心の環境をデザインする K-happiness

未来を担う子どもたちが、いきいきと生きられるための人づくり・地域づくりの活動を紹介するブログ

夏休みの教員研修(心を伝える技術)

2018年07月27日 | 心理教育プログラム

今年度は、3つの小中学校に夏休みの教員研修を頼まれています。

先日、一つ目の小学校で研修を行ってきました。
講座の内容は、月1回行っている実践心理学講座の中から興味のあるものを選んでもらい、

学校用に内容を調整し直し実施しました。

→実践心理学講座のホームページへ

表題は、「心を伝える技術~ソーシャルスキル教育の実践~」。

初めに中学1年生を対象に行った「心を伝える技術」での内容を
ワークショップ形式で体験してもらい、
「伝え手」はより具体的で正確の表現を、
「受け手」は質問や確認が大切ということを確認してもらいました。

次に、中学校全学年を対象に行った「ソーシャルスキル教育」についてお話し、
伝えるためには技術が必要であること、
またその具体的な内容をお伝えしました。

最後に、小学3・4年生を対象に行った
「友だちと仲良くする方法を一緒に考えよう」
~自分の行動をコントロールできるようになろう~の講話から、
心が成長するには、相手がうれしくなる(元気になる)ふわふわことば(プラスのストローク)を
お互いが使うことが大切だという話しをさせてもらいました。

 まとめのパワーポイント

子どもたちとの関わり方の参考にしてもらえたらありがたいなぁと思います。

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中学生への心理学の授業 年1回ずつの継続

2018年07月12日 | 心理教育プログラム

今日は、市内の中学校へ心理学の授業に行ってきました。

考えてみれば私たちが子どもの頃は、
まだ心理学が今ほど知られていませんでした。

だから、学校で心理学を教えてもらうことなどありませんでしたが、
今は早いうちから(自分の)心について学ぶ機会があって良いなぁと思います。

内容をどれだけ理解できるかは分かりませんが、
心理学に触れておくということが、
後々、自分の考えを豊かなものにしてくれるのではないかと思います。


今回は、中学2年生を対象に

「思春期、青年期の心の変化~ストレスとの上手なつきあい方~」
を行いました。

すでに、この学年は小6の卒業間近に「中学に向けてのストレスマネジメント」を学んでおり、
中1では「自分の心の伝え方(仲間づくり)」を、
そして中2になった今回は「思春期の心の変化」について話しをさせてもらいました。

1年に1回ずつ、その時々に必用な心理学の知識をお話しをさせてもらっています。

こうやって継続していくと、
前回話したことを振り返ったり、さらにそれに付け加えたりなど
一度の話しでは忘れてしまうことでも繰り返していくことで
より内容の理解が深まっていくのを感じます。


今後、「心理学の授業」が子どもたちにとって
他の教科同様、当たり前の授業になっていってくれたらいいなぁと思います。

そうすれば、
ゲーム依存やニートやひきこもりなどにならずに済む若者が増えるのでは…
と思うのは私だけでしょうか…。

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小・中学校への子育て心理学講座の提案

2018年07月03日 | 心理教育プログラム

一日児童館「かっぱら広場」にて水風船爆弾制作中!
詳細→かっぱらぱ編集室つれづれを参照


小中学校でスクールカウンセラーとして仕事をしていても、
まだまだ日本は「カウンセリングを受ける」という文化が育っていないのか
気軽に相談…というわけにはいかないのを感じます。

それでも、学校によっては子どもも保護者も気負わないで
相談に来てくれるところもありますが、
そんな学校はそんなに多くはありません。

そこで、今回学校に、同じ学区の小中学校の保護者を対象にした
子育て心理学講座を提案させてもらいました。
2地区の小中学校に声をかけさせてもらいましたが、
どちらも快く受け入れてくれて、9月から始められそうです。

待っているばかりでは、対応が後手に回ってしまうので、
今回は前へ前へと出てみようと思います。(^^)

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