2019年10月9日(水)、広島市安佐北区落合と東区馬木にまたがる二ケ城山(ふたつがじょうざん、483.2m)に北の落合側から登り、南の馬木に下った。この山には、3年前に松笠山から縦走して登っていたが、特徴のない縦走路で、山頂は狭く眺望もよくなかったと記憶していた。落合地区の、稲穂を掛けたハゼやコスモスが咲いたのどかな光景を見ながら、登って行った。
登山道は、奇岩怪石で変化に富み、所々の展望地から広島市内の景色を楽しめた。北西に5年前に土石流があり、砂防ダム工事が進む阿武山(586.4m)が目の前に見えた。
南西正面に松笠山(474.6m)とその右遠くに宮島が見えた。
登山ルートが違うと、同じ山に登っていても違う山に登っているようで、不思議な気がした。山頂は記憶どおり狭かったが、広島湾と似島・江田島などの島々を眺めることができた。
二ケ城山で唯一咲いていた木花が、高野山で箒にすることから名前がつけられたコウヤボウキだった。