晴れたのは昨日の午前中くらいまでだっただろうか。午後には厚い雲が垂れ込め、傘を持たずに出かけた自分を後悔していた。
今朝も時折薄日が射すものの、心配な空模様だ。天気予報では、夕方に傘マークがあったから、折り畳み傘をカバンに入れて家を出た。
一切のアナウンスがないものの、電車が遅れているらしかった。ホームに立っていると、冷たい風が吹き付ける。こんな陽気は毎年のことだろうかと去年の記憶を辿ろうとするが、そこはあまり重要でもなく、また印象も薄かったからか、思い出すことが出来ない。ただ、キャンプ場でのイベントに参加し、雨に降られたことははっきりと記憶している。そう書いていると、いくつかの記憶が蘇ってきた。
今年もいくつかの記憶が積み重ねられていくが、そこには夢があるのだろうか。その前に、夢を見ることが出来るのかなんだろうが…