Krannert MBA JP Blog

WORK HARD, WORK RIGHT, WORK TOGETHER

PES 11600 Golf (2015 Yuji)

2014-11-20 22:20:13 | Elective-Others
PurdueはGolfコースを2つ所有しており、授業も提供しています。PGA公認のインストラクターが、きちんと教えてくれます。授業自身は、“MBA学生向け”とうたわれていますが、卒業単位にはカウントされません。また、受講には追加で$400が必要です。授業外の特典として、クラス期間中は打ちっ放し(Driving Range)の80球バケツが毎日無料で受け取れ、さらにゴルフコースが無料で回ることが出来ます。

授業の内容はルール、マナーの座学に始まり、パター、チッピング、ピッチング、アイアン、ウッドをDriving Rangeにて一通り学んだあと、コースをチームで回って実践練習をします。初心者の私には、非常に有用なクラスでありました。

きちんとGradeもつきます。評価は以下の3つです。
1. Attendance 25%
2. Quizzes from Book 25%
3. Final Exam 25%
4. On Course Playing Assessment 25%

MBAとは全く関係のない授業ではありますが、Purdueらしい授業のひとつと言えるかも知れません。私は7:30からの授業を取りましたが、すがすがしい秋空の元、早朝ゴルフで一日を始めるのは素敵な経験でした。

(MGMT 590)Seminar in Technology Realization Topics (2015 Tatsuki) 

2014-11-20 22:17:04 | Elective-Others
受講時期::2014 Module 1
担当教官:Tim Peoples


<基本情報>
基本的に1セメスターで2単位となるが、1モジュール(前後半のどちらでもよい)のみでも良い。また、人気があるためすぐに満員となり登録できなくなるが、実際は教授のサインをもらえば受講できる。場所はMorgan CenterでRawlsからやや離れた場所にある建物で授業が行われる。徒歩20分の距離である。

<内容>
ハイテク企業やstartup企業が抱えている問題点やどのようにビジネスを展開していくのかを学ぶ講義である。また、そのような企業にとってIP (Intellectual Property)は非常に重要な役割を果たすため、IPのみについて詳細に学べる講義がある。毎回異なる講師(主に企業した人)が資料を配り、それに基づいて講義する形式である。そのため、色々な人の異なる分野の話が聞けるため幅広い知識が得られる。

<Grade>
Class participation (50%),Thought papers (30%), Class attendance (20%)である。出席シートに毎回サインをして出席確認を行っている。また、1ページのレポート(IPについてまとめた)をモジュール末に提出すればよい。試験はない。Pass/No Passである。

MGMT672 Advanced Business Analytics (2015 Norihiko)

2014-11-20 22:11:20 | Elective-Quants
受講時期:2014 Module 1
担当教官:Bob Plante

SASを用いた回帰分析を習う授業です。Finance分野ではSASを使えることが求められるそうですので、就職の強みになるかと思います。また、MGMT571 Data Mining でもSASは使用するため、この授業の履修が役立つと思います。Professor PlanteはMGMT 572 Six Sigma and Quality Management も担当しています。

この授業ではDecision making に用いる分析手法を学びます。Multiple Regression Analysis, ii)Independent Indicator Variances (ANOVA, ANCOVA), iii) Forecasting and Time Series Models (Decompositional, Autoregressive, Moving Average, ARIMA and Cross-Correlation) を使って予測モデルを作ることが授業の焦点です。MGMT670Business Analyticsの事前履修が望ましいです。
授業では以下4個のトピックスを学習しました。

1) Multiple Regression Analysis : MGMT670Business Analytics の復習です。

2) ANOVA, ANCOVA :どのようにANOVA, ANCOVA の表を理解するかを学びます。

3) Qualitative Independent Variables : Dummy をRegression model に使う方法を学びます。ここまでがMGMT670と重複する部分です。その後Pircewise Regression (あるx でRegression equation が変わる)の手法を学びます。

4) Univariate Time Series for the Mean :この授業の目玉です。将来の値を予測するために、Historical data からForecasting modelを作成します。株価の変動、売り上げの予測など実例を使って説明されていました。 最後の授業ではRegression とtime series errors を組み合わせたモデルが紹介されました。

成績評価は、Team Project (40%), Team Homework (30%), Team Participation (30%)です。Final Exam はありません。Team Project は Time Series の問題を自分たちで調べて分析し、5ページのレポートを提出します。Team Homework は毎週一回提出(宿題が出された翌週に提出)です。Team Participationはチームメイトの評価で決まります。Homework は序盤は教科書の問題などの基本ですが、中盤以降は授業を聞いていないと、SASのバックグラウンドが難しいようです。私はバックグラウンドは無かったですが、授業を聞いてスライドを復習することで宿題の対応はできました。

SAS を使った分析はMinitab ではできないものもあり、有用性を感じました。教授は生徒の理解のために授業をする、というスタンスであるため質問をすれば何でも教えてもらえます。宿題の採点はやや厳しいため、わからないことがあれば教授に聞くことが無難です。ボリュームのある授業でしたが、学ぶことも多い授業でした。

MGMT 521 Brand Management (2015 Hirotaka)

2014-11-20 22:07:40 | Elective-Marketing
受講時期:2014 Module 1
担当教官: Mark Moriarty

この科目ではコア科目のMarketingの一部で取り扱ったBrandingにフォーカスし、Brandを如何に構築し、発展・拡大させ、失速した後如何に立て直すか、とBrand構築からRevitalizationまでの一連の流れと、Brandを如何にファイナンス的に評価するか、BtoB ビジネスにおけるBrandingなど、多方面からBrandを捉えBrandingについて全般的に学びます。

授業は、教科書に基づいた講義とケースディスカッションを交互に行い進んでいきます。その他に一度、今年はPurdue Federal UnionのCEOを招いたゲストスピーカーのセッションがありました。また、最終週にはCoca-Cola、Google、BMWなどそれぞれ違った業界から優れたBrand力を持つ企業を選択し、如何にその企業がBrandを構築し発展させてきたか、そして今後如何にそのBrand力を伸ばしていくか、とのプレゼンテーションをチーム単位で行いました。各業界・企業とDiverseに富んでいた為、他チームの発表を聞くのも興味深く、満足のいくものでした。

受講後の全体を通しての感想は、Brandingという一つの事項を約2ヶ月掛けて学んでいくため、コア科目時に比べ理解し易く非常に満足のいくものでした。使用したケースも、通常のHarvard Business Reviewと異なり、飲料水・金融・エンタテイメントと、それぞれ違った業界から1社ずつピックアップされ、Brandingという視点で書かれており、1ケース30ページ以上と分量もありましたが、その企業の歴史やターニングポイントなどを知ることができ、読み物としても面白いものでした。

成績は、チームレポート15%, 授業での発言(participation) 25%, チームでの最終プレゼン 25%, 期末テスト35%で決まりました。総じて満足度の高い授業でしたが、ProfessorのMark Moriartyは教職歴30年以上のベテランの為、今後も継続して本授業がオファーされるかが少し懸念される所です。

MGMT625 Marketing Research (2015 Takahiro)

2014-11-20 22:05:00 | Elective-Marketing
受講時期:2014 Module 1
担当教官:Jia Li

Marketingの中でもResearchに特化した授業です。どちらかというと定性的な授業になりますが、課題を進める中ではある程度の計算も用います。

個人的にはマーケティングの業務でのバックグラウンドが無かったため、マーケティングリサーチの全体構成や、どのようにサーベイを行うか、あるいはサーベイの質問項目をどう設定するかなど、ためになる要素が結構ありました。ただ、マーケティング業務経験者の方に話を聞いたところ、真新しい事は特に無いと言っていたので、どちらかというと初心者向けの授業なのかもしれません。

先生はマーケティングリサーチに関しては知識が広く、幅広い質問に対してもしっかり回答してくれます。先生は英語が少し中国なまりでしたが、大きな声ではっきり喋るので、それほど聴き取りに不安は無かったです。非常に教える事については熱意があったのも評価できるポイントです。

一方で、新しく今年度から始まった授業で、教材などはしっかり練れているというレベルではなかったと思います。特に、一度定量的な課題が出たのですが、利用する指定ソフトウェアについては残念なことがありました。ソフトの使い方について何のレクチャーも無かった上に、指定ソフトがPurdue内で借りられるという話だったのですが、実際は借りられるソフトのバージョンが古くて想定機能が使えなかったのです。全体的に教え方についてはまだ慣れていない模様ですので、順次改善して行く事を期待しております。

Gradingはパーティシペーションが20%、グループ課題が45%、チームプロジェクト(レポート提出)が35%でした。残念だったのは、グレードがついたのが次モジュールに入ってからと非常に遅く、しかもグレードについて抗議出来る期間を過ぎた後だったため、疑問が残ってしまったところです。