心の環境をデザインする K-happiness

未来を担う子どもたちが、いきいきと生きられるための人づくり・地域づくりの活動を紹介するブログ

卒業生のうれしい訪問

2018年04月23日 | つれづれ

先日、今年中学を卒業した生徒が、学校を訪ねてきてくれました。
その子は、中1の途中から教室に行けなくなり、
学校の中の学習室で過ごしていました。

いろいろなことに悩み、苦しんだ中学校生活でしたが、
卒業式には、他の生徒の中に入りみんなと一緒に卒業していきました。


久しぶりに会ったその子は、
とっても明るくて元気そうでした。
がんばって入った高校は、とても楽しいと話してくれました。

「初め高校に行きたい気持ちがあるのに怖くて、泣いちゃったけど、
がんばって行ったら、今はとっても楽しいよ」と。

行きたいのに怖くて泣けちゃうって…そんな複雑な気持ちがあると思いますか。
そんな自分の気持ちに気づいて、勇気をだして一歩一歩進んでいくって
すごいことだな~と思います。


その子のいた中学はとても先生たちが優しいので、
その子が学習室にいたときに、いろんな先生が入れ替わり立ち替わり学習室に来て
子どもたちと関わってくれていました。

だから、その子も学校に来て、
相談員さんや、養教の先生、担任の先生など、いろいろな人と会って帰りました。


生徒が帰った放課後、
担任先生と良かった良かったと話をしました。
いろいろ大変だったと思いますが、担任の先生もとてもうれしそうでした。


子どもたちは、教室で過ごせるに越したことはありません。
でも、いろいろな事情で、それができない子どもたちもいるのです。
それでもみんなで支えてあげれば、前に進んでいくことができるのだと思います。

大人として、子どもたちを支える心を持ち続けたいですね。


→かっぱらぱ編集室つれづれのブログ

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NPO法人の運営 平成30年度に向けて思うこと

2018年04月14日 | つれづれ

毎年、4月になると、6月に開かれる総会に向けて、
『NPO法人 かっぱらぱ編集室』の報告書の作成を行います。

1年間やってきたいことの活動内容や会計を見直す機会になるのですが、
毎年、反省点が多々あります。

「子どもたちが過ごしやすい社会をつくりたい」と思ってはいるものの、
現実、活動内容のマンネリ化や参加する子どもたちの減少、
また資金的な問題など、運営を続けていくことに関して
悩ましいことが多いのが現状です。

しかし、平成29年度は、
NPOさぽーと・しみずの協力で情報誌「かっぱらぱ」を再開したり、
「U-18こどもオープンデータ」との出会いで、
コミュニケーションに手段にパソコンを使うという
かっぱら広場の活動の新たな方向性が見えてきたような気がします。

大変だからとやめてしまうことは簡単ですが、
支えてくださるたくさんの方々と共に、
さらに一年活動をすすめていきたいと思います。

平成30年度もどうぞよろしくお願いいたします。

→かっぱらぱ編集室ホームページ

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