Krannert MBA JP Blog

WORK HARD, WORK RIGHT, WORK TOGETHER

MGMT 661 Management of Operating System (2014 MSIA Max)

2014-07-28 09:07:40 | Elective-Operation
受講時期: 2014 Summer Module
担当教官: Professor Sang-Phil Kim

この選択科目は、社外の企業等と連携した実習プロジェクトを行う、3単位の科目です。企業とは、Global Supply Chain Management Initiative (GSCMI) センタのスポンサー企業の中から、教授が案件をリストにして提示してくれます。オペレーションやサプライチェーンの課題改善に取り組んでいる、ラフィエット近辺に拠点を持つ会社といってよいでしょう。

まず案件リストの中から、学生が自分のバックグラウンドや得意分野とともに希望案件をいくつか投票します。それをもとに教授が3名ずつのチームを編成します。ここから先はグループワークで、教授とは週1回程度打ち合わせをしながら、あとはクライアント企業と打ち合わせをし、最後に最終プレゼン、およびレポート提出で完了することになります。

クライアント企業とのプロジェクトの進め方は、企業によりさまざまですが、最初に案件概要からプロジェクトチャーターを作成し、初回の打ち合わせを行います。その後、データ収集や分析を行いながら、クライアントと検討を進めていきます。クライアントとの対面打ち合わせは必須ではありませんが、毎週、確実に進捗するようにプロジェクトを進めることが必要で、毎週8から12時間費やすことを期待されています。8週間の短いプロジェクトですので、実際には、最低週1回は何らかの形でクライアントとコンタクトをとるべきだと思います。検討の進捗の報告と次の検討への重要な判断ポイントの確認を重ねて行けば、最終プレゼンやレポートに対する満足度は確実に高まると思います。

成績評価は、最終プレゼン後に、クライアントからのフィードバックと、チーム内の相互評価で、総合的に決定されます。

私の場合は、ラフィエットの大手建機メーカのロジスティクスがテーマでした。私はサプライチェーンが専門ではないので、最初は課題を理解するだけでも大変でしたが、なんとか食らいついて、最後には非常に満足したという高評価をいただくことができました。また、私は学生チーム側のプロジェクトマネージャの立場でリーダシップをとりましたが、実際の企業のマネージャレベルを相手に仕事を進めることができたのは、とても価値のある経験でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿