心の環境をデザインする K-happiness

未来を担う子どもたちが、いきいきと生きられるための人づくり・地域づくりの活動を紹介するブログ

「好奇心を持って視野を広げよう」清水両河内中学校の学校保健委員会にて

2019年07月03日 | 心理教育プログラム

今年も清水両河内中学校の学校保健委員会で講話をさせていただきました。

表題は、「好奇心を持って視野を広げよう」です。

中学生を対象にお話をさせてもらうのは、いつもとても緊張します。

今の時代、大人よりよっぽど知識を持っているからです。

 

机上の論理ではなく、

実際の生活に当てはめて、すぐに役に立つであろう内容を心がけて

講話の内容を組み立てていきます。

 

 

今回は、いろいろなことに興味を持って行動しようと思っても、

幼少期に保護者等に支えられてきていない場合、

不安が勝ってしまい行動に移れなくなってしまうことがあること。

しかし、いつもルーティーンのことばかりやっていると

不必要な脳の神経伝達物質の刈り込みが起きてしまうこと。

 

自分の心を成長させるために、

興味を持ったことに対して、

友だちといろいろ会話をしながら、

お互いが支え合っていくことで

不安を克服していけること

 

一生懸命やっていると、

また新たな世界が広がってくることなどを

事例を交えながらお話しさせてもらいました。

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第2回 チームカウンセラー養成講座 「行動」のメソッド 

2019年05月03日 | 心理教育プログラム

連休半ばの今日は、1日中机に向かって、
5月12日に行なうチームカウンセラー養成講座の内容を練っていました。

2回目は「行動」のメソッド。

人間関係の力動を考える手法として、
認知行動療法のオペラント学習についてお伝えするのですが、
より分かりやすくするために、
新入社員がなぜ途中で会社をやめてしまうのかについての事例を取り上げます。

その中で、認知については、前回学んだ交流分析の機能分析を用いて分析し、
行動については、オペラント学習で読み解いていきます。

回が進むにつれて、今まで学んだ手法に新しい知識が加わって、
さらに深い洞察ができるようになっていくことが目標です。

 

10月からのチームカウンセラー養成講座の募集を行なっています。
興味のある方は、ご覧いただきお申込みください。

チームカウンセラー養成講座ホームページ

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チームカウンセラー養成講座が始まりました

2019年04月10日 | 心理教育プログラム

4月7日に、チームカウンセラー養成講座の1回目がありました。

今年度からの初の試み。
人が集まってくれるか不安でしたが、
定員いっぱいの方が参加してくれました。

心理学やカウンセリングの手法を学び、
自分のものにしたいと考えている人たちがたくさんいるのだと思います。

チームカウンセラーは、
個人のカウンセリングを行なう資格ではなく、
自分が所属するチームをより良い方向に導いていくための資格です。

場合によって、それは個人のカウンセリングを行なうより難しいかもしれません。

人は必ず環境から影響を受けます。
それが心地の良いものであればいいのですが、
そうでない場合、その影響に気づき自分をコントロールできなければ、
環境をより良いものに変えていくことはできないでしょう。

講座は、心理学の手法を学び、自分を内省する作業の連続です。
今まで触れなかった自分の心に触れて、
それを引き出し、また内省を進めます。

新たなる自分との出会いが、
チームカウンセラーの第一歩なのだと思います。

偉そうに書いていますが、
私自身もまだまだ未熟者です。
勉強せねば…。(^^)


子どもたちの今を伝えるかっぱらぱ編集室ホームページ

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チームカウンセラー養成講座への想い

2019年04月04日 | 心理教育プログラム

4月7日からチームカウンセラー養成講座が始まります。

この講座の大きな目的は、カウンセラーの裾野を広げることです。


自分がカウンセリングの勉強をしている中で、

1.最近のカウンセリングの勉強会が専門性に特化しすぎていること、

2.重要な仕事に就いていても、
現場では資格の有る無しでずいぶん扱われ方が違うこと

3.いざ資格を取ろうと思っても、
いろんな資格がありすぎてどんな資格を取ったら良いのかわからないこと

など、自分自身が疑問に感じてきたことでした。

 

そこで、今回カウンセラーへの導入として
『チームカウンセラー』という新しい資格を作りました。

一番の特色は、
個人をカウンセリングするのではなく、
場や環境、そこに集まる人(チーム)をカウンセリングの対象にしているということです。


個人のカウンセリングを行うには、クライエントを傷つけないために
さらに深い学びと実践が必要ですが、
それ以前に、より良い環境にいれば人の心は安定するものです。

現代社会のいろいろな問題が、
環境が整わないことから起っているのだとすれば、
環境をアセスメントして、そこに介入できる人材がいれば
問題が起こる前に予防することも可能になります。

昔は、人がコミュニケーションを取ることで当たり前にやっていたことを
あえて心理学の理論を元に学びという形で身につけていけるように講座を組み立てました。

資格を取った人たちが、それぞれの現場で力を発揮し
より良い環境を作っていけるよう、
みんなと一緒にこの資格を育てていきたいと思います。

チームカウンセラー養成講座

NPO法人 かっぱらぱ編集室

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4月から『チームカウンセラー養成講座』を始めます。

2019年02月14日 | 心理教育プログラム

4月から、『チームカウンセラー養成講座』を始めます。

詳細は→こちらから

チームカウンセラーとは、
今、最も必要とされている「場づくりのスペシャリスト」です。

人の心が育つには、安心安全な環境が不可欠です。
それは、大人も子どもも同じこと。

チームカウンセラー養成講座では、自分が所属している環境(職場、
家庭、学校、地域など)の人間関係の力動を分析(アセスメント)して、
より良い環境に変化させていくことのできる人材の育成を目指します。

大人が、楽しく生きがいを持って生きていれば、
子どもはおのずと健やかに育っていくものです。

大人同士の関係で悩んでいる人

相談業務をしている人

地域活動をしている人

心理学に興味がある人などが対象です。

実践に即した心理学を、知識だけに終わらせず、
しっかり身につくようにカリキュラムを組みました。

興味のある方は、ホームページをご覧ください。

チームカウンセラー養成講座ホームページ

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中学生へのコミュニケーション講座

2018年09月19日 | 心理教育プログラム

今日は、中学1年生を対象にした心理学講座を行いました。

表題は、

『コミュニケーションの基本を学ぼう
~ソーシャルスキルを練習してみよう~』

事前に担任の先生と打ち合わせをして、
コミュニケーションの取り方、
初対面の人に対する緊張への対応や
相手への気遣いや配慮などを盛り込んだ内容にしました。

人と関わることで自分自身に気づいていくこと。

初めて会った人に対しては
緊張して思うように話をすることができないことも。
でも、それは当たり前のこと。
それも経験を積むことで緊張しなくなっていくこと。

ソーシャルスキルという人との関わり方の基本を知ることで、
安心して人と関われるようになること、などをお話しさせてもらいました。


実際には、この後、自分が選んだ目標に向けて、
1週間ソーシャルスキルに取り組み、
その後の気持ちの変化を記録していってもらいます。

どのような変化が現れるか、楽しみですね。(^^)

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就労継続支援B型事業所「みすず」保護者会研修会での心理学講座にて感じたこと

2018年09月16日 | 心理教育プログラム

9月15日(土)に、
就労継続支援B型事業所「みすず」保護者よりお声をかけていただき、
保護者対象の心理学講座をさせていただきました。

題材は、
『円滑なコミュニケーションのコツ
~ストロークについて学習してみよう~』

コミュニケーションは、分かち合うこと、相手と同じものを持つこと
そのためには、
伝える側は、相手に分かるように内容を丁寧に伝える
聞く側は、分からなければ質問するなど伝えたいことをしっかりと受け取ること
など、お話しさせてもらいました。


いつも講話では、
子育て中の保護者や小中学生、学校の先生などを対象にすることが多いのですが、
今回は、若いお母さんから年配の方たちまで幅広い年齢層の方が参加されていました。

普段ワークをやっていても質問や意見など出ないのですが、
今回は、ワークの初めから年配の男性から質問や意見が出てきました。
本来、「分からなければ質問をすることが大事だ」ということを伝えるワークだったので、
今までにない反応にビックリ!…と、ちょっとうれしさも。


ネットのない時代を生きてきた人たちにとっては(私も含めて)、
「分からなければ質問するのはごくごく当たり前のこと」でした。

それが今の若い世代には、
それをワークにして気づいてもらい練習する時代になっているのです。
年配者と若者の考え方のギャップもこの辺にあるのかもしれませんね。

年配者にとって当たり前のことが、今の若者にはできなくなっている。
でも、これは若者が悪いわけではありません。
時代の流れなのだと思います。

できる人(年配者)が、できない人(若者)をどれだけ優しい目で見て応援してあげられるかが大切。
優しい社会にしていきたいですね。

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8月の講話の日程

2018年08月19日 | 心理教育プログラム

 地元の夏祭り

8月も残り2週間になりました。
その間、いくつか講話を頼まれています。

8月22日(水)一般社団法人 離婚準備支援協会・専門家チームの定例会で
「子どもの心のケア・不登校の予防と対処」

→一般社団法人 離婚準備支援協会

8月24日(金)島田市教育委員会社会教育課主催で保護者対象の講話3回目(全4回)
「子どもの成長と発達」

→島田市教育委員会「プチ心理学講座金曜夜間特別講座」

子どもは環境を変えられないので、
周りの大人たちがより良い環境を作っていくために勉強しなきゃならないですね。

事例を交えながら、分かりやすく話せるよう私も勉強していきます。

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夏休みの教員研修(心を伝える技術)

2018年07月27日 | 心理教育プログラム

今年度は、3つの小中学校に夏休みの教員研修を頼まれています。

先日、一つ目の小学校で研修を行ってきました。
講座の内容は、月1回行っている実践心理学講座の中から興味のあるものを選んでもらい、

学校用に内容を調整し直し実施しました。

→実践心理学講座のホームページへ

表題は、「心を伝える技術~ソーシャルスキル教育の実践~」。

初めに中学1年生を対象に行った「心を伝える技術」での内容を
ワークショップ形式で体験してもらい、
「伝え手」はより具体的で正確の表現を、
「受け手」は質問や確認が大切ということを確認してもらいました。

次に、中学校全学年を対象に行った「ソーシャルスキル教育」についてお話し、
伝えるためには技術が必要であること、
またその具体的な内容をお伝えしました。

最後に、小学3・4年生を対象に行った
「友だちと仲良くする方法を一緒に考えよう」
~自分の行動をコントロールできるようになろう~の講話から、
心が成長するには、相手がうれしくなる(元気になる)ふわふわことば(プラスのストローク)を
お互いが使うことが大切だという話しをさせてもらいました。

 まとめのパワーポイント

子どもたちとの関わり方の参考にしてもらえたらありがたいなぁと思います。

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中学生への心理学の授業 年1回ずつの継続

2018年07月12日 | 心理教育プログラム

今日は、市内の中学校へ心理学の授業に行ってきました。

考えてみれば私たちが子どもの頃は、
まだ心理学が今ほど知られていませんでした。

だから、学校で心理学を教えてもらうことなどありませんでしたが、
今は早いうちから(自分の)心について学ぶ機会があって良いなぁと思います。

内容をどれだけ理解できるかは分かりませんが、
心理学に触れておくということが、
後々、自分の考えを豊かなものにしてくれるのではないかと思います。


今回は、中学2年生を対象に

「思春期、青年期の心の変化~ストレスとの上手なつきあい方~」
を行いました。

すでに、この学年は小6の卒業間近に「中学に向けてのストレスマネジメント」を学んでおり、
中1では「自分の心の伝え方(仲間づくり)」を、
そして中2になった今回は「思春期の心の変化」について話しをさせてもらいました。

1年に1回ずつ、その時々に必用な心理学の知識をお話しをさせてもらっています。

こうやって継続していくと、
前回話したことを振り返ったり、さらにそれに付け加えたりなど
一度の話しでは忘れてしまうことでも繰り返していくことで
より内容の理解が深まっていくのを感じます。


今後、「心理学の授業」が子どもたちにとって
他の教科同様、当たり前の授業になっていってくれたらいいなぁと思います。

そうすれば、
ゲーム依存やニートやひきこもりなどにならずに済む若者が増えるのでは…
と思うのは私だけでしょうか…。

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