かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

水族館での夏のイベントのアルバイト

2016-08-12 17:08:20 | つれづれ

今年の夏も静岡市清水区にある
『東海大学海洋科学博物館』の夏のイベント
「サメとエイにふれよう」のスタッフとして参加させてもらっています。

 
海の生き物のタッチプール

 
やわやわの「トラフナマコ」と食用の「マナマコ」

 
「マダコ」は大人気。あと、ヒトデやウニもいます。


小型のサメとエイのタッチプール


シュノーケリング体験コーナー


大人も子どももマスクをつけて熱帯魚のいる水槽(上の写真の左側の水槽)を覗きます。
初めての人はなかなか上手くつけられませんが、
覗いている子どもに
「南国が見えたかな?」と聞くとみんな笑顔に…。


メインのプールには、ホシエイやネコザメなどが入っています。
そのプールに膝まで使って、実際に触ってみます。

もちろん、怖くて入れない子どもたちもいますが、
そういう子どもたちには無理はさせません。


スタッフは、生き物系の大学や専門学校から来ている若者たちです。
予め組まれたシフトに沿って、2名から多いときは7名でチームを組んで、
お客さんへの対応をします。


いつも私は、小中学生と関わることが多いのですが、
ここで若者たちと関わる体験は、とても貴重で、そして新鮮です。


実習初日には、どうして良いか分からずに戸惑っていた若者が
一日二日経っていく内に、
生き物の解説はもちろん、
子どもたちや保護者への関わり方、危機管理について学んでいき、
次第に力をつけて自信をもって対応していくようになるようすに感動するばかりです。

水族館の飼育の人たちも、
若者たちの伸びしろを信じて、多くは語らず、
若者たちにその対応を任せてくれているのが素晴らしいと思います。
それに応えるべく、若者たちは一生懸命来場者に声をかけ、
海の生き物に興味を持ってもらえるよう対応していきます。

特に、昨年実習生として参加したAさんは、
今年はアルバイトとして実習生を統括する役に就いるのですが、
同年代の人や年上の学生に対しても
細かく指示を与えている姿に、頼もしさすら感じます。
本人なりにいろいろ悩んでいると話していましたが、
悩む人は成長する…です。

そんな中で、私はアルバイトとしてそこにいながらも
仕事柄かスタッフの若者たちが少しでも不安なく仕事をしてもらえるよう
見守っている…という感じです。
年の功でしょうか。

しかし、みんなが私の体調を心配してくれることに
(若者たちとの年の差が30位あるので)、
自分は良いつもりでも、迷惑をかけているのではないかと心配です。(笑)

いつもの仕事では味わえない、
夏の暑さと人の熱気…
何より健康な親子の姿を見てホッとする日々です。


「今年3回目です」と言っていた親子がいました。
海の生き物に触れることも楽しいと思いますが、
スタッフの温かい対応がさらにその楽しさを倍増させていることは間違いありません。

サメとエイ(と人の温かさ)に触れられる水族館に
ぜひ足を運んでみて下さい。(^^) 

コメント
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