Krannert MBA JP Blog

WORK HARD, WORK RIGHT, WORK TOGETHER

MBA class of 2012 Aki

2013-02-24 18:31:57 | Alumni
【Course/Year】 MBA 2012
【Option Area】 Operations, Marketing, Supply Chain,
【社費/私費】 私費
【学部時代の専攻】 理学(修士)
【入学前の勤続年数】 約7年
【入学前の業界・業務】 電機・半導体開発(6年)、System Engineer(1年)
【卒業後の業界・業務】 経営コンサルタント(外資)

【Krannertに来てよかったと思うところ(1)】
Krannertのモットーである ”Work Hard, Work Right, Work Together” がカリキュラムに忠実に再現されている。どの授業も課題は多く、Hard Workを求められ楽ではないが、そこから得られるものは大きかった。また、不正に対するFacultyやStaffの姿勢は厳しく、それがFairnessを生んでいるという印象を受けた。その上、グループワークを通して多様性あふれる学生と協力する機会が多く、チームで評価される。これらは、Krannertの伝統が培ってきたものであり、私にはとても合っていたと思う。

【Krannertに来てよかったと思うところ(2)】
授業の質や量を保つような工夫が随所に見られる。MBAの授業担当は、教える経験をある程度持つFacultyに割り当てられていた。また、教授陣も総じて授業を教えることに熱心で、学生からの評価にとても敏感だった。授業数はMBAの学生数(100人強)からみて豊富だった。そのカラクリは、MBA、MSHRM、MSF、MSIAの学生がほぼ同じ授業を取ることが可能で、授業の種類を増やしても学生数が確保できるためである。その意味で、カリキュラムがうまく設計されていると感じた。

【Krannertに来てよかったと思うところ(3)】
学生の質も高かったと感じた。クラスメートから刺激を受けることが多く、優秀な学生との切磋琢磨を通して自分は成長できたと実感した。授業中での発言やグループワーク等による協同作業を通して、彼らの知識だけでなく考え方や人間性など学ぶ点が大変多かった。

【Krannertに改善してほしいと思うところ】
ランキングが高くなってほしい。Krannertのランキングが近年低下傾向にある中、新たに就任したDeanはランキング向上に向けて取り組むことを宣言した。アメリカの特定企業はKrannertを高く評価しているのは事実である。しかし、ランキングの上昇はさらなる知名度アップにつながり、在校生の就職活動にプラスに働く。私自身Krannertの授業の質や学生の取り組みに大いに満足しており、Krannertに対する外部評価がもう少し高くても良いと考える。

MBA class of 2012 Tomoki

2013-02-24 18:28:51 | Alumni
【Course/Year】 MBA 2012
【Option Area】 Finance、Operation
【社費/私費】 社費
【学部時代の専攻】 法律(学士)
【入学前の勤続年数】 約6年
【入学前の業界・業務】 鉄道(6年)
【卒業後の業界・業務】 同上

【Krannertに来てよかったと思うところ】
(学習面)
① ハードなプログラム
 クラナートは、校訓で「work hard, work right, work together」とうたっているように、非常にハードなプログラムを課す校風で知られている。実際に毎回の授業のために、多くの予習が必要であった。教授は、学生が予習を完璧にこなしていることを前提に授業を進めるため、念入りな予習なしでは授業についていくことは難しく、決して手を抜くことはできなかった。予習に加え、課題の量も非常に多く、提出期限も短く設定されているため、夜中まで取り組むこともしばしばあった。このようにハードなプログラムではあったが、周りの学生も同じようなスケジュールで勉強していたため、励ましあいながら非常にいい雰囲気の中で学習に取り組み、実力をつけることができた。

② チーム単位の学習
 上記の校訓の中で「work together」とうたわれているように、大半の課題はチームで取組み、チームの成果として提出することが求められた。チームで取り組むことで、多様な考え方を学べるというメリットの他、チームにて議論し、業務を分担し、課題を解決していくことは、実社会で業務やプロジェクトを進めるうえでの非常によい訓練となった。課題やプレゼンテーションをチーム単位で行うことから、メンバーの能力が自分の成績に影響してくるため、チーム編成は非常に重要なイベントであった。自分は幸いにもチームメンバーに恵まれ、それぞれの課題において、満足のいく成績を残すことができた。特に、自分のような社費留学生は就職活動をする必要がなく、比較的時間があったため、チームではできるだけリーダー的な役割を担うように努めた。

③ ダイバーシティ(多様性)
 クラナートは、在籍する学生内45%が留学生である。 言語・文化・考え方の点で様々な違いに接することができ、卒業後のネットワークという意味でも大きな利点である。特に中国・台湾・韓国など東アジアからの留学生が多く、日本企業の東アジアへの事業拡大や、これらの地域からの労働力受け入れを考えると、彼らの考え方や文化を知ることは大変重要なことであった。生徒のみならず、プロフェッサーの構成もダイバーシティに富んでおり、2年間で、インド人、中国人、トルコ人、イタリア人、ドイツ人の教授から学ぶことができた。

(生活面)
① 治安のよさ
 パデュー大学があるインディアナ州ウェストラフィエット(West Lafayette)は隣接するラフィエットと合わせて人口9万人程度の小さな街である。人口の半数以上をパデュー大学関係者が占めることから、治安については全く問題ない。私のように妻子を帯同する留学生にとっては、まさに、理想的な学習環境であった。

② 温かいコミュニティ
 地域には熱心なキリスト教信者が多く、ボランティア精神溢れる人々が住んでいて、非常に温かいコミュニティが形成されていた。ハロウィンやサンクスギビング、イースターなど伝統的な祝日には、アメリカ人の自宅のパーティに家族で招待され、アメリカの家庭の雰囲気や、伝統的なアメリカ料理などを体験することができた。妻は地元のボランティアが運営している語学学校に通い、息子も2歳まではチャイルドケアスクール、3歳からはプレスクール(保育園)に通い、家族それぞれがこの地で多くのことを学ぶことができた。また、ドイツ祭りや、ハンティングムーンなど、地域のお祭りも多く、非常に有意義な日々を過ごすことができた。

③ 大規模な大学であるが故のメリット(カレッジスポーツ)
 クラナートに入学することは、同時に全米屈指のマンモス校であるパデュー大学に入学することであり、大学が大規模であるが故のメリットも多く享受できた。図書館や、カフェテリア、フィットネスなどの設備が充実していることがその代表例である。そして、大学内における主な娯楽と言えば、何といってもカレッジスポーツの観戦であり、特にフットボールの試合では、大学内にある6万人収容のスタジアムが満員になり、町全体が盛り上がる。私はバスケットボールチームの試合(大学内に15,000人収容の体育館がある)を定期的に観戦し、カレッジスポーツの雰囲気を楽しんだ。スポーツ観戦を通じて他の学生達と交流を深めることは非常に有意義なことであった。


【Krannertに改善してほしいと思うところ】
 ・ 家族帯同可能な交換留学プログラムを設定してほしい。やはり、家族を残してアメリカを離れることは少々心配が残るので。
 ・ チームを生徒で組むのではなく、学校がある程度アサインしてほしい。それにより、より生徒間の交流が深まるのではないかと思う。

MBA class of 2012 Sho

2013-02-24 18:23:05 | Alumni
【Course/Year】 MBA 2012
【Option Area】 Operation, Quantitative Methods, Technology Management
【社費/私費】 社費
【学部時代の専攻】 薬学(修士)
【入学前の勤続年数】 4年
【入学前の業界・業務】 化学メーカー・研究
【卒業後の業界・業務】 帰国・社業復帰して事業企画に従事。その後、米国の関係会社に出向して事業企画ならびにサプライチェーン関係の業務に従事。


【Krannertに来てよかったと思うところ(1)】
定量的な解析・議論が重視されるので、数学が好きな自分に合っていました。
でも、それほど難しい数式を扱うわけではない(GMATが出来れば大丈夫)ので、
文系出身者の方も安心してください。

【Krannertに来てよかったと思うところ(2)】
選択科目の幅が充実していて、専門分野の知識をより広く深く学ぶことが出来ました。
他校の学生と話をしたことがあるのですが、
特にOperationとQuantの授業は充実しているようです。

【Krannertに来てよかったと思うところ(3)】
学生が国際色豊かで、いろんな国に友達が出来ました。
いろんな国の文化や習慣を知ることが出来て楽しかったです。
また、違った国の人と一緒にグループワークをすることは、
良くも悪くもいい経験になりました。

【Krannertに来てよかったと思うところ(4)】
West Lafayetteは治安もいいし、親切な人が多いです。
ちょっと田舎なのは否めませんが、日常の買い物に困るほどではないです。
むしろ、緑が多く環境も良いし、家賃もお手頃なので、
プラス面のほうが断然大きいです。


【Krannertに改善してほしいと思うところ(1)】
West Lafayetteは田舎です。誘惑が少ないので勉強に集中できます。長期休みは旅に出ましょう。
冬の寒さと雪も辛いです。今となってはいい思い出ですが・・。

【Krannertに改善してほしいと思うところ(2)】
他学部の授業も受講してみたかったのですが、時間割上の制約があったため断念しました。
せっかく他学部の授業を卒業単位に認める制度があるのだから、
それをもっと使いやすくしてほしいと思います。