Krannert MBA JP Blog

WORK HARD, WORK RIGHT, WORK TOGETHER

MGMT565 Strategic Sourcing and Procurement (2014 Naoto)

2013-12-19 15:38:48 | Elective-Operation
科目名: MGMT565 Strategic Sourcing and Procurement
受講時期: 2013 Module 1
担当教官: Qi Annabelle Feng

このクラスはサプライチェーン分野の選択科目です。モノやサービスの購入、購買、ソーシングといったサプライチェーンの上流の内容について、コアのクラスでは掘り下げなかった部分までカバーします。具体的には、Dual-Sourcing Strategy e-Procurement, Reverse auction, Vertical integration vs Decentralizationといったトピックスを扱います。コアのオペレーションのクラスで学んだ基礎(Newsvender model, EOQ modelなど)を利用する場合はありますが、新しい理論を学ぶというよりは、実際のケースを使って理解を深めるというタイプのクラスです。

担当教授のAnnabelleは2012年にKrannertのAssociate Professorとして着任した新進気鋭の中国人の女性教授です。説明は明快で、毎回のクラスで使用するパワーポイントも丁寧に準備されており、授業に出席すれば内容を理解することには難しくありません。

コースはレクチャーとケースがバランス良く配置されています。ほぼ毎回の授業でケースを扱い、その日に扱うケースについて授業の最初の5分間でミニクイズがあるので、必ずケースを事前に読み込んでおく必要があります。13回のクラスのうち、2回がゲストレクチャーに(FedExとAT Kearney)、1回がGSCMI(Global Supply Chain Management Initiative)主催のカンファレンスへの参加になっています。また、Negotiation Gameを1.5回のクラスを使って行います。各チームがManufacture, Supplierなどにアサインされ、価格や契約条件などで交渉を行うというゲームで、実際の交渉に関する困難な点を体験できる面白いゲームでした。

クラスの評価には中間試験や期末試験は無く、7回のミニクイズ(20%)、5回のグループレポート(50%)、ゲストレクチャーのレポート2回(10%)、クラスパーティシペーション(20%)となっています。

個人的には、教授の教え方と人柄が好印象で、サプライチェーンに興味がある方にはおすすめのクラスだと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿