心の環境をデザインする K-happiness

未来を担う子どもたちが、いきいきと生きられるための人づくり・地域づくりの活動を紹介するブログ

期間限定イベントでのスタッフ教育

2018年01月11日 | 心理教育プログラム

先日、孫を連れて子ども向けAR/VRテーマパークに行ってきました。

子どもの遊び場をインターネットで検索して、
写真を見たり内容を読んで面白そうだなぁと思い一緒に行くことにしました。

対象は、3歳から12歳まで。
期間は、お正月を挟んでの4か月間でした。

混んでいるかと心配しましたが、
思いのほかすいていて驚きました。

遊び始めて感じたのは、
使い方がよくわからないものが多いこと。
90分コースと時間で料金を取っているのに、
戸惑う時間が随分あったように感じます。

スタッフもそれなりにいるのですが、
声をかけてくれる人もいれば、そのままにされる時も。
6歳の孫がやり方がわからず困っていたので、
私が代わりにやり方を聞くのですが、
親切に教えてくれるスタッフもいれば、
なかなか要領を得ない私たちに対して少し面倒な顔をするスタッフもいました。


毎年夏休みに、海洋科学博物館のサメの企画展でお客さん対応をさせてもらっているので、
スタッフへの見方がどうしても辛口になってしまいます。

期間限定のイベントのためアルバイトの人などを雇うことも多いのだと思いますが、
スタッフになった人が、普段子どもと接したことがない、
親とどのように関わっていいかわからない。
それを社員がどのように教えたらいいかわからない。
また、教える側の社員も今の親子の状況をわかっていないため、
「こんなもんだ」と考えてしまう…ということが起きているのではないかと思います。


サメの企画展で丁寧な対応をすると、
期間内に何度も足を運んでくれたり、
翌年、「去年楽しかった」と遊びに来てくれたりする例がいくつもあります。

イベントの内容はきっかけであって、
そこのスタッフとどのように過ごしたかが
子どもの心には大きく残り、物事への興味関心へと広がっていくのだと思います。
親をも巻き込んで、楽しさを伝えられたら良いですね。

楽しませることで自分も楽しくなる。
そんなスタッフ育成をしていきたいですね。(^^)


ブログ「かっぱらぱ編集室つれづれ」より

→2016年 サメの企画展でのコメント

→2017年 サメの企画展でのコメント

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