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MGMT688 Developing a Global Business Strategy(MSIA 2014 Yosuke)

2014-05-24 15:32:58 | Elective-Strategy
受講時期:2014 Module 4
担当教官:Fabrice Lumineau

本講義は、世界中にビジネスを展開する多国籍企業向けの戦略を学びます。多国籍企業では、特定の国のみで展開する企業とは異なる戦略が必要となります。

主なトピックは、文化や規制などの違い、多国籍企業向けの組織構造、海外市場参入の選択肢(フランチャイズ・M&A・オフショアリングなど)、海外市場への適応(製品・人材の採用基準など)などです。

毎回の授業の流れは、ケースディスカッション、講義、国別プレゼンテーションとなります。最初に、ケーススタディの内容について教授の質問に回答していくことで、トピックの理解を深めます。ディスカッションの後で、まとめとなる講義を行い、フレームワークの提示などが行われます。最後に、出身国が同じ学生+興味がある他の国の学生で、その国でビジネスを行う際に知っておくべき知識についてプレゼンテーションを行います。

期末には、自分たちで作成したケーススタディについて議論を行い、レポートの提出とプレゼンテーションを行います。

成績の配点は、パーティシペーション40%、最終レポート・プレゼンテーション40%、国別プレゼンテーション20%です。グループワークの配点が高いですが、アサインされるメンバー次第でかなりの部分が決まってしまう、と言えなくもありません。個人で貢献できるパーティシペーションを重視しておきたいところです。

担当のLumineauはフランス出身で、世界中を旅行した国際色豊かな教官です。ケースディスカッションではできるだけ多くの学生に発言させようという気配りを感じました。また、講義の途中に動画をはさんで学生を飽きさせないようにするなどの工夫が見られました。一方で、ケースディスカッションでは、ケースに書いてある内容の再確認が多く、学生に考えさせる質問がやや少なかった気がします。また、プレゼンテーションの採点の基準があまり明確でなかったため、どの点に不足があったかなどのフィードバックがあれば、より満足度の高い講義になると思います。

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