながら、2本のボトルを満水にすることに成功。←帰宅までは足りなかったけどね
(本日もボトル3回転+550mlの水1本+水道水500ml(推定)=5.4リットル)
繰り返すけど暑かった。
江戸川CRに戻ると、暑さは更に狂暴になってきて・・・
やっぱりこんな日に自転車なんか乗るもんじゃない。
そう思いながらペダルを回していると、何人ものローディーとすれ違います。
自分以外の皆さんの気合は、見習う必要と、見習わない必要と
いったいどっちなんだろうと思いを馳せながら、帰路を急ぎました。
本日はガーミンのデータが残っていないので、走行データはありません。
無念です。
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「登っておかないと・・・」
そんな強迫観念にも似た感情を抑えられず、筑波山を目指しました。
ただ前日夜の天気予報を確認すると・・・
38℃・・・
屋外での運動は健康を通り越して、生命の危険を感じさせる数字です。
こんな天気予報が出ている時に、ひとりで筑波山に行っていいのか?
筑波山に行くか、行かないか。何度も自問。
「行かなければいろんな意味で不安な1週間を過ごすことになりそう」
という結論に至りました。
でも「やっぱり暑すぎるよなぁ・・・」と弱気になっている自分を
「もうお前に選択の余地はない!」と言い聞かせて4時50分に家を出ました。
昨日のブログでも書いたとおり、日一日と陽が短くなっていることが実感できます。
早朝の5時前は日の出前。
もう来年まで4時台での太陽は拝めないでしょう。
江戸川CRに到着した頃にようやく日の出。
昨晩の花火大会の影響で、道中ゴミだらけ。
まさに「祭りの後」
わずか数時間前までは、ここにたくさんの人が集まって、晩夏の花火を楽しんでいたのかと思うと
無常というか、ちょっとした寂しさを感じながら江戸川CRを上流に向かって進みました。
太陽が上がってくると、気温がじわりじわりと上昇してくるのがわかります。
今日もいつもの朝ランのコースをなぞるように筑波山を目指したのですが
ボトルの水が大沼公園の水道まで持ちそうにありません。
それでも水を飲むことは絶対に控えてはいけない。
遠慮なく水を飲みながら走り続けました。
ちょっと幻想的な雲を従えた、筑波山が見えてきました。
ここまで暑さの影響もあって速度は控えめできました。
いつもより足に疲労を感じることもなく、調子もいい感じです。
「これは不動峠TTはいい数字が出るかもw」
そんなことを考えながら、いつものように
サイクリングの安全を祈願します。
今日は交通安全の他に「熱中症にもならないように」
と一言追加しておきました。
ただここでの休憩で水がなくなりました。
大沼公園公園までもう少しなので、ここでちょっとだけ水を我慢。
到着した大沼公園、携帯してきた補給食を摂っていると、
1人のローディーさんと「今日は暑いですね~」とあいさつ。
いつもは霞ヶ浦を走っているそうですが、久しぶりに筑波山に来たとのこと。
(こんな暑い日に山登りなんて・・・ヒルクライムを嫌いにならないといいのになぁ・・・)
なんてことを考えながら、お話ししていました。
そのローディーさんが不動峠に向けて走り始めたので、自分も準備を再開。
ボトル2本を満水+500mlほど水を飲み
トイレも済ませて準備完了。
暑いけどここで手を抜く意味はない。
そう考えてガーミンのラップボタンを押して、不動峠アタックを開始しました。
先ほども書いたとおり、今日は足の調子がいい。
ただ調子がいい時は、とかく無理をしがち。
最初無理をして、結局失速してしまうことはこれまで何度も犯してきたミス。
入りを慎重にして、中盤から徐々にペースアップしていきました。
そして不動峠到着と同時にラップボタンを押すと・・・
52秒は見えました。
でも肝心の何分かが、したたり落ちた汗で見えません。
「まあ家に戻ればわかるだろ」
その時はその程度に考えていました。
(調子が良かったし、足も回っていたのでもしかしたら初めての12分台だったかも・・・)←永遠の謎です
ただここまで不動峠は台風の影響と昨晩の雷雨で、濡れた落ち葉なので路面状態が良くありませんでした。
登っている途中で「裏不動を降りるのは危険だ」と思っていました。
今日は殺人的な暑さも予報されていることから、いつものように裏不動は下りず
久しぶりにスカイラインからつつじヶ丘を目指すことにしていました。
息も絶え絶えで、スカイラインに入ると、
サイコンの電源が落ちていることに気付きます。
電源ボタンを押しても動作しません。
そこでハタと気付いてしまいました。
「このサイコン、最近充電した記憶がない・・・」
どうやら電池切れで間違いなさそう。
できれば不動峠のデータだけでも残っていてくれれば・・・←残念。データは残ってなかったよ。
そんなことを考えながら、スカイラインを走っていました。
風返し峠に到着すると、先ほど大沼公園であいさつを交わしたローディーさんに追い付いてきました。
(不動峠でもちょっとした会釈だけはしました)
そこからこの方と、お話しをしながら二人でつつじヶ丘を目指して登坂を開始。
何だかとってもほめ上手なBH乗りの方と、おしゃべりをしながら登坂を続けました。
聞けば今年の3月から自転車を始めたとのこと。
3月なんてつい最近・・・
でも自分との登坂を、普通にお話しをしながら付いてくるこの男は何者??
ちょっとした才能を感じながら走りました。←お前が登れていないだけかもよ
で、登頂して話しを聞いてみると
アームレスリングの全日本チャンピオンで(現か元か聞いていません)
減量の一環として自転車を始めたところ、ハマってしまったとのこと。
試しに腕相撲をやっていただいたところ、当たり前ですが片手ではびくともしません。
すかさず両手に変更しますが、全く動かずw
「家の柱の方が動くぞ、これww」
そう思った次の瞬間、私は全体重をかけて彼の腕を押し倒そうとしましたが
そのまま自分の体が体重をかけた逆側に飛ばされてしまいましたw
なんだか人間の常識を超えた腕の強さを見せつけられて、笑いが止まりませんw
「なんじゃこの強さはぁぁぁぁぁ」
正直たまげました。
腕立て伏せが5回しかできない自分が、勝てるわけありませんが
勝てる勝てないではない、別の領域でその凄さを実感できました。
その後その方は「霞ヶ浦を走ってきます」とのことで、下山していきましたが
彼が下山された後「やっぱりただ者ではなかった」と実感。
どんなマイナー競技であれ、日本一になることはものすごいこと。
現に自転車競技は日本ではマイナー競技。
その自転車で日本一になることがどれだけ大変なことか・・・
暑い日だったけど筑波山に来てよかったと思いながら下山していきました。
つつじヶ丘も十分暑かったけど、下界の比ではありません。
より一層暑くなった復路を走り続けました。
途中コンビニでボトル休憩。
今年恒例の「3リットルボトルで売れよ!」と
心の中で悪態をつきながら、2本のボトルを満水にすることに成功。←帰宅までは足りなかったけどね
(本日もボトル3回転+550mlの水1本+水道水500ml(推定)=5.4リットル)
繰り返すけど暑かった。
江戸川CRに戻ると、暑さは更に狂暴になってきて・・・
やっぱりこんな日に自転車なんか乗るもんじゃない。
そう思いながらペダルを回していると、何人ものローディーとすれ違います。
自分以外の皆さんの気合は、見習う必要と、見習わない必要と
いったいどっちなんだろうと思いを馳せながら、帰路を急ぎました。
本日はガーミンのデータが残っていないので、走行データはありません。
無念です。
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レースが近付いているのに、足の調子がいいなんて、通常ではありえない状況だったので、データが取れなかったことは本当に残念です。
これからは出発前の充電チェックは、欠かさず行いたいと思います。
当初筑波山行きすら迷っていたことを考えると、思い切って筑波山に行ったこと、そしてあのような体験ができたことは本当にラッキーでしたw
フウさんも灼熱のKLT走行会お疲れさまでした。
来週の週末は宇都宮と伊豆が、今日のように暑くならないことを願っていますw
せっかく調子が良かったのに、記録残っていないのは悲しいですね…
アームレスリングのチャンピオンともなると、既に体幹は完成されていて、自転車での体の使い方に慣れてしまえばすぐに速くなりそうですね。
それにしても、この週末は暑かったですね…