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MGMT 690 Sustainable (and Socially Responsible) Operations (MBA 2015 Hiroaki)

2015-04-16 11:54:03 | Elective-Operation
受講時期:2014 Module 3
担当教官:Gemma Berenguer

このクラスはオペレーション分野の選択科目です。ただ、オペレーションといっても難しい計算等はなく、定性的な議論が多いです。環境問題についてだけでなく、企業が持続的であるためにはどうあるべきかをケースを通して幅広く考えます。
講義は、大きく3つの分野 (Introduction、Green and Sustainable Operations、Social Responsibility)に分けて行われます。 環境問題に企業がどのように関わって事業を行っていくかを、 グーリンサプライチェーン、クローズドループサプライチェーンなどの概念から学びます。また、サプライチェーン、製造業者、社会起業家、ノンプロフィット、政府、人道的支援などいろいろな観点から組織の社会的責任ということについても考えます。どのケースもとても考えさせられる内容で面白かったです。
Professor Gemma Berenguerは、この分野を専門としているため、非常に熱意を持って講義が行われ、スライドもしっかりと準備されています。 一方で、数年前に博士号を取得したばかりで、教員としての経験は浅いためか、クラスのオーガナイズ、ケースの議論等、まだ改善したほうが良いところもあります。 生徒からのフィードバックを受け、よりよい授業になっていく可能性があるとも感じます。

課題は、ケースレポート(4〜5名のチームで3つ、個人で3つ)。チームで、サステイナビリティに関連するシュミレーションゲームとプロジェクト(選定した会社のサステイナビリティに対しての現状分析と今後の提案をまとめてレポート提出とプレゼンテーション)。4回のクイズ。と、課題は非常に多いです。ただ、一つ一つはそれほど難しくないです。

成績は、クイズ:17%、ゲーム:3%
、プロジェクト:20%、チームレポート:25%
、個人レポート:15%
、パティシペーション:10%
、出席:10%で決まります。

サステイナビリティや企業の社会的責任は、どんな企業においてもとても重要な課題です。人によって意見が分かれてしまうテーマでもありす。授業やチームでの議論で、先進国の学生と途上国の学生の考え方がかなり異なっていた点が、非常に面白かったです。留学生が多いKrannert の良さも活きたクラスでした。将来どの分野で働くとしても学ぶ価値のある授業だと感じました。

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